父祖の墓地の傍らに咲いている芙蓉の花。
昨夜は夢の中に義母が現れた。
お墓詣りが颱風の影響で一日延ばしになっていた。
少し気がかりだった。
朝、窓から見た空は青く、ラジオの天気予報は空が崩れると言っていたが、青空を目にしたものだから、隣の県までの墓参を決行した。
さぬきから峠を越えて阿波へ。
天気予報どおり、一寸先見えぬ激しい雨になった。
夜と雨は運転を控えている連れ合いが、こんな雨の中を走るのは幾年ぶりだろう、、、と。
墓地に着いた時は、幸いに雨が小降りに。
芙蓉が雨に打たれて花にかかった
雨粒がキラキラとして綺麗だ。
颱風の中でも、お詣りができて良かったと思った。
お彼岸の、お中日が雨、、って記憶は無い。
雪の精のような白い芙蓉。墓地にあって落ちつく花だ。
@ 台風一過墓地の供花吹き飛ばし
@ 秋黴雨墓標は黒々鎭もりて
@ 本降りの雨なり秋のお中日
かってこんな句を
@ 背ナに目のある母の墓洗ひけり
@ 母の名で声かけられる墓参かな