Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

監視体制

2020-04-20 | 想い・雑感

毎日のようにメディアや公務員から

脅され続けているような毎日になっています

危険性を強調されると

人はプライバシーなど放棄しがちなものだと聞きます

また不安になると狭量になるといいます

 

そうならないためには

冷静な目が必要です

 

今までわかっていることからすれば

COVID19感染症の致死率は平均2%程度

エボラのような強毒性ウイルスではなさそうです

ではなぜ感染対策会議の面々が口を酸っぱくしてSTAY HOMEを叫ぶのか

それは有症状の感染者に対してきちっとした医療が提供できる状態を

維持するためです

 

医療サービスの提供が維持されれば

救える人をきちっと救えるわけです

さらにはその状態をキープできれば

近い将来治療薬かワクチンそしてその両方が開発され

治療できる病気になっていくわけです

 

ニュージーランドの首相がウイルスの撲滅を目指すと発言されたようですが

おそらく撲滅はできないであろうと思います

COVID19にとってヒトはすでに居心地の良い宿主なのです

私たちはうまく付き合っていくしかありません

 

なお危機感を多くの人が共有していることいいことに

中国のような監視体制を導入しようとする動きや

それを求める意見などもあるようですが

COVID19を恐れすぎて

個人の人権を手放してしまっては

子孫に対して申し訳ないと思います

権力者が人を監視する体制をいったん手に入れれば

それを手放すはずがないのですから

 

導入するにしろ

その管理を権力者に渡してしまってはいけないし

監視体制によって収集された情報は

個々人のものであるという大前提を崩してはならないと思います


個人

2020-04-20 | ごろ寝漢方

個人を英語では individual

英単語は接頭語、接尾語、語幹などをちょくちょく見るのだが

漢方に興味を持ってから

この単語はなかなか味わい深いと勝手に思っている

 

in は言葉の意味を否定する接頭語

英語を習うとこれはみんな教えてもらう

とくに私の世代では同じみの’007シリーズの英語タイトル

mission impossible (不可能な作戦?)

のimも否定だからimpossibleは可能ではない⇒不可能などと習った

 

divideは分割する

それでindividualはもう分割できないということで個人

 

西洋医学はこの分割できない存在を

どこまでも分割 分析して原因を突き止めようとする

それをもとに治療方法を模索していくわけだ

医学に限らず分析によって科学は進歩してきた

 

一方漢方の世界は

個人はどこまでもindividual

分けようなどとせず一人の人間全体を見て不調の対処法を考えてきた

そして全体で調子よくする生薬の組み合わせを探り

こんな時にはこの処方がよさそうだというのを年月をかけて積み上げてきた

 

なんだかindividualの言葉を見るとそれぞれの医学体系の特徴を

感じることができると思いませんか

 

物事を見るには多面的に見たほうが良い場合が多い

科学の目 東洋の知恵を包含した目

その両方で見たほうがなんだかいいことありそうだし

私はそのようにできたらいいなぁと思っている


複数回の感染

2020-04-20 | 医療・病気・いのち
オックスフォード大のワクチン開発研究者が
COVID19に感染した人でも
再度感染する可能性有りと述べていた

感染して抗体ができれば
再感染しても症状が軽いかどうかも
わからない

わからないことだらけだが
他人との接触を可能な限り減らす
と言う行動指針は当分必要なのだろう

有効なワクチンができれば
通常の感染より抵抗力が長く続くとも述べていたが
その理由には言及していなかった