線路はつづく

日々身近な神戸電鉄や 貨物列車の撮影中心に楽しんでいます 最近は 月いちで北条鉄道へも足を伸ばす様になりました。

七尾線のポニーC56 (和倉駅付近)

2020-02-14 15:14:27 | 蒸気機関車
 蒸気機関車の運転も終焉近くなり 既に関西近郊で手軽に写せる所は無くなり SL撮影となると夜行日帰りする他はありませ

んでした。

 幸い当時は寝台特急全盛時代で 夜行急行も運転されており 最後のSLを追って七尾線へ出かける事が多くなりました 当

時の日本海縦貫線には 「つるぎ」「日本海」の寝台特急や 急行「きたぐに」「立山3号」など走っていましたが 大阪を一番遅く

出る「立山3号」を良く利用する事になりました。

 当時の七尾線は 七尾機関区にC58とC56が所属しており 金沢・和倉間の一部の客貨列車をC58が 七尾・輪島間に1往復

の貨物列車をC56が牽引していました。

 夜明け前の金沢に着き 朝一番の輪島行に乗り継ぐと 和倉駅で先行した貨物列車に追いつき停車中の貨物を撮影。

    

    1974年2月00日撮影 七尾線 和倉駅          C56 159

 冬の夜明は遅い まだ明けやらぬ空をバックに 駅に佇むC65 159牽引貨物列車。

 この貨物は和倉駅で貨車の入れ替えをするので 直ぐに駅を出て入れ替えを終え出発を待つ列車を撮影。

        
          

    1974年3月00日撮影 七尾線 和倉駅          C56 159 

 更に場所を移動して発車を待ちます。

    

    1974年3月00日撮影 七尾線 和倉~笠志保               C56 159

 小さな体を力いっぱい震わせて 険しい峠を越え輪島を目指して発車して行きました。
 
 輪島迄の貨物は臨時列車扱いでしたが 毎日七尾機関区のC56が 七尾・輪島間を1往復していました その1往復の列車を

写しに 休み毎に夜行日帰りで来たのを懐かしく思い出します 撮影地への移動は勿論徒歩だったので 毎回一駅間歩くのです

が 機材を担いで歩き回ると 冬でも額に汗が噴き出す事も有りました 今回は和倉駅付近の写真ですが 順次輪島迄アップし

ていきたいと思います。
 

   

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遅まきながら

2020-02-11 19:47:07 | EF66
 今日のお目当ての75レの撮影を終えると 夕焼けバックの86レ狙いです。

    

    2020年2月11日撮影 東海道本線 さくら夙川~芦屋         EF66 27  86レ

    

    

 75レ通過の頃は 夕日がギラギラしていたので レールも輝いていましたが 日が沈むに連れて西の空低くに雲が広がり 日

射しが鈍くなって 思い通りの写真にはなりませんでした。

 最近この釜は 忙しく動いている様ですが 私にとって遅まきながら 今年初めての撮影になりました。

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JR北海道キハ261系甲種回送

2020-02-10 15:39:12 | ディーゼル機関車
 人間正直なものです 少々痛みが残るものの普段の生活のリズムが戻って来ると 眠っていた鉄の虫が起き出し 掲示板を検

索していると見つけました 今日もJR北海道のキハ261系の甲種回送が在りました。

 早速ピンポイントで夙川に出かけ捕獲してきました。

    

    2020年2月10日撮影 東海道本線 さくら夙川~芦屋          DE10 1743  JR北海道キハ261系 甲種回送

 釜(DE10)とキハ4輌の5輌編成なので 長さ的には上から狙うにピッタリでした 西の空も良く晴れた居たのも好都合です 先

に通過した新快速で構図を決め一発で仕留めるべく 目的の列車が来るのを待ちました 内線を快速・普電が通過した後 ユッ

クリと姿を見せた甲種回送 スピードが遅く上手くシャッターを切る事ができました。

 通り過ぎた所で後ろから。

    

    

    

 この後吹田で釜を変えて 北海道迄長い旅が始まります。

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西唐津機関区の9600形機関車

2020-02-07 18:12:28 | 蒸気機関車
今日は 機関区根繰りではなく 多久駅で写した西唐津機関区の9600形をアップします。

 当時唐津線には 厳木越えの難所が存在し 貨物列車には9600形の補機が付き 二輌の9600で勾配を押し上げていました。

     

    1973年3月某日撮影 唐津線 多久~厳木    9600形牽引 後補機付き貨物列車

 次の補機運用に備え 多久駅で待機する9600形機関車。

      

 多久駅で停車中の49621号機

    

    

    

 大きなデフレクターに化粧煙突の美しい 西唐津機関区の49621号機。

 夜の久保田駅で待機する9600形機関車。

    

    1973年3月某日撮影 長崎本線 久保田駅    9600形 29692号機
 
ブルートレイン全盛の時代 この頃は 全国で夜行急行や普通列車が運転されていて 門司港駅から日豊本線経由の鹿児島行

521レ 鹿児島本線人吉を経て肥薩線・吉都線経由の都城行1121レ 長崎本線を経て肥前山口分割運転の長崎・佐世保行の

1421レと 貧乏撮り鉄にはとても有難い普通夜行列車が運転されていて 夜になると三脚・カメラ持参の班の姿が集まり始め そ

れぞれの目的に合った列車に乗り込み 西に南に向かって散って行くのが普通でした 私もガラガラの車内で適当なボックスを

占領し 発車を待ったのがつい先日の様に思い出されます。

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