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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  「うまい俳句はいらない」

2019-10-11 08:58:04 | 俳句

  

 

他に楽しい事を見付けて?俳句がどうでもよくなっている昨今。

スランプかって?、そんな大それたことが言える立位置とは違う。田舎の俳句愛好者が俳句が詠めないからって、スランプなどと言葉を使うとちゃんちゃらおかしい。

が、、、この開き直って悟りを開いた自分を誉めたいことは嘘、ほんと。

昨日は誌の締切日だった。急遽10句作って、明日になろうとする時間にポストへ足を運んだ。

もし何か月先で俳誌が届く。投句をしていなかった?ページを開く時、没と違い、投句をやりなかって白紙とは、判っていても、やはり淋しいと思った。又、俳句熱が甦っているかも知れないと考えた末、おざなりの付け焼刃みたいな句を投句することにした。

 

       


「KOSIはモンロー主義というか孤高を守っているイメージがこれまで強くあった。」

300記念号での前主宰と編集に携わる人との会話。

読み進むうちに、自分が思っていた事と思うことが全く同じ。合点。こころの中のもやもやした霧のようなものの正体が見えた感じ。

「 (現代俳句月評)ではいい句をいいと言うだけのこと。____俳誌を含めなかなかうまくいっていない。なぜかというと、ほとんどな場合、エールの交換、、、、」
 
「、、、、、少し手軽に俳句を身につけられないかと思ってっている。教える側はただのレッスンプロになってしまうし、学ぶ側はただハウツーを学んで、ああよかった、、、、」
 
「 KOSIでは、こういう俳句をほめているんだなと外の人たちが認識するってことで、また違ってくる、、、、、、」
 
まあ、一読をすると考えさせられる事ばかり。全没になったと哀しいがっている自分の見当違いがよく理解できた。
 
もっともっと、前主宰の語ることを書きたいが、この結社で学ぶ幸せを充分に理解し、自分では消化しきれていない想いと全く同感だったことが白日にさらされたような対談の中味であった。
 
ますます、俳句感が難ししくなった。詠めないことは抜きにして、モンロー主義か!思い当たるふしは往々にしてある。
 
 
 
最近、野原や空き地を真黄色にそめていた、背高泡だち草が影を潜めた。その花がほんのわずかに更地にあった。まだ黄色くなっていなかったが、あればあったで邪魔者の外来の花、無ければ咲き誇っていた泡立ち草がおお、生きていたかと懐かしかったり、、、、、
 
 
道ばたに咲いているコスモス、背高泡立ち草、田舎の俳句愛好者はさて、この花をどう詠もうか?
俳句などどうでもよくなっていたのとちがうのじゃなかったけ?
 
 
 
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    聞きたいな~ 志度の祭り音頭

2019-10-06 23:54:37 | 俳句

  

      ( 我が家の西の窓から下を通る祭りの行列 )

台所仕事をしていると、太鼓の音が聞こえる。

急いでカメラを取りに、、、、後ろ姿の祭りの行列が。

今、屋台が通っている県道を挟んでこの祭りの行列は我が町内の祭りとは違うのだ。神社が隣の町内に属していて氏子もその神社の人達。ややこしい。

 

  

 

カメラを持って、窓辺に走るともう後ろ姿しか見えない。

屋台に乗って太鼓を叩いているのはどうも女の子ばかりみたいだ。(四人)

太鼓の真ん中に撥がきちんと当たっているの? 撥の先は太鼓の縁を叩いているような音。土地によってお囃子も少しづつ違うのかな?

 

志度のお祭りが懐かしい。夜になるとお神輿の提灯に灯が入り静かに静かに「伊勢音頭」を唄いながら、町内を練り歩く。

とりも取りあえずこの祭り囃子が聞こえてくると急いで玄関の前に近づいてくるお神輿を迎える。この「伊勢音頭」を一年に一度、聞くだけでこの町に住んでいて良かったと思ったものだ。

我が家の秋祭りは来週の日曜日らしい。露店をそぞろ、そぞろと冷やかしに行こうかな~、、ちょっと好奇心が強い、早く言えば童心に返る???

