今日のしりとり俳句。
📚 重宝な古い歳時記秋灯
昨夜、手元にあった歳時記を開いた。
秋の植物のページを繰った。
私の好きな俳人「西本一都さん」の句が目に入った。
🌁 霧雫釣舩草が舟落とす 西本一都
「釣舩草」は残念ながら見た事がない。
パソコンで調べると、特徴が書かれていた。
花弁状の3個の萼と唇形の3個の花弁をもち、距が長く筒状になっている。下の花弁の2個が大きく、雄しべが5個。
花の形が、釣り船のように見えたり、茎から舟に似た形の花が吊るされているように見えたりすることから付けられた。
🌁 つり舟草揺れてやすらぐ峠かな 久保田月鈴子
昭和59年頃に買った、朝日新聞社から発刊された歳時記だ。
写真入りの歳時記は、植物も行事も、天文、地理、、、も多いに良く役立つ。
一都さん月鈴子さん、俳誌で新聞で選を何度か受けた懐かしい方々だ。
俳句をきっぱりと辞めたつもりが、この十年くらいは俳句無しではの生活
は考えられぬ。
捨てないで良かった!
俳句も歳時記も。
しりとり俳句の 「秋の灯」で繋ぎ拾った上記の句。
野辺を歩き釣舩草に出会う楽しみができた。