線路はつづく

日々身近な神戸電鉄や 貨物列車の撮影中心に楽しんでいます 最近は 月いちで北条鉄道へも足を伸ばす様になりました。

一枚の切符(糸魚川のミニロコ その9)

2020-05-04 19:37:08 | 糸魚川のミニロコ

 ここに昭和51年1月21日糸魚川駅発行の切符があります。

 

    

 列車名は「つるぎ」 糸魚川駅発時刻午前1時21分 2号車B寝台3番中断です 切符には遅延特約のゴム印が押してあります。

 この時も前夜大阪23時20分発の立山5号に揺られ 夜明け前の糸魚川駅に到着 目を覚まし電車から降りてビックリ 前夜大阪を

出る時は晴れていたのに 駅のホームは膝まで埋まる積雪です これでは東洋活性白土工業のミニロコは動かないだろうから 如何

しようかと考えていると 今日の大阪方面の列車は全て運休で 間もなく到着する「つるぎ」が 大阪へ向かう唯一の列車ですの案内

放送が聞こえてきました これでは考える余地はありません 急いでみどりの窓口に向かい「つるぎ」の乗車券を求めると 既に2時間

以上遅れているので 払い戻しの対象にはならないとの説明を受け乗車券を購入 1時間程待ってやってきた列車に乗り込むと 6時

を過ぎているので寝台は使用できませんの案内がありベッドも収納されていました。

 糸魚川駅をでた列車は その後大した遅れもなく京都に到着しました 特急料金は発券時に説明を受けていたので納得できますが 

どう考えても使用できない寝台料金の支払いは納得できません 当時夜行寝台の寝台使用時間は 21時から翌日の7時迄と決めら

れていましたが 7時を過ぎて運転する列車に乗車する場合 特急券のみで乗車できたはずですが この場合遅れて運転していたの

でこう言う決まりだったのでしょう。

 その後仕事が忙しくなり この日が最後の糸魚川行となったのですが その後東洋活性白土工業は解散 ミニロコは一時愛好者グ

ループに引き取られたと聞きますが その後の事は存じません。 


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糸魚川のミニロコ その8

2020-05-03 18:12:42 | 糸魚川のミニロコ

 久し振りに糸魚川のミニロコをアップします。

この日撮影の許可を得るため事務所に伺うと 架かりの方が 如何にも申し訳ないと言う様な顔で「今日は 生憎荷物の出荷が無い

ので 機関車は動きませんよ でもせっかくなので機関庫の扉を開けて 自由に中に入っていいよ」とおっしゃっていただいたので か

んぬきを外し扉を開け中に入って 停車中の釜を写しました。

    1975年11月5日撮影  新潟県糸魚川市  東洋白土工業(株)

 

    

 小さな機関庫に頭から入庫していました。

 横の窓を開け窓越しに撮影しました。

 

    

 磨き込まれた安全弁が光りました。

 中に入って運転室を写しました。

 

    

 火は入っていませんが 水面計の水位がくっきり分かります。

 2号機の奥に廃車となった1号機が保管されていました メーカープレートが無く製造所や製造年も不明で ドコモービル社製の機関

車によく似たこの機関車は 謎の多い機関車です。

 

    

 この釜も廃車とは思えないほど 良く手入れが行き届き 火を入れれば今にも動きそうでした。

撮影後線路伝いに積み替えホームまで歩き 暫くあちこち歩き回りましたが 列車が動かないので昼過ぎに帰路につきました。


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糸魚川のミニロコ その7(ポプラ並木とミニロコ)

2020-04-26 14:57:31 | 糸魚川のミニロコ

 ポプラ並木で有名な東洋白土工業のミニロコ この日は並木と共に写しました。

並木を背に佇むミニロコ。

 

    1975年10月1日撮影  新潟県糸魚川市  東洋活性白土工業(株)

 

    

 製品の搬送作業が始まりました。

 

    

 

 この日は二輌まとめて搬送です。

 

    

 

 ポプラ並木を横目に 積み替えホームに向かいます 作業員ののお方の乗車位置も決まっている様です。

 

    

 

 帰りは何故か単機でした ユックリユックリ通過です。


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糸魚川のミニロコ その6(小さな転轍機)

2020-04-22 16:05:38 | 糸魚川のミニロコ

 工場内を縦横に走る細い線路の分岐点に 小さな転轍機がありました。

 

    1975年6月18日撮影  新潟県糸魚川市  東洋活性白土工業(株)

 転轍機のそばに佇むミニロコ。

 

 少し下がって。

 

    

 ポプラ並木のそばにも ポツリと小さな転轍機がありました。

 

    

 背の高いポプラ並木のそばを 小さな蒸気機関車が トコトコと通り過ぎて行きました。


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糸魚川のミニロコ その5

2020-04-21 13:44:18 | 糸魚川のミニロコ

 三度目の訪問は梅雨の真っ只中 しとしと降る雨の中での撮影でした。

しとしと降る雨の中で佇むミニロコ。

 

    

 

    1975年6月18日撮影 新潟県糸魚川市  東洋活性白土工業(株)

 工場から製品が運び出されます 雨なので濡れない様にシートを被せてありました。

 

    

 

    

 組成を終えて積み替えホームに向かいます。

 

    

 ひと仕事終えて給水中のミニロコ。

 

    

 急がず慌てず 細い水道管からゆっくり給水です。


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