 

     ☆    鈴鳴つて神がかりゆく神輿ぶり    櫂

    

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    亀は万年 馬鹿は残念

2019-10-05 19:08:18 | 俳句

    

 

八月の末、満濃公園にコキアを見に行った。

その日はロックヘェスタがあって、そんなのを知らぬ私達は迂闊にも行ってしまったのだった。

二日間で全国から5万人ものロックファンが集う催しだという。

せっかく訪れたのだから、コキアの丘だけ見て帰ることにした。

 

イベント会場のロックバンドのうなり声と観客の歓声が讃岐の丘陵地帯を割れんばかりに震わしている。

イベント会場の裏側がコキアの丘だった。そこでお弁当だけを食べて帰った私達は何も知らない浦島太郎みたいだと気がついたのは昨日のテレビだった。

選りすぐりのロックバンドの有名なお祭りが満濃公園で20回目だったとか。

歌っている。後期高齢者には理解が出来ないが、心と頭はリズムで横に振れる。ああ、淋しいな~。

 

「そこで 歌っていた歌詞、、、{ 亀は万年 馬鹿は残念}、、」このフレーズを聴いた私、えらく感心をした。やっぱり一流のミュージシャンは作詞も作曲も、素晴らしいと感動をして、今朝は何度も、この歌詞を口ずさんで夫に笑われている。

  

  

 

コキアの丘から、いつも楽しむ公園の花々の咲いている場所へはゆくことが叶わなかった。この 臭木の花 の花だけ唯一この日写真に撮ることができた。 

 

 

関西電力の会長や社長 、、、は?

いつも夫との諍いで我が家の夫婦が口にする言葉。

「おまえの常識は僕からは非常識」

反対の時も。ささいな諍いだから、どんな事か忘れている。

反対に

「あなたの常識は、私からは非常識」

 

ムムム むむむ 、、、それで終わりだが。

 

関西電力の面々は非常識を常識の範囲内だと正当化し(死人に口なし)でみっともないったらありゃしない。

彼等の常識はどうなっているの?我々からは非常識だと思う、いいや全く言語道断だ。

 『 亀は万年(心臓に毛が生えている) 馬鹿は残念 』 この言葉を熨斗をつけて贈ってあげよう。そんな事を考えた、素晴らしいロックの歌詞だった。

 

    

 

     📯     山の雨急に来にけり臭木咲く

     🎻     花梨の実仰ぐ故郷に続く空

 

 

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     ミシンの調子が良い、、、   

2019-10-04 22:14:34 | 俳句

    

 

そろそろ涼しくなったから、お裁縫を。少し季節はづれだが薄い水色の帯地でポシェトを作った。お世話になっている方にプレゼトをするもので、どうしても作らなければならなかった。これが機会になってお裁縫シーズンの始まりだ。

  

     

 

裏側にポケットを付けてハンカチが入る位の大さ。

 

     

 

ずいぶん前に作った私の袋。縦20センチ、横15センチ位の大さ。紐を付けてポシェトにした。高山寺に行った時買った鳥獣戯画の小さい風呂敷で作った。(いつも名所に行った時はそこの土産店で買うのが風呂敷か、お扇子と決めている。)

 

       

 

今日は久しぶりに買物に使った。ポケットには、ファスナーを付けている。ここへは、診察券や印鑑を入れれる。

もう一個巾着を縫った。これも人にプレズントの品。楽しい季節になってきた。

 

俳誌が届く。 可も無し不可もなし。

 

     ☆     金魚掬ひ金魚で底が見えぬほど    弘至

     ☆     たましひを包みてあおし柏餅     弘至

 

今月の主宰の句。主宰は最近の選が少し甘いと思う。そして反対に前主宰の選は辛くなった気がするのは、私だけだろうか?

 

     🐚     風蘭が匂ふ部長室に呼ばれ

   勤めていた時に呼ばれた部長室でむせ返るように匂っていた。想い出して詠んだ句が選をされていた。

 

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     日照雨

2019-10-03 21:57:45 | 俳句

 

    

 

 医大で目の検査。目の検査といえど検査は肺のレントゲン写真を撮って診る事、良くも悪くもなっていない小康状態だった。まずはめでたいというべかり。

再診の患者や個人病院の紹介状を持った人たちばかり。 待合室の椅子は椅子取りゲームみたいだ。不健康な顔色で生気の無い人ばっかり。やっと空いた椅子を見付ける。

スマホの猫の動画を観るのにも飽きた。14~5人の先生方が診ているが、どの先生の患者も短くて2~3時間以上待つのは当たり前。私の順はまだらしから急に思いつき病院の美容室にカットをしてもらいに行く。

 

      

 

帰りは猛烈な雨。自動車の前がワイパーを動かしていても見えない。それが10分も走ると靑空に変わる。しかし雨は降っている。

 

              

 

久しく食べていない「うどん」を食べに。(糖尿病の数値が悪くなっているから、好きな「うどん」を一か月も我慢をしていた)

照ったり曇ったり、青空だのに雨。日照雨だ。思わず「そばえだ」と口にする。

私の身体と同じ。日によって健康。日によって半病人。照ったり曇ったり定まらないのは、日照雨に似ているようだ。そんな一日だった。

 

      🌈     うどん屋にかけこむ秋の時雨かな

      🌈     予約日は半年先や百舌鳥日和

      🌈     身に沁むや青き空より日照雨  

 

 

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