(一) 「降るとは見えじ 春の雨
水に輪をかく波なくば
けぶるとばかり思わせて
降るとは見えじ 春の雨」
文部省唱歌「四季の雨」の一番の歌詞です 歌詞は 春降る雨の様子を歌っていて 夏・秋へと続き四番の冬で終わります。
今朝は 暖かく 煙る様な小糠雨が降っていました 傘を差さず歩いても濡れる事は無く 暖かさを感じる雨でした そんな季節感を感じらればと思い 農家を絡めて写
しました。
先ず高速道路の法面から。
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202年3月2日撮影 神戸電鉄三田線 田尾寺~二郎 3000系(3017F) 準急 三田行
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1300系(1357F) 普通 鈴蘭台行
下へ降りて 田圃のそばから。
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3000系(3017F) 普通 新開地行
(二) 俄か(にわか)に過(す)ぐる 夏の雨 (三) おりおりそそぐ 秋の雨 (四) 聞くだに寒き 冬の雨
物干し竿に白露(しらつゆ)を 木の葉木の実を野に山に 窓の小笹(おざさ)にさやさやと
名残りとしばし走らせて 色さまざまにそめなして 更け行く夜半(よわ)をおとずれて
俄か(にわか)に過(す)ぐる 夏の雨 おりおりそそぐ 秋の雨 聞くだに寒き 冬の雨
大正3年「尋常小学校唱歌」第六学年用に載せられた 文部省唱歌の歌詞です 四季の雨を文語調で歌っていますが 夏の雨は 夕立でしょうか それぞれ季節の雰囲気
を抒情豊かに詩っています。
夕方もう一度出かけ 同じ構図で写しました。
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1300K理(1361F) 普通 新開地行
天気は 回復することなく 降るとはなしに春の雨を降らせていました。