屋内禁煙の範囲が四月から広くなりました
昔に比べれば喫煙者も減っていますが
まだまだ喫煙者も多い
喫煙による体のダメージは
すぐには出ないでしょうから
寿命の間何とかやり過ごせば
喫煙したって喫煙者個人にとって関係ないともいえる
志村けんさんのご逝去をもって
コロナウイルスの怖さを喧伝したりする人もいれば
だからSTAY HOME!という方向へ人を誘導するのに利用する都知事もいる
でも忘れてはいけないのは
ヘビースモーカーだったという事実
呼吸機能というのは中年以降年齢とともに低下する
これは他の臓器と一緒
タバコはこの低下速度を速める
呼吸をおこなうためには
肺胞までしっかり機能しなければならないのに
煙草によって肺気腫になっていれば
肺胞がかなり壊れていて
十分な換気とガス交換ができない状態になっている
もともと機能が落ちているところに呼吸器感染症を起こせば
重篤化する可能性が高くなるのは明らかだ
これから先コロナウイルス感染症に限らず
変異したウイルスによる呼吸器感染症は出てくるはず
その時少しでも肺機能が良い状態で迎え撃てるかどうか
喫煙の影響は大きいのではないかと思う
志村さんはそこも伝えたいと願っているはずだけどなぁ
そして 「吸っていたって だいじょうぶだぁ~」
とは言わないと思いますよ