老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    懐かしい声 声

2020-01-18 18:56:29 | シニア
    
     (花舗の薔薇たち、、、今日の私のよう 春 だ。)


電話がかかってきた。
時々はお喋りを交わす友だ。

彼女がちょっと代わるからと、、、
「今日は!」
誰の声だか分らない。
「私 Hよ」
「ええええ、、、お久しぶり。」

「次に代わるからね、、、」
次の人と代わったが誰か分らない。
「私、Gです。 あなたの住所を聞かれたけれど判らないから、今日は皆で集まって食事会。このうちの誰かが、貴方の住所を知っていると思って、、、」という事になったらしい。

「みんな、何年ぶりかしらね。懐かしいね。」

延々とおしゃべりが続いた。

新しい住所録を作るから、、、、貴方の住所が変わっていて郵便物が戻って来るから、、調べてと、、、どなたかが言ったらしい。仲の良い人が集まっておしゃべりと食事をしている、、そこから電話がかかってきたのだった。

「私は風来坊で、、、」
と笑いながら皆で近況報告をしあう。

みな、最後は病気の話と、誰彼が亡くなったとか配偶者が亡くなったとか、良い話ばかりではない。

何十年ぶりだと色々あったさ。! 幸せ、不幸、混ぜ混ぜの何十年間だったみたいだ。

しかし、嬉しかったな~。三人の声が聞けて。
又、同窓会の案内が来るかも。住所録だけでも作っておけば何かの時に役立つかも。

そんな、心が温まる、今日だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   自分らしい生き方

2020-01-16 11:34:26 | シニア
      
 
やっと仕上がった。絹の厚手の生地。煙草に焼けた跡があった。姉の家族の誰かの着物だったのだろう。しっかりした厚手の生地だし、木綿だと絣模様の感じで私の好みだ。
いくら縫っても、着て行く場所は無い。何年も大事に温めてきた生地。何に?どんな形にと考えたあげく、いつもの割烹着の型紙で外出着になるように仕立てた。一番、無難で着る機会も多い?多ければいいと思って!
10日はかかった。今日は裁つ、今日は肩。今日は襟をつける。無理をしない程度のお裁縫。
早く来い来い春よ~。
 
        🐇    旅衣初縫いのミシンリズミカル
 
 
         
 
室の花を並べる部屋。ここでパソコンを打つのが一番楽しい時間。
 
そんな時、ふと、尊厳なる言葉が浮かんできた。「死」によく用いるが、生きている間も尊厳使っていいのでは?プライドを持った、そんな生き方をしているだろうか?
惰性に流され、いい加減に喰って寝て、明日は死ぬかも知れぬのにダラダラと時間を潰している。
モーツアルトのバックミュージックを流していた。モーツアルトにはそんな力もあるのか?いいんですか?あなたの生き方を問いますよ!
 
 
         🌷     空白の終活ノート林檎むく
 
         🍎     窓へ首かしげ室咲シクラメン
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

    挨拶くらいしようよ!

2020-01-15 16:35:52 | シニア
         

最近心掛けている言葉。
「有り難うございます。」

お世話になった方に親切な方に、さりげなく気を使って下さった方に、「有り難う、、、」と言ったかしら。こちらの思いが伝わったかしらと、、、思う。必ず言っているつもりだが、、、。

それと、反対に有り難うと云う言葉が聞きたい、言わねばならぬ場面で「有り難う」と聞けない、言わぬ人が往々にいる。

向うの家に住んでいた時、犬と散歩をしながら、町内の人に出会うと必ずこちらから「お早うございます」「今日は」「今晩は」と声をかけたが、10年間に一度も挨拶をしても無視をした夫婦がいた。

昔は社会人としてやってきた(まあ高給取り)だと町内の人は云いながら、彼ら夫婦に抱いている思いは何人も私の思いと同じだったみたい。

「有り難う」という言葉を言うことを忘れている人達。今更彼らに教育はいらぬが、お付き合いをしていて不愉快な思いにゆきあたる。



     

