2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:4266ページ
ナイス数:1140ナイス
ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)の感想
今でこそカラフルなランドセルがたくさんある時代だけど・・・でも男の子で赤しょってる子ってみないなあ。女の子で黒とかはあるけど。男のほうが保守的なんですかね? しかし5人兄弟で入学式に親が来ない増田くんの家庭・・・本題じゃないところが心配になってしまったりします。実際増田くんみたいな子がいたら、同級生の保護者に誤解されたり警戒されたりしちゃうんだろうなあ。いい子なのに。
読了日:6月30日 著者:武田美穂
恋文の技術の感想
図書館でふと手に取りました。文通武者修行と称して手紙を書きまくる阿呆大学院生守田の書簡体小説。往復書簡ではなく、あくまでも守田の手紙のみ(例外一部あり。それがまたスパイスになっている。)で話が進んでいくところがおもしろい。マンドリンだとか黒髪の乙女だとか兼六園に親睦旅行だとか変な名前の食べ物だとか、いつものモリミ節炸裂で抱腹絶唐フ一冊なのだが、最後2章でほんわかじんわり。まぶたの裏に、大文字山からふわっと大空いっぱいに広がる赤い風船とみんなの笑顔が浮かびました。守田、まじめでいいやつだな。
読了日:6月29日 著者:森見登美彦
踊れ、ココロ、ナツイチ。集英社文庫の感想
既読4冊(でもほとんど単行本or未登録)。カドフェスよりこっちのほうが読みたいと思う本が多いので、イベントにも参加登録しました。本命は新潮の100冊なので、そんなに読めないかもしれませんが・・・。
読了日:6月28日 著者:集英社文庫
カドフェス 2015 発見!角川文庫の感想
既読は4冊(ほとんど登録もしてませんが)。他にはぐっと来る本は…あまりないかな。カドフェス自体が若い人(高校生とか)に向けての案内書なのかな?
読了日:6月27日 著者:角川書店
赤目四十八瀧心中未遂の感想
題名で「未遂」って言っちゃってるから気が削がれるかな?と思って読み始めたら、とんでもない、おもしろかった。流れに任せて落ちるところまで落ちているつもりでも、迷いの中にいる主人公・生島に「併し(しかし)」が多用される文体が似合う。最後は死よりも地獄の生を選んだアヤ子によって生かされた。泥の中の迦陵頻伽。下駄が脱げたくらいで追いかけられない自分の弱さをまじまじと見せつけられ、はたして生島は拒絶していた小説を書いたであろう。そして偽の念仏は真となりえた。「おつたいがなァ、うろたりりもォ…」。
読了日:6月27日 著者:車谷長吉
キャベツくん (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)の感想
突拍子もない発想とルーチンさが素敵です。ブキャ!
読了日:6月27日 著者:長新太
小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。の感想
通りかかった本屋さんの絵本コーナーで、あまりにも衝撃的なタイトルと絵のタッチに手に取らざるを得ず、立ち読み。子どもをコントロールしたい親が増える中、「親がいなくてもたくましく育ってほしい」というお母さんの思いは素晴らしいと思うけど・・・でも結果うまく行ったからって、このお母さんのやり方が素晴らしいということではないと思うの。小さい頃キツイ経験をしたから大人になってどんなことにも耐えられる、というのでもないだろうし。(著者の場合は、それを愛情が裏付けていたからうまくいったんだろうけど)。うーん・・・
読了日:6月26日 著者:原田剛
ともだちくるかなの感想
勘違いにしても、どきどき楽しみな期待感を裏切られたオオカミの心境たるや・・・切ないです。寝起きの空虚なオオカミの目ったら。キツネが一生懸命作ったであろうケーキもぐちゃっと崩れちゃうしさあ。
読了日:6月25日 著者:内田麟太郎
ねこガム (幼児絵本シリーズ)の感想
なんじゃこらー! でも子どもは好きそうですね。
読了日:6月25日 著者:きむらよしお
関西ウォーカー 2015年6/30号の感想
ありゃ、表紙画像が出てこないよ残念。いつも美容室で読む本誌ですが、「花火マニアの笑い飯・哲夫がナビ! 花火面白観覧術」に魅かれて購入。「哲夫が教える5大禁止事項」・・・写メ・トイレ・ごみ置き去り・シートの早置きにらみ(なんじゃそりゃ)…とだんだんあやしくなってきて、最後が「無想定」ってのが笑えました。どんだけ本気ですか。さすが花火マニア。今年見たい花火は「みなとこうべ会場花火大会」。哲夫氏地元の「おんぱら祭奉納花火大会」もなんだか気になる。他の特集の「夏の絶景」もよかった。千早赤阪村の棚田、きれい!
読了日:6月24日 著者:
世界の美しい魚の感想
図書館のヤングアダルトコーナーから。私の好きなさんご礁の生き物がこれでもか~と180ページ! 中でもより好きなのは、ギンヲBの正面顔・キンギョハナダイの群れ。大きい写真もいいですが、巻末のインデックスの小さい写真を一覧のようにして観るのも素敵です。このインデックス、シールだったらいいのに・・・。それはそうと、手前と背景と、両方にピントがあっている写真がいくつかあるけど、どうやって撮るんだろう? 合成?
読了日:6月23日 著者:松浦啓一
るるぶ青森 弘前 奥入瀬 白神山地'13 (国内シリーズ)の感想
未踏の地・青森。奥入瀬渓谷に行きたいな~と思って図書館で借りました。おお、ちかくに十和田湖があるのね。酸ヶ湯温泉も。今年の夏に行きたいなあ~。
読了日:6月23日 著者:
大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫)の感想
図書館本。大阪に住んで15年。難しい読み方の地名や、素敵な地名が多いなあ~と漠然と思っていたのですが、この本で謎が解けておもしろかった。「古事記」「日本書紀」の頃からのいわれのある地名だなんて、ロマンがありますね。歴史に疎い私でも、おもしろく読めました。「枚方」の「枚」は「ひとひら、ふたひら」の「ひら」だったのですね。なんとも美しい。そして元々は「香里園」に現ひらパーがあって、「枚方公園駅」が昔は「枚方駅」だったなんて知らなかった。あわわ、ローカルすぎる感想になってしまった。コラムもおもしろかったです。
読了日:6月23日 著者:谷川彰英
東京スカイツリーを撮影している人を撮影した本の感想
図書館のヤングアダルトコーナーから、ジャケ借り。みなさん「でかい! 高い! 大きい!」と評するだけに、全景とお連れの方をファインダーに収めようとすると、すごい姿勢で撮影することになってしまうわけで。そんな姿を本に収録することに許可してくださった皆さん、素敵です。別に他人の迷惑になっているわけでもなし、非日常空間だから、アクロバティックな撮影姿勢になったって恥じることはないのです。だってみなさんの楽しそうな顔ったら! だからこそ、群集心理のコラムだとかは余計に感じた。私も行ったらこうなるのかな?笑
読了日:6月23日 著者:太田友嗣
サラバ! 下の感想
下巻は一気読みでした。帯の又吉さんの「西加奈子の全部がここにある」、なるほど。西さんにとっての私小説的作品であるだけではなく、まだ心から信じるものを持てないでいる、自分をもて余してしまっている、あなたの私の物語。「自分の大切なものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」「SNS、そんなものがなくても、僕らはまた、会ってしまったのだ。」
読了日:6月22日 著者:西加奈子
サラバ! 上の感想
図書館本。ふー、ようやく読み終わりました。今まで読んだ西さんの小説とくらべると、だいぶアクが抜けた感じ。序盤でてこずってなかなか進みませんでしたが、カイロに渡ったあたりから俄然惹きつけられて、ぐんぐん読んだ。幼くして諦観の処世術を身につけた主人公・歩。でも諦めること=自分は悪くない、と思うことでもあり…。聖人のような親友2人に出会って、歩がどう変わっていくのか。歩は男の子だけど、経歴を見ると西さんの私小説的な面もあるのかな? さあ、すぐに下巻に取り鰍ゥろう。
読了日:6月21日 著者:西加奈子
銀の匙 Silver Spoon 13 (少年サンデーコミックス)の感想
待ってました! インターハイ予選から始まる贅沢な巻。馬との一体感、御影かっこいい! 八軒めんどくせえ笑 馬術部の先細りが気になる案件ではありますが…。そしてピザピザピザ! 夜中に読んだのに、ジャーマンピザが食べたくなって困ったよ。富士先生、ビールもいいけどやっぱりここは白ワインを持って来たいところですなあ…。ゴルゴンゾーラ!! はっ、落ち着きます。次巻は駒場のターン! ますます楽しみ! でもあと1~2巻終わっちゃうんだろうなあ・・・。さみしいけど、きっとみんながしっかり夢をつかめるエンドになるはず。
読了日:6月20日 著者:荒川弘
あたらしいいのち (絵本アフリカのどうぶつたち第3集・草原のなかま)の感想
ちょっとでも状況が違えばうまれなかったいのち。それは野生動物に限らず、其処此処にあることだろう。おかあさんヌーを助けに行くヌーの顔の迫力よ。渾身の筆力。
読了日:6月18日 著者:吉田遠志
いってきまあす! (くまくんの絵本)の感想
図書館で立ち読み。小さい頃って、家の庭やごくごく近所が素敵な冒険の場になりますね。ベンチから飛び降りた瞬間の絵が素敵。ずぼんはどこでひっかけたのかな~? この絵本のシリーズってお父さん=安心できる存在で描かれているところがいいですね。
読了日:6月17日 著者:わたなべしげお
平凡ャ塔` 4集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。このラスト…まあテーマが一貫して「映画」だったということで。理解しようとせずに楽しむことが正解。同時収録の「シルバラ」、おもしろいんだけど「結婚式ぶっちぎって、今まで交流のなかった父と二人っきりで旅行」って、婚約者的にはどうなのよ。帰ったら破談になってない? いや、結婚よりもこっちをとったってこと? やっぱり理解しようとするのが間違いなのか、朝倉漫画。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
平凡ャ塔` 3集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。一番かわいそうなのは克子ちゃんだ。いや、新開か? ミカみたいな子がリアルでいたら関わりたくないなあ~
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
平凡ャ塔` 2集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。前に読んだときはもっとアキ監督に感情移入したんだがなあ。「らいっきらひ!」のミカ、めちゃくちゃかわいい。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
平凡ャ塔` 1集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。前衛映画みたいなハイテンションなジェットコースターみたいな漫画。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
ハートを打ちのめせ! 2 (Feelコミックス)の感想
蒸し暑くて眠れぬ夜に、再読。アツコあほやなあ。セイジのような屑男…でも周りにあれだけ友達が集ってるってことはただの屑男じゃないんか? 荒井の急激な成長具合にびっくり。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
ハートを打ちのめせ! 1 (Feelコミックス)の感想
蒸し暑くて眠れぬ夜に。他に早く読まねばならない本があるというのに…。久々の再読。「中学生版ロマンャ泣m」を銘うっていて、「こんな中学生いるかよ」と前は思っていたけど冷静に読むと思考や行動が中学生ですね。マキちゃんの話が好きです。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
スットコランド日記 深煎りの感想
相変わらず読書の本選択の幅の広さには驚かされるが、前巻よりも一般向けのものもいくつか紹介されていて、それがまた読みたくなるような本で、まんまと「読みたい本」が増えてしまった。「後半が陰気」という読者が多いらしいが、陰鬱になってからのほうが私はなんだか好きです。この前読んだお遍路の本や好きな「四次元温泉日記」を執筆中のことがあってなんだか2度うれしい。宮田氏が悩まされている「足熱い病」はビジネスマンの頃の夫も同様の症状がありました。結局何が原因だったのか。心因性って言われても、納得しにくいですよね。
読了日:6月7日 著者:宮田珠己
おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)の感想
図書館にて。めがねうさぎと初めて出会った、思い出の本(大人になってからだけどね)。天真爛漫、自分のやりたいことに一直線なうさこちゃん、かわいいです。まいたけのてんぷらも美味しいよ。
読了日:6月6日 著者:せなけいこ
せまいぞドキドキの感想
せまいとこ好きなヨシタケさんのイラストエッセイ。さすが「りんごかもしれない」の作者、妄想多め、そこが楽しい。閉所恐撫ヌの人は共感できないでしょうが、日々「広いところがいい!」と思っている私ですら共感できることがいくつもあったので「人間にはせまいところスキ本能がある」という作者の持論も、あながち間違いではないかもしれない。押入れが「捨てにくいものをごみになるまで熟成させる場所」という定義! なるほどねえ。ボーナストラックの「思い出し御膳」、しょっぱなが「つみ木の味」で大いに笑いました。
読了日:6月5日 著者:ヨシタケシンスケ
絵封筒をおくろうの感想
なんて楽しい!! 似たようなのを、こうの文代さんのものや、年賀状の「痛い宛名欄」などで見たことがありましたが、それ自体が「絵封筒」というジャンルとして確立しているとは。絵手紙よりも、もっと「もらう人を楽しませたい」という思いが詰まっているような気がします。切手や宛名も含めて絵の中に取り込んでいるものがすごく好き。しかし郵便局泣かせかな?笑 逓信総合博物館で展示されてたってことは郵便局のお墨付きをもらったってことでいいのかな? しかしこんな封筒でお手紙いただいたら、一生の宝物ですね!
読了日:6月4日 著者:きたむらさとし,松田素子
読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:4266ページ
ナイス数:1140ナイス
ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)の感想
今でこそカラフルなランドセルがたくさんある時代だけど・・・でも男の子で赤しょってる子ってみないなあ。女の子で黒とかはあるけど。男のほうが保守的なんですかね? しかし5人兄弟で入学式に親が来ない増田くんの家庭・・・本題じゃないところが心配になってしまったりします。実際増田くんみたいな子がいたら、同級生の保護者に誤解されたり警戒されたりしちゃうんだろうなあ。いい子なのに。
読了日:6月30日 著者:武田美穂
恋文の技術の感想
図書館でふと手に取りました。文通武者修行と称して手紙を書きまくる阿呆大学院生守田の書簡体小説。往復書簡ではなく、あくまでも守田の手紙のみ(例外一部あり。それがまたスパイスになっている。)で話が進んでいくところがおもしろい。マンドリンだとか黒髪の乙女だとか兼六園に親睦旅行だとか変な名前の食べ物だとか、いつものモリミ節炸裂で抱腹絶唐フ一冊なのだが、最後2章でほんわかじんわり。まぶたの裏に、大文字山からふわっと大空いっぱいに広がる赤い風船とみんなの笑顔が浮かびました。守田、まじめでいいやつだな。
読了日:6月29日 著者:森見登美彦
踊れ、ココロ、ナツイチ。集英社文庫の感想
既読4冊(でもほとんど単行本or未登録)。カドフェスよりこっちのほうが読みたいと思う本が多いので、イベントにも参加登録しました。本命は新潮の100冊なので、そんなに読めないかもしれませんが・・・。
読了日:6月28日 著者:集英社文庫
カドフェス 2015 発見!角川文庫の感想
既読は4冊(ほとんど登録もしてませんが)。他にはぐっと来る本は…あまりないかな。カドフェス自体が若い人(高校生とか)に向けての案内書なのかな?
読了日:6月27日 著者:角川書店
赤目四十八瀧心中未遂の感想
題名で「未遂」って言っちゃってるから気が削がれるかな?と思って読み始めたら、とんでもない、おもしろかった。流れに任せて落ちるところまで落ちているつもりでも、迷いの中にいる主人公・生島に「併し(しかし)」が多用される文体が似合う。最後は死よりも地獄の生を選んだアヤ子によって生かされた。泥の中の迦陵頻伽。下駄が脱げたくらいで追いかけられない自分の弱さをまじまじと見せつけられ、はたして生島は拒絶していた小説を書いたであろう。そして偽の念仏は真となりえた。「おつたいがなァ、うろたりりもォ…」。
読了日:6月27日 著者:車谷長吉
キャベツくん (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)の感想
突拍子もない発想とルーチンさが素敵です。ブキャ!
読了日:6月27日 著者:長新太
小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。の感想
通りかかった本屋さんの絵本コーナーで、あまりにも衝撃的なタイトルと絵のタッチに手に取らざるを得ず、立ち読み。子どもをコントロールしたい親が増える中、「親がいなくてもたくましく育ってほしい」というお母さんの思いは素晴らしいと思うけど・・・でも結果うまく行ったからって、このお母さんのやり方が素晴らしいということではないと思うの。小さい頃キツイ経験をしたから大人になってどんなことにも耐えられる、というのでもないだろうし。(著者の場合は、それを愛情が裏付けていたからうまくいったんだろうけど)。うーん・・・
読了日:6月26日 著者:原田剛
ともだちくるかなの感想
勘違いにしても、どきどき楽しみな期待感を裏切られたオオカミの心境たるや・・・切ないです。寝起きの空虚なオオカミの目ったら。キツネが一生懸命作ったであろうケーキもぐちゃっと崩れちゃうしさあ。
読了日:6月25日 著者:内田麟太郎
ねこガム (幼児絵本シリーズ)の感想
なんじゃこらー! でも子どもは好きそうですね。
読了日:6月25日 著者:きむらよしお
関西ウォーカー 2015年6/30号の感想
ありゃ、表紙画像が出てこないよ残念。いつも美容室で読む本誌ですが、「花火マニアの笑い飯・哲夫がナビ! 花火面白観覧術」に魅かれて購入。「哲夫が教える5大禁止事項」・・・写メ・トイレ・ごみ置き去り・シートの早置きにらみ(なんじゃそりゃ)…とだんだんあやしくなってきて、最後が「無想定」ってのが笑えました。どんだけ本気ですか。さすが花火マニア。今年見たい花火は「みなとこうべ会場花火大会」。哲夫氏地元の「おんぱら祭奉納花火大会」もなんだか気になる。他の特集の「夏の絶景」もよかった。千早赤阪村の棚田、きれい!
読了日:6月24日 著者:
世界の美しい魚の感想
図書館のヤングアダルトコーナーから。私の好きなさんご礁の生き物がこれでもか~と180ページ! 中でもより好きなのは、ギンヲBの正面顔・キンギョハナダイの群れ。大きい写真もいいですが、巻末のインデックスの小さい写真を一覧のようにして観るのも素敵です。このインデックス、シールだったらいいのに・・・。それはそうと、手前と背景と、両方にピントがあっている写真がいくつかあるけど、どうやって撮るんだろう? 合成?
読了日:6月23日 著者:松浦啓一
るるぶ青森 弘前 奥入瀬 白神山地'13 (国内シリーズ)の感想
未踏の地・青森。奥入瀬渓谷に行きたいな~と思って図書館で借りました。おお、ちかくに十和田湖があるのね。酸ヶ湯温泉も。今年の夏に行きたいなあ~。
読了日:6月23日 著者:
大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫)の感想
図書館本。大阪に住んで15年。難しい読み方の地名や、素敵な地名が多いなあ~と漠然と思っていたのですが、この本で謎が解けておもしろかった。「古事記」「日本書紀」の頃からのいわれのある地名だなんて、ロマンがありますね。歴史に疎い私でも、おもしろく読めました。「枚方」の「枚」は「ひとひら、ふたひら」の「ひら」だったのですね。なんとも美しい。そして元々は「香里園」に現ひらパーがあって、「枚方公園駅」が昔は「枚方駅」だったなんて知らなかった。あわわ、ローカルすぎる感想になってしまった。コラムもおもしろかったです。
読了日:6月23日 著者:谷川彰英
東京スカイツリーを撮影している人を撮影した本の感想
図書館のヤングアダルトコーナーから、ジャケ借り。みなさん「でかい! 高い! 大きい!」と評するだけに、全景とお連れの方をファインダーに収めようとすると、すごい姿勢で撮影することになってしまうわけで。そんな姿を本に収録することに許可してくださった皆さん、素敵です。別に他人の迷惑になっているわけでもなし、非日常空間だから、アクロバティックな撮影姿勢になったって恥じることはないのです。だってみなさんの楽しそうな顔ったら! だからこそ、群集心理のコラムだとかは余計に感じた。私も行ったらこうなるのかな?笑
読了日:6月23日 著者:太田友嗣
サラバ! 下の感想
下巻は一気読みでした。帯の又吉さんの「西加奈子の全部がここにある」、なるほど。西さんにとっての私小説的作品であるだけではなく、まだ心から信じるものを持てないでいる、自分をもて余してしまっている、あなたの私の物語。「自分の大切なものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」「SNS、そんなものがなくても、僕らはまた、会ってしまったのだ。」
読了日:6月22日 著者:西加奈子
サラバ! 上の感想
図書館本。ふー、ようやく読み終わりました。今まで読んだ西さんの小説とくらべると、だいぶアクが抜けた感じ。序盤でてこずってなかなか進みませんでしたが、カイロに渡ったあたりから俄然惹きつけられて、ぐんぐん読んだ。幼くして諦観の処世術を身につけた主人公・歩。でも諦めること=自分は悪くない、と思うことでもあり…。聖人のような親友2人に出会って、歩がどう変わっていくのか。歩は男の子だけど、経歴を見ると西さんの私小説的な面もあるのかな? さあ、すぐに下巻に取り鰍ゥろう。
読了日:6月21日 著者:西加奈子
銀の匙 Silver Spoon 13 (少年サンデーコミックス)の感想
待ってました! インターハイ予選から始まる贅沢な巻。馬との一体感、御影かっこいい! 八軒めんどくせえ笑 馬術部の先細りが気になる案件ではありますが…。そしてピザピザピザ! 夜中に読んだのに、ジャーマンピザが食べたくなって困ったよ。富士先生、ビールもいいけどやっぱりここは白ワインを持って来たいところですなあ…。ゴルゴンゾーラ!! はっ、落ち着きます。次巻は駒場のターン! ますます楽しみ! でもあと1~2巻終わっちゃうんだろうなあ・・・。さみしいけど、きっとみんながしっかり夢をつかめるエンドになるはず。
読了日:6月20日 著者:荒川弘
あたらしいいのち (絵本アフリカのどうぶつたち第3集・草原のなかま)の感想
ちょっとでも状況が違えばうまれなかったいのち。それは野生動物に限らず、其処此処にあることだろう。おかあさんヌーを助けに行くヌーの顔の迫力よ。渾身の筆力。
読了日:6月18日 著者:吉田遠志
いってきまあす! (くまくんの絵本)の感想
図書館で立ち読み。小さい頃って、家の庭やごくごく近所が素敵な冒険の場になりますね。ベンチから飛び降りた瞬間の絵が素敵。ずぼんはどこでひっかけたのかな~? この絵本のシリーズってお父さん=安心できる存在で描かれているところがいいですね。
読了日:6月17日 著者:わたなべしげお
平凡ャ塔` 4集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。このラスト…まあテーマが一貫して「映画」だったということで。理解しようとせずに楽しむことが正解。同時収録の「シルバラ」、おもしろいんだけど「結婚式ぶっちぎって、今まで交流のなかった父と二人っきりで旅行」って、婚約者的にはどうなのよ。帰ったら破談になってない? いや、結婚よりもこっちをとったってこと? やっぱり理解しようとするのが間違いなのか、朝倉漫画。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
平凡ャ塔` 3集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。一番かわいそうなのは克子ちゃんだ。いや、新開か? ミカみたいな子がリアルでいたら関わりたくないなあ~
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
平凡ャ塔` 2集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。前に読んだときはもっとアキ監督に感情移入したんだがなあ。「らいっきらひ!」のミカ、めちゃくちゃかわいい。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
平凡ャ塔` 1集 (IKKI COMICS)の感想
眠れぬ夜に、再読。前衛映画みたいなハイテンションなジェットコースターみたいな漫画。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
ハートを打ちのめせ! 2 (Feelコミックス)の感想
蒸し暑くて眠れぬ夜に、再読。アツコあほやなあ。セイジのような屑男…でも周りにあれだけ友達が集ってるってことはただの屑男じゃないんか? 荒井の急激な成長具合にびっくり。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
ハートを打ちのめせ! 1 (Feelコミックス)の感想
蒸し暑くて眠れぬ夜に。他に早く読まねばならない本があるというのに…。久々の再読。「中学生版ロマンャ泣m」を銘うっていて、「こんな中学生いるかよ」と前は思っていたけど冷静に読むと思考や行動が中学生ですね。マキちゃんの話が好きです。
読了日:6月16日 著者:ジョージ朝倉
スットコランド日記 深煎りの感想
相変わらず読書の本選択の幅の広さには驚かされるが、前巻よりも一般向けのものもいくつか紹介されていて、それがまた読みたくなるような本で、まんまと「読みたい本」が増えてしまった。「後半が陰気」という読者が多いらしいが、陰鬱になってからのほうが私はなんだか好きです。この前読んだお遍路の本や好きな「四次元温泉日記」を執筆中のことがあってなんだか2度うれしい。宮田氏が悩まされている「足熱い病」はビジネスマンの頃の夫も同様の症状がありました。結局何が原因だったのか。心因性って言われても、納得しにくいですよね。
読了日:6月7日 著者:宮田珠己
おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)の感想
図書館にて。めがねうさぎと初めて出会った、思い出の本(大人になってからだけどね)。天真爛漫、自分のやりたいことに一直線なうさこちゃん、かわいいです。まいたけのてんぷらも美味しいよ。
読了日:6月6日 著者:せなけいこ
せまいぞドキドキの感想
せまいとこ好きなヨシタケさんのイラストエッセイ。さすが「りんごかもしれない」の作者、妄想多め、そこが楽しい。閉所恐撫ヌの人は共感できないでしょうが、日々「広いところがいい!」と思っている私ですら共感できることがいくつもあったので「人間にはせまいところスキ本能がある」という作者の持論も、あながち間違いではないかもしれない。押入れが「捨てにくいものをごみになるまで熟成させる場所」という定義! なるほどねえ。ボーナストラックの「思い出し御膳」、しょっぱなが「つみ木の味」で大いに笑いました。
読了日:6月5日 著者:ヨシタケシンスケ
絵封筒をおくろうの感想
なんて楽しい!! 似たようなのを、こうの文代さんのものや、年賀状の「痛い宛名欄」などで見たことがありましたが、それ自体が「絵封筒」というジャンルとして確立しているとは。絵手紙よりも、もっと「もらう人を楽しませたい」という思いが詰まっているような気がします。切手や宛名も含めて絵の中に取り込んでいるものがすごく好き。しかし郵便局泣かせかな?笑 逓信総合博物館で展示されてたってことは郵便局のお墨付きをもらったってことでいいのかな? しかしこんな封筒でお手紙いただいたら、一生の宝物ですね!
読了日:6月4日 著者:きたむらさとし,松田素子
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