四国八十八ケ所に発信の寺霊山寺。
今日は何故だか、しりとり俳句で「秋遍路」を繋いだ。
「お遍路」の季語は春。
しかし最近は「お遍路」は便利である。
季節を問わなくなっている。
そして「秋遍路」と秋だけの季語が。
山門をくぐり、一番にお参りをするのが写真の建物。
本堂かな?イメージが少し違うが身にが引き締まる。
ここでお大師さまに初めてお会いをする。
四国に育った。
今も遍路道の傍で暮らしている。
鈴の音も、お遍路さんにも親しく接している。
お遍路の句は数多。玉石混淆。しかしどなたが詠んでも心はしっかり読む人に伝わってくる。
誰、彼が詠み俳句としては一番多いのではないかと思う。
☤ 目薬をさして遍路の発ちにけり
☤ 同行は我が影なりぬ梅の花
☤ 岩走る垂水一番遍路くる
もし句集を作るならば、この3句は絶対に入れる。
(句集は作らぬ。誰が読んでくれる?一冊だけ自家版で作る?いやつくらない。)
しりとり俳句
今日は遍路の句が何故だか、、、
@ 竹を伐る音谺する札所道
@ 秋遍路接待宿へあと一里
@ 秋遍路人恋しければ雲を見る
@ 秋遍路何かに憑かれてゐるやうな
@ みなし栗そこにここにも踏まれをり