ナナメ。私達が餌を持って行くのを待ってくれている。

     

車の音がすると玄関へとんで来る。
足元に纏わりついいて離れない。ニャー、、ニャー、、と話かけてくる。
抱きあげるとほんの1分、すぐ胸から跳び降りる。

玄関の戸を開くと、二階に登り、台所を一巡り、家中をくまなく歩いて、ここは、、、?と。(私はここの子と思っているんだよ~)

一度、ナナメを家の中に閉めこんで帰ったことがあった。翌日行くと、玄関の戸を開くやいなや、二階からナナメが飛ぶように降りてきた。
家の中にうんちも、しっこもしていなかったので安心をした事があった。

       

唯一、向うにはこの花が咲いている。
日影でも逞しく、毎年、寒いこの頃に花開く。

私が花の傍に寄れば、ナナメもついて来る。顔は少しブサイ猫だが、こんなにお利口な猫はいない。勿論ハナちゃんは可愛いかった。ハナちゃんにもナナメにも無償の愛をささげることが?
一緒に住めぬから、できる限り餌を持って行く。癒される。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

    夢、夢

2020-01-13 14:05:57 | シニア

        

 

NHkのEテレの続き。

司会は女優の賀来千香子、その日のゲストは安藤和津。

夢の実現に向かって長崎の離島で老人ホームを開いた夢の実現者がメーンで番組が進行をした。

 

そして最後に夢を箇条書きで100個。二人の女優が上から順に10個の夢を紙に書く。

賀来千香子は

> 赤いオーロラを見たいと、、、次も次も失念。

安藤和津は

> 一番に脚本を書く。次は親子三人がレッドカーペットを歩く。芸能一家らしい夢を10個書いていた。。。。。

 

そしてテレビを観終わって、私に夢があるだろうか?と考えた。

昨日も今日も考えているが、私には夢が無い。

それは、現実的、短絡的で、、、「金」が欲しいとしか思いつかぬ。

金が有れば、何でも叶う。。ああ夢の無い自分だ。

 

吟行を兼ねた旅。師の主席する俳句会。

しかし、身体がついてゆかぬという現実にひき戻される。

 

かって、叶えた夢があった。

願わくば花に下、、、西行さんのように世を捨ててなんて。。。

晴耕雨読の毎日。スローライフの生活。海の見える家で猫と犬を飼いのんびりとした生活。長年の夢を実現をしたのもつかの間、楽しかった生活も、現実には勝てず病院の近くに越して来た。死ぬにはまだ覚悟がないようだ。

 

つぎの夢を探すぞ、見つけるぞ!    頑張るぞ!

 

          棒撓る初跳びポニーテールゆれ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   お脳が壊れている

2020-01-12 10:14:08 | シニア

           

 

二~三日前から咲き始めた。

マンションで育てやすい花はこれだ。

 

今朝は三日前に観たNHKのEテレの番組が印象に残っていた。

さあ内容はどんなかったか?印象に残った良い番組だったことは記憶に!しかし全く内容が思い出せない。

蒲団の中で30分は一生懸命に、さてさてどんな内容だったか思い出すのに必死だった。

 

> 五島列島のとある島で老人ホームを開設した、東京からの移住生活者。

> もう一人は、お箸の美しい持ち方、正確な使い方を孫に指導をしている女性の話。孫の成長に合わせて箸も手造り。

素敵な生き方をしている人達が生き生きと放送をされていた。

 

      

 

この番組の内容を想い出すのに30分も蒲団の中で考えた。少し・いやいや脳の壊れ具合に以前から気づいていたものの、これほどひどかったとは、悲しい哀しい、、、、

 


 

          戸の外も内も離せぬちゃんちゃんこ

           ちゃんちゃんこあみだ籤にも残り福

久しぶり、台所俳句が出来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする