老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   えんどうの花

2020-01-09 20:04:19 | シニア

 

小春日和。

買物帰りに車を降ろしてもらい散歩をする。

暖かい。新川の土手にそって歩く。風も無いから川に沿っていても苦にならず冬であることを忘れている。

遠くに見える競技場の一角。このような見慣れぬ風景も。。。屋島のなだらかな起伏の向うに八栗山がこのような景で望めるとは。初めてのロケーションだった。

 

 

 

豌豆の花を見つけた。

愛しさがこみ上げる。たかが菜園の豌豆の花に。

今、住んでいるマンションの周辺は田舎都市でありながら、まったくの田舎とも言い切れず、わりと季節感が少ない。

 

最近、いや昔から頭が固い。そのうえ、老人性の硬化が始まっている。他人さまの欠点がよく目立ち、嫌いだと思うと妥協をしない。衝突をする前に避けてしまう。今更、何の努力をするの?そう思って健康に良いし、生活もエンジョイできる場所と解っていても、、、、足が遠のく。ああ世間を狭くしちゃっている。

自然は良い。ささやかな菜園の豌豆の花に感激をするなぞとは、先が思いやられる昨今だ。

 

     🍎     ポケットの小銭が鳴るよ宵戎

     🍏     涙腺がゆるむ豌豆の花白し

     🍎     恵方巻くるくる回りくる寿司屋  

 

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   独楽が回っちゃった~

2020-01-06 19:48:53 | シニア

            

              

 

四国村で蠟梅が咲いていた。

良い匂いがする。カメラを構えている人に気づく。その先に蠟梅が。今年になっては初めて。 バックの藁屋根が山間部の景色をかもし出していた。

 

            蠟梅や御手洗に水みなぎあり

 

    

 

四国村の職員が訪れた子度達を相手に昔の遊び、玩具でもてなしをしている。

 

    

 

床几の上に並べられている玩具。

お手玉、独楽。だるま落とし、けん玉、万華鏡に水鉄砲。

じゃじゃ馬の私はこれらの玩具は男の子と一緒によく遊んだ。

 

    

 

ここの場所に竹馬こそ無かったが、竹を伐って作ったぽっくり。紐を付けた履物。月並みな言い方だが、「懐かしい」の一言。

 

   

 

独楽回しをしている本当にイケメンの青年。

独楽を回すのに三日間も練習をしてやっと回せるようになったと言う。(笑い)

昨年、京都の芸術大学で民族学を学び、四国村の職員の一員になったらしい。

 

私なんて女の子だけど、ここにある玩具はお茶の子さいさいで使えるのよと言って独楽を回して見せた。まさか、本当に回るとは自分でも想像外だった。おてんば婆の面目躍如ってところだ。

 

          独楽回るぶんぶん風の渦うまる

最近の若者は、、、などとは云わぬ。時代が代わればな~。まこと草食系だな!

 

          高くあげるお手玉昼のあはき月

          隠居部屋軒に吊りある干し大根

 

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       餅花

2020-01-06 00:37:52 | シニア

 

     

      ( 四国村で見た昔の四国の正月風景のうちの「餅花」)

今朝は夢うつつに、早く起きなさい、餅つきが始まるよ、、、と母の声。

 

四国村で見た懐かしい餅花の記憶が夢を見させたのだろう。

餅つきの時の私の遊びと云うか、お手伝いと云うか、柳の枝に餅の花を咲かせる役目だった。臼で搗きあがった白い餅に紅や緑の色で染めた暖かく柔らかい餅を一センチくらいの太さに伸ばし適当に丸めて枝につける。

誰が取って来たのだろうか?一メートル位の大きな柳に結ぶ。(我が家の近所で柳がある場所が思い出せぬ)

この写真と全く同じ。緑に染めた餅もあった記憶がある。

そして、麩やきの、鯛、打ち出の小づち、小判などの菓子も吊る。柳の枝が揺れるとこれらの飾り菓子が触れあって カラカラ と音を立てる。

それを玄関の箱階段を登り一番高い柱に括りつけていた。

玄関は西に向いていた。戸が開くたび西風が入ってきて餅花が揺れる。

懐かしい正月風景だった。

 

         餅花や三和土に影の踊りけり

         餅の花咲けば箱回しが来るよ

 

              

 

この三方に乗せた鏡餅。柿、裏白。橙。

床の間に置かれていた。全く四国地方の正月風景、我が家と全く同じだ。

私の子供の頃の懐かしく楽しい正月行事。

母さん恋し、はらから恋し、、、そんな昨日今日だ。

 

自分の子供は、はてさてどんな正月風景がまな裏に甦る?そんな想い出を作ってやれたかしら。 🙇

 

 

 

 

 

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   四国村へ足をお運び下さい

2020-01-04 10:30:13 | シニア

       

 

今年は心を入れ変えて、身体をもう少し動かす努力を。

一昨日は屋島の麓を散策。昨日は四国村へ。

三が日でお詣りと観光客でいつもに無い賑わい振り。

 

四国村は子供の頃を想い出す、来るたびに郷愁の甦る場所。

一年間はいつでも入れるパスポートを持っていながら月に一度くらいのペースでしか訪れぬ。何故?ちょっと飽きた、、、、

 

     

 

水の豊富な四国村。どこを歩いても水の音がする。

中腹に小さな作り滝があり小さな石の仏さまが。綺麗な花がいつもお供えされている。

                  

綺麗な落葉が流されていた。

 

大阪から来たと言う女性と出会う。青春切符を買っての旅だそうだ。

自分も客観的に見るとこの二人の旅人と同じ、全く同類だと感じた。良い意味でも悪い意味でも鏡に映った私のようだと感じた。

まぎれもなく初老?いいや老人そのもの。木の葉髪で大きな声でしゃべくる。羞恥心が少なく(お二人はそうでは無い)行け行けさっさで凄い行動的だ。私も元気だと、もっともっとだろう。

羨ましいな~!

昨日は丸亀市の中津万象園で遊び、今日は屋島の四国村で明日は金毘羅さんへ、、、

彼女達の住んでいる城東区って場所は自然が無い?から、この近くに住んでいる私が羨ましいと、、、言ってくれた。

先日は長野県から来た一人旅の女性に逢った。彼女は独り暮らし。バックパックを負い家を出て10日めだと言っていた。足取りも軽やかに日焼けをしたお顔で元気そのもの。お正月は家で迎えたのかしら。

強い女性に出会うと元気を貰えるが、そうもゆかぬのが衰えた頭と(こっちがすざましい)身体。

 

          

 

水仙の丘がある。期待をして来たが未だ、、

 

      

 

黄水仙がほんのちらほらとだった。

 

今年は少し体力をつけなくちゃ。

 

 

 

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   パソコンがおかしかった

2020-01-01 17:47:35 | シニア

       

 

明けましておめでとうございます。

 

昨夜は困った。

パソコンが開いても、インターネットに繋がっていないと表示された。

昨日はネット俳句の締切日。いつもだと2~3日、故障をしても困らないが、少し焦った。句は出来ていぬが、投句をパスする気にもならぬ。

自分で何度もどこが悪いのか確かめるが、原因が判らない。

ここをこうしてと、、、パソコンにインターネットに繋がらぬ場合の説明が書かれているが、、、さあ困った。

私の力ではどうにもならぬ。

いざ投句となると、スマートホンでもできるけれど、こちらは心もとない。

NTTの故障係に電話する。ドコモと光ネットの契約を結んでいる。113の故障係は出てきたが、ガイダンスに沿い、プッシュボタンを押す。大晦日がから、ガイダンスどうりにやっても上手くゆかない。

やっと最後に信号音が終わると、ご用件を録音します、、、という所にたどりつく。

「、、、、、最後に、今夜の12時が投句の締め切りだから困っています、、、」

通じたのだな~!折り返し電話がかかってきた。

「ああして下さい。こうして下さい。」と優しく教えてくれる。

横文字で言われても理解ができない。

「私は後期高齢者です。耳も聞こえ難い、、、」と正直に言う。大きな声でゆっくりと説明をしてくれた。光がついていますか?消えていますか?。。。

器械を前に言われたとおりの動作をした、、、ら上手く直ったた。

大晦日の宿直勤務だ。今日は故障者が順番待ちだと言う。

普通だと故障をしても困らぬが、今晩は締切だと。。。お婆さんが言うから、どうも優しく優先で接してくれたらしい。

半時間ちかく私のために時間を費やしてくれたみたい。10時近くなっていた。

本当に助かった。有り難うございました。

こうやって、ブログも書くことができた。

自分の本心が垣間見えた。投句をパスすればよいのに、それをしなかった。俳句を止めた興味を失ったと云いながら、、、、繋がるようになったページを前に俄かの即席の句を作った。やっぱり俳句が好きなんだな~私は!

 

          歳晩の千客の一人美容室

          元日や寅さんの映画なつかしき

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