
図書館本。珍しいきのこを集めた図鑑。写真ではなくあえて絵を掲載したのは、珍しいきのこの決定的瞬間や幼菌と生菌を同時に掲載できるなど、絵ならではの利点を狙ってか。写実的過ぎない城戸みゆきさんの鮮やかな絵がかわいらしいです。堀博美さんの本文は、きのこの解説というよりご自身の経験や思い出が目立ちますが、きのこ図鑑にはよくあることのような気がします。きのこは叙情的な生きものなのですね。巻末の「国語辞典の中のきのこ」くらべが秀逸、堀さんの本領発揮。しかしいまだに「胞子植物」と掲載している辞書があるとは遺憾です。
読了日:07月09日 著者:文・堀 博美

美容室で。スーパーマーケットの裏技的情報と食材トリビア。主に食材のほうが興味深かったです。ごぼうのアクだと思っていたのはャ潟tェノール! 水にさらしても味がよくなるわけではないので、これからはアク抜きはやめようと思います。サトイモは冷気厳禁、気をつけよう。たまねぎはいかに乾燥させておくか。ベランダでネットにつるしておくのがいちばんいいけれど、においに誘われてGが来ないか心配…。
読了日:07月08日 著者:

冬から秋まで、北海道のスズメの1年を追いかけた写真集。私も最近スズメを撮るからわかるのですが、大人のスズメって角度によってはちょっと強面に写ったりしてしまうのだけれど、この写真集の中のスズメはみな愛らしい表情。どれだけの時間をかけて撮影し、どれだけの枚数の写真の中から選ばれた1枚なのかと思うと、頭が下がる思い。幻想的な風景とかわいらしいスズメ。さすがプロの写真とうなった。こちらに向かって集団飛翔するシーンは圧巻。
読了日:07月08日 著者:熊谷勝

図書館本、初読み作家さん。風変わりなホテルに勤めることになった主人公の日常をなぞっていくうちに奇異な家族関係があらわになってくる。物語の構成要因から村上春樹や吉本ばななの気配を感じるが、二番煎じになっていないのは「おはなし」ではなく、著者ならではの「小説」の世界観があるからだろう。眠りが日常における小さな「死」の体験であるのなら、覚醒は誕生。一度ひとつの細胞に収斂されてから、また一卵性双生児として生まれ変わる。わたしはあなた、あなたはわたし。最後は少しあわててまとめた感もあるが、すごく好きな作品。
読了日:07月07日 著者:栗田 有起

うん、侮れない。でもきのこの本体はいわゆる「きのこ」(子実体といふ)ではないのですよ。だから坊ちゃんにめちゃくちゃに踏まれたところで「へへへん」なんですよ。
読了日:07月06日 著者:夢野 久作

書店で書名を見てすぐ手に取り、購入してから嫌いな著者の本と気づく…orz 1400円もしたから読まないのもなあ、とバーっと読了。結果、かえって自己嫌悪に陥りました笑 前著の「ミラーニューロン説」に加え「緊張ホルモン」というあいまいな物質が登場、裏づけのない「なんとな~く」な説を平気で書いちゃう。不安になるのは他人を信頼していないから、謙虚さは傲慢の裏返し、など本当に落ち込みます。そして不安を一瞬で消す方法は前著と同様、おまじないを唱えることでの自己暗示。もう2度と買わないよう、しっかり著者名覚えます。
読了日:07月05日 著者:大嶋 信頼

3社の中でいちばん若向け・ミーハーな感のある角川。ゴリゴリにメディアミックス推し。名作のかまわぬカバーは素敵だなあ。文スト表紙は賛否両論でしょうね。読みたいなーと思う本はあんまり…でしたが、「とんでもなく役に立つ数学」が読みたい…と思ったけれど、こういう新書的な煽りの題名の本は結構地雷の場合が多いのよね。ホラー文庫からのエントリーがいくつかあるのは角川ならではのうれしいところです。
読了日:07月05日 著者:KADOKAWA

メディアミックスよりも「教団X」推しなのがなんだかうれしいですね。まだ読んでないから読まなくちゃ! 著者近影が多いのが集英社の特徴? 北方氏に京極氏…しっぶぅ~~。本の選定からも、他の2社よりも熟年層にもターゲット置いてる感がうかがえます。だからか?例年よりも読みたいと思う本が多かった。早速1冊買って、猫ちゃんのカバーGETしてきました。あれ?オリジナルカバー4種って載ってるけど、本屋さんでは6種類くらい見せてもらったような…あとで増えたのかな?(←おそらくリバーシブルを勘違い?) 既読は5冊以下でした。
読了日:07月05日 著者:集英社

ようやく本屋でもらってきました。既読は35冊かな? 登録してないのもありますが・・・。文庫Xが入りましたね! あの本屋さんのお手柄かな?「絶望名人カフカの人生論」も今年から?(去年もありましたっけ?)この本が入っているのはうれしいなあ。他にも「残っていてうれしいな」の本には胸をなでおろし、「この本まだ残ってんのかい」という本に憤ったり笑 「それでも日本人は戦争を選んだ」「ある奴隷少女に起こった出来事」「迷宮」が読みたい。
読了日:07月05日 著者:新潮文庫

おお! 自費出版のを持っているので、本屋さんで気軽に手に取れるようになったのがうれしいです。でもやっぱり薄い本(^^;) 感慨深いですが、こちらは立ち読みで。
読了日:07月05日 著者:高橋 のぞむ

すみません、続編も立ち読みで済ませてしまいました。最初に「進化とは」の解説があるのがいいです。「ざんねんな」というタイトルはいかがなものか…と前作から思っていましたが、「強い生物だけが生き残るわけではなく、弱いからこそチャンスがある場合も」というような記述にちょっと救われたような、でもやっぱりもやっとするような。内容は前作同様面白かったです。好きなのは「キリンは長い舌で鼻の穴をほじる」。そうだよね、手でかけないもんね。あと象の赤ちゃんが長い鼻をもてあましている、というのに思わず「ふふふ」と。
読了日:07月05日 著者:

立ち読みで。つまらなさの追求の結果、楽しくなる。「ひま」と「つまらない」は違う気がするけどなあ。「ひま」は好きだけど、「つまらない」ことに延々従事されるのは勘弁です。
読了日:07月05日 著者:ヨシタケ シンスケ

スーパー銭湯にて。懐かしい。昔持ってました。小学生のときに買ったのかな。今読んでも納得の読み応え。美少年につぐ美少年。でも魔夜さんの描く美少年って宝塚の男装麗人のように見える。だから生々しくなくていいのかな。バンコランよたいがいにせい。しかしパタリロ、10歳でこの余裕…「わたしをからかっているのか!」「わかるか?」