老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

なめたらあがんぜよ~

2019-10-19 11:17:36 | 俳句

    

 

夏目雅子の映画のワンシーンの有名な台詞 「なめたらあかんぜよ!」

この言葉こそ口にはしなかったけれど、心の中では何度もつぶやいた。

眼科の検診に。家を出てすぐ、屋島寺をめざすお遍路さんに逢った。しばらく相引川に沿った遊歩道をゆっくりと歩きながら眼科へ、、、

さっき逢ったお遍路さんは、この公園にバイクを置き遍路寺へ、、、と思いつつ歩く。

家を出たのが10時過ぎ。白い犬を散歩させている人が線路の向う側を歩いているのを見ていた。踏切の遮断機は下がっていた。

すると遮断機は上がった。そこへ琴電がコトコトとやって来た。

 

 

お気ずきです。この写真。!

遮断機は上がったまま電車が通りすぎたではないか!

家を出てぶらぶらと写真など撮りながら 10時半ごろか? 志度発、高松行の電車。田舎の電車だ。のんびりしているが「こんな事あってもいいの!」

『 通る前に 遮断機を降ろし、通る時は遮断機が上がる 』 多分、故障だろうけれど。

 

さて、眼科で診察が終わり、隣の薬局へ。

大きな薬袋に目薬を6本入れてくれた。そして残りの三本を又別の袋にいれようとするから、「一緒の袋でいいですよ」と言うと、「一本は一日4回、もう一本は一日に二回だから、別の方がいいですから」と言う。

(ここへ何年通ってきているのだ。お馬鹿さんめ)と心の中で思った。

「色も違うし解っていますから、バックに入れるので一緒にして下さい 」と言う。

いままで臨機応変に対応をしてくれていた薬剤師もいた。ああ、、、勉強はできてもな~、自分の思った事、まっとうな事を口にする薬剤師。そう間違ったら困るもんな~、、年寄りだと思ってナメテいるな。そんなに年寄りに見えるのかいな!

どうしてこれくらいで腹をたてているかって。

そう昨日の出来事。

移転通知を完全にやっていなければ郵便が届かなくなる。その手続ずきで証券会社や市役所の出先の支所へ行った。

私は免許書をもっていない。顔写真がなければ、書類の手続きは最近は駄目みたいだ。証券会社の窓口で免許証とマイナンバーは以前に住んでいた場所と現在、住んでいる場所、両方が解らなければならない書類が必要だとの事。

これこれしかじかの書類を揃えて下さい、、、私はお客だから丁寧に言うが、、、。そこで

「顔写真の写っているパスポートを以前、免許書の代わりに持ってきたら駄目の断ったのはお宅の証券会社ですよ、、」

と言うと、、

「まことに申しわけございません、パスポートで結構です、、、」とのたまわる。

無駄足になった。他の諸々の会社の手続きもある事から日を違えて出直すことに。

それで、又市役所の出先に住民票をもらいに。そこではマイナンバーの書き換えは出来ないから市役所へ行って下さい。ここでも書類が完全に整わなかった・

 その時の出先機関の職員の優しい接客態度。

後ろからしゃしゃり出て来た別の女性職員が指を立てて

「ひーとー つー」印鑑。「次に ほーけーんーしょー -」とかんで含めるようにゆっくりと、おっしゃって(皮肉)下さる。指を折る。

「もう、ひーとーつー@@@@-」腹がたっていてもう後、二つ三つは何だったか忘れたが。まるで幼稚園の園児に言うように、上から目線で、この女、何、考えているの?と思ったから

「同じことを何度言うのですか、その言い方、、もう解っていますよ」と言ったら、黙った。

私はそんなに、わからずやの、ぼけ老人に見えるのかと自分で哀れと怒りが同時に沸き上がった。 (正直 ぼけてはいるが)そのくらいで頭を沸騰させるなよ!

