老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

布の断捨離 №3 (縫っても縫っても追いつかぬ)

2022-06-02 20:25:33 | 日々是好日
      

ちりめん擬きの布があった。
これでスマホの袋を縫った。

     

自分に愛想がつくくらい呆れた。

生地がいっぱいある。

その中に藍染の古布。
1メートルくらいが1万円。
家族の誰が、こんな古い布が高価だと思うだろうか?
もっと高価で貴重な布は、世間にはあるが、私にはとても手が出ない。

京都や奈良、鎌倉の古布の店を何回か覗き楽しんだ日もあった。

もしもの事が私にあれば、そんなこんな趣味で集めた古布の値打ちも知らず、十把一絡げで整理されるだろう。
古布は作るより、持っている充実感で時々は手にして楽しんでいた趣味の布なのだ。


今日はスマホの袋をどこにでも転がっている布を使い、二つばかり縫った。

プレゼントしようと思う人の顔を思い浮かべながら作った。


しり取り俳句から。

(枇杷)
     😺     枇杷の葉で入浴剤を昔はも

(岩)
     🐠     湯の宿や釣た岩魚を焼きくれぬ


     👒    日傘似合ふナターシャもカレーニナも

ロシア、あの文学世界のロシアは何処へ、、、。
盗人猛々しい悪魔のようなプーチンが闊歩している。

一刻も早く戦いを止めて下さい。
コメント
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