Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

狭量

2020-04-23 | 想い・雑感

不安は人を狭量にする

加藤諦三さんによれば

不安が人の行動に与える影響は決定的で

その対処法がむつかしいとのこと

 

まさに世を挙げて不安の真っただ中

自分がすでに感染している可能性など棚上げして

他者を糾弾する事例あまた

 

知人の病院で少数ながら感染者が出た

その情報が出ると

職員の子供の保育園への通園や学校への通学自粛要請

家族の通勤拒否

通勤するなら別居しろ要請

などなど

聞いていると心が暗くなる

 

不安のもとに防衛本能が前面に出てくるのだろうが

冷静に話し合ったうえで対処法を考える

ということはできないだろうか

 

このような現実に

ライトアップや拍手は残念ながら無力かな

 

ウイルスに心までやられてしまいそう


コロナに効く漢方なんてありません

2020-04-23 | ごろ寝漢方

同僚から

コロナに効く漢方ってないですかと問われたので

そんなものはないと答えた

 

そもそも病気の原因を細かく探る

なんてことをしない時代に築かれた治療体系

どのような体質の人がどのような症状を訴えるかによって

処方を決定している

 

コロナ感染症に効く漢方

というような漢方薬があるわけではない

 

ただその症状に応じて処方を出すということはできるので

コロナに感染したときの症状に応じて

処方を選択することはできる

しかしやはり現代医療で対応してもらったほうが良い

漢方薬はサポート役として利用すればよい

 

一方で

風邪にかかりにくくなるといわれる漢方薬ならある

もともとコロナウイルスも風邪を引き起こす原因ウイルスの一つだから

ひょっとしたら多少は罹りにくくなるかもしれない

もちろん証明はできない

 

体に元気を与えてくれるのは参耆剤や建中湯類といわれるもの

我が家ではほぼ毎日

その日の調子に合わせて漢方薬を飲んでいるが

そのような元気をつけてくれる漢方薬をよく飲んでいる

そのおかげかどうかわからないが

ほとんど風邪はひかない

もちろんコロナを撃退できるかどうかはわからない

 

また同僚の転勤に伴い

始終熱を出す入院患者さんを引き受けている

その方には気休めに補中益気湯を1袋/日だけ出しておいた

するとだんだん熱を出さなくなって

最近ではめったに発熱はない

これも漢方薬のおかげとは証明できない


受け入れ

2020-04-23 | 想い・雑感

腕のいぼを取ってほしいと受診された方

処置室で局所麻酔をし切除縫合

一週間後に抜糸で受診できるかお聞きしたところ

ちょっと離れたところから受診しているとのこと

そこで近くの病院で対処してもらえるように紹介状を書いた

 

しかしすぐ後になって

最近は受診したくても断られることも多いからと

抜糸にはやはりこちらに来ますとおっしゃる

 

こういう通常の外来診療も

対応ししづらくなっているのですね

この時期病気になったら大変だ

 

いわゆる養生を心がけるしかないですね

 

あとは運を天に任す