今日の機関区巡りは宮崎機関区です。
宮崎駅東に隣接する宮崎機関区は 機関区を訪れた事はありませんでしたが 駅のホームからも良く見えたので 撮影地へ移
動する列車を待つ間に手軽に撮影出来ました 駅の東側に位置するので西日が当たる夕方の撮影が多かった様に思います
ホームから転車台は見えませんが 給水塔や石炭台を望むことができました。
初めての九州遠征の最終日に写したC57 60号機(鹿)です。
1970年2月22日撮影 日豊本線 宮崎機関区 C57 60(鹿)
延岡機関区から貨物を牽いて来たD51 485号機(延)も停まっていました。
D51 485(延)
撮影中に大阪からの寝台特急「彗星」が到着しました。
DF50 551 彗星
到着後切り離されて転線中のDF50 551号機です。
DF50 551
日豊本線の寝台特急牽引機は 「富士」「彗星」ともDF50の牽引でした。
鹿児島本線が無煙化されC60やC61と言った大型蒸気が消えた九州に 遠く東北からC61が転入し最後の活躍をていた頃の
撮影です。
1971年12月00日撮影 日豊本線 宮崎機関区 C61 2(宮)
西日を受けて休息中のC61 2号機です。
吉松機関区所属のC57 151号機も停まっていました。
C57 151(吉)
終末期の蒸気機関車ですが ここ九州の機関車は良く手入れされていて 磨き上げられたボイラーは黒鉄の輝きを見せていま
した また区名札も砲金製で 小工式のデフを纏った機関車は惚れ惚れする美しさでした。
駅に隣接する機関区は 職員さんは線路を渡って行けるので近くて良いのでしょうが 訪問する者にとっては駅を出て正門へ
回らなければいけません すると5分や10分では行けないので 手近な駅からの撮影になりましたが 今から思えば時間をかけ
てゆっくり撮影しておけばと悔やまれます。