末は博士か大臣か
私より前の世代ではこのようなことも言われていました
博士や大臣になることが立派なことだとされていたわけですね
賢い子供を見かけると
きっとこの子は将来博士や大臣という
立派な人になるであろうということです
高学歴社会の今では
博士課程を修了した人はそれほど珍しい存在でもなくなり
博士が昔ほど大成功というわけではないですね
一方大臣というのは立派な人とか人格者などと思う人は
今や皆無という時代になったのではないでしょうか
大臣というのは省のトップですから
指導力が必要ですし
その指導力を裏打ちする論理性や専門性が必要だと思います
しかし日本の大臣はずぶの素人ではなかろうかという人がなったりします
最近よく話題になるのは
超高齢のIT担当大臣
何を考えてそのような人を任命したのか
任命者も任命された方もどう考えて妥当と判断したのか
ちっとも納得できませんね
まあ政党の都合
政治家間の駆け引き
派閥間のバランス
などが大臣決定の根拠となっている現状を変えていかなければ
まともな大臣は生まれにくいと思います
COVID19に対する素早い対応で世界的に注目されている
天才プログラマー唐鳳IT担当大臣(政務委員)(39歳)
この方の活躍をネットで見るたびについ比較してしまう
しかしこの方の動きを生み出したのは
やはり国のリーダーの判断の速さやサポートがあったからでしょうから
国のリーダーの実力というのは
緊急事態によく見えてきますね
とにかく今後の大臣の決定には
きちっとその省が扱う事項に対して
かなりの知識があるような人を選ぶべきだと思います
今後IT環境がさらに進化し
一気に多数の国民がアクセスできるプラットフォームができれば
直接民主制で首相を選ぶということも可能になるかもしれません
そうなればもうちょっと国民の実情を理解できるリーダーを
選べる時代となるでしょうね