そんな事が

この二~三日続いたものだから、琴電のこのミス、、見逃せない。危険極まりないと写真に撮った。

 

 

 

ある、二人からプレゼントをもらった。明日、逢うことになっている。

夕べはお返しは何にと思い、忙しいお二人さんに来年のスケジュールの手帳を買い、それにカバーを付けた。

趣味がよくわからないから、同じようなのを二枚縫った。

 

ああすぐに腹を立てるのが老人の証拠。昔からすぐに腹は立てたが、もう少し賢い人を、(老人はすべて弱者だから同じに扱えってか?)窓口には置けよ!お前らも、そのうち老人になるのだから。

「なめたらあかんぜよ」 以上!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   夜なべ  

2019-10-17 16:55:18 | 俳句

   

 

ちゃらんぽらん、、、も又よい。

昨日はデパートへ。用事を済ませて、台所用品や家庭着の売り場を覗く。冬用のスリッパを買い、割烹着やエプロンを見てまわる。自分が、お手製の割烹着を縫う時のヒントがあればよい、アイデアを借用せんとデザインの盗み見。我田引水になるが、私のお手製の割烹着の方が数倍よいと思った。(もっと謙虚にならなくては駄目だよ。)

 

数日前から取り掛かっていた新しい割烹着を深夜近くまで頑張って縫い上げた。間で夢中になっているゲームに時間をさいているから、なかなかお裁縫がはがどらない。ちゃらんぽらんな生活をおくっている、、がやっと昨夜仕上がった

 

          モーツアルト夜なべのミシン弾みけり

 

          夜なべや最終電車とほに過ぎ

 

夜なべ、夜業、切実感があるが私の夜なべは、お遊びの延長にすぎない。

 

          夜なべの手休め勉学子に声を

 

          舌をさす生姜糖ふふみ夜業かな     

 

     

 

三越の隣のマンションのベランに眼をひ引かれた。ブーゲンビリが咲き誇っている。お隣のベランダも。これも、我が家のベランダのヒントにしようと、撮ってみた。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   秋祭り

2019-10-15 11:09:31 | 俳句

 

一昨日は町内の大宮八幡宮の秋祭りだった。

ぽんぽんと揚がる煙火に誘われて、ちょっと祭りの見物に。

まあ、こんなに賑やかなお祭りとは想像をしていなかった。

神社の境内に氏子代表の屋台が華やかに10基は並んでいる。

 

            お旅所は屋島の裾や小鳥くる

 

  

 

屋台のかき手のお揃いの衣裳がそれぞれに模様が美しい。祭りと云えば伊勢音頭。ここも良いが、、、少し調子が乱れていた。まことに残念だ。しかし重い屋台をかきながら、ご苦労さま。

 

           秋祭氏子となりて小半年

 

   

 

お神輿のおでまし。担なっている町内な人々が皆さんお歳を召しているけれど元気に頑張っている。 初めて見る祭りの光景に氏子としての意識がわきあがる。

 

           祭酒ぷんぷん屋台宙を舞ふ

           砂煙たてお神輿を練りきたる 

           屋島震はせちよーさじゃお神輿じゃ 

 

  

 

祭もたけなわ、合図で奉納の獅子舞いが始まった。

お獅子の衣裳は、判官九郎義経の図柄だ。

 

      

 

鉦も太鼓も佳境になった。シャープに激しく、優しく緩やかに舞う。ただ舞っているようには思えぬ。物語があり、あらすじもあり、それを知っていれば残念、もっと楽しいのにな。

 

         

 

            祭獅子舞ひ終へ父の顔となる

 

獅子の頭を脱ぐとイケメンがニコニコと出現をした。26歳のまだ青年が見事に舞い終えた。神社を守る一番近い最寄の氏子達の獅子舞の奉納だった。

 

  

 

お旅所のような?小さな場所で神事の行事を終えた神輿が本殿に戻って行く。 夕日が沈みかけて風が冷たくなってきた。(お祭りすんで日が暮れて、、、、ひばりのお祭りマンボがうかぶ)

  

        

 

屋島の祭り。それなりに、いやそれ以上の驚きがあった。かって全国の主だった祭りの見物に行った。そんな元気は今はもう無い。住んでいる町の祭りの発見!充分ではないか。


           🍎     お茶うけは生姜糖 なる新松子

             

 

 

        

 

        

 

       

 

      

          

  

      

            

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  ぼけます小唄

2019-10-13 10:16:57 | 俳句

        

 

(ぼけます小唄)

夫がもらってきた、御座敷小唄の替え歌。

面白い。  ( 何もしないで ボンヤリと テレビばかりを見ていると 暢気なようでも 歳をとる いつか知らずに ボケまする、、、、、)   えんえんと五番まである。上手に作っていて思わず笑いながら口ずさんだ。まことに、(仲間いないで お酒旅行も嫌い 、、、、)

 

俳句を始めた頃。何十年も昔。俳句には興味などなかった。夫の知り合いの神社の神主さんから月に一度電話がかかてくる。

「ご主人はお帰りですか?今晩は句会をやっていますからおこし下さい。

一年は続いただろうか?よくまあ、何度も何度も誘ってくださったものだ。

夫から、あんた僕の代わりに行ってくれんか?とお鉢が回ってきた。

しかたなしに、お付き合いだ、夫の顔をたてようか?と思い出席したのが私の俳句の始まり。

 

そこでの会話から想い出した事が。

神主さんの友人で、その頃、住んでいた街の名士の事。退屈するといつも遊びに来る。神主さんが

「何か趣味に興ずれば、、、退屈まぎれになるよ。 俳句は、、、、ウムー 神社の境内でやっているゲートボールをしたら? ウムー、、、」

彼は、ほんとうにその街では誰も知らない人はいない人。幼稚園の園長は娘にゆずる。近隣に聞こえた製紙会社は廃業をして、ホテル経営に、、、。一線を退いて、何もやる事がなくなり退屈をかこっている。神主さん曰く!お金もあり名声もあり、さて困った。老後の過ごし方。俳句も南画も茶道も、、、神主さんの元には教えを乞う人が集まってくるが、名士は、おしゃべりくらい。

句会の後、神社の裏手で実った柘榴をお茶請けにしての話。

 

     

 

いちぢくの時も、神社のお祭りのお下りの銘菓や、出入りの人のお土産が句会の机の上にはいつも山のように置かれていた。 ああ懐かしい。

名士はボケタ?ボケなかった?

 

他人さまの事など言ってはいられぬ。私にもボケ症状が、、、ありまする!あ恐い、さあどうしょう?

つまらぬブログを日記代わりに進行を少しでも遅らせたいものだ。

 

      🍎    夏籠ゐたと口々久に会ふ

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

        ラグビー

2019-10-12 10:18:03 | 俳句

                   

 

日本列島は颱風で荒れ狂っている。

幸いに我が街の状況は落ち着いているみたいだ。10数年前、このマンションにも高潮の水が逢引川まで遡ってきて、マンションのエレベーターに水が入ると大変ということで住人達が集まり、玄関に土嚢を積んだり、水を掻きだしたりするなど大騒ぎをした。きっと想定外の出来事だったのかもしれない。

マンションに被害は無かったけれど、附近には腰までつかった郵便局があったり、町内の家々も床上浸水の被害がたくさんあって初めての出来事に驚いたものだ。

マンションの管理人の家は留守の間に車が浸水をしていて困ったとか。

この町も高潮の警戒は怠ってはならぬ。その経験が災害の最も恐い事だと教訓になった。

 

昨日は、自分の町に影響が無い事をいいことに、ミシンでのお遊び。

静かに落ち着ける普段の雨は好きだけれど、このような颱風を、千葉県のことを思うと、不謹慎だな。

手帳のカバーを作った。

ラグビーの日本代表のユニホームの胸のワッペンと同じ🌸のワッペンがあった。それで思いついたのが、カバーに桜のワッペンを貼り付けること。俄かラグビーのファンとしては想い出の品になる。

「ガンバレ 日本」「ガンバレ、ガンバレ」  ちなみに「ラグビー」は冬の季語。

 

      ☆    ラグビーや緑の大地のあるかぎり    櫂

 

          

 

近くの陸上競技場で市内の小学生の代表が集い記録会をやっていた。

この中から将来の日本を背負う運動選手が出てきて欲しい。

 

     ✈     さはやかな風よミシンの軽やかに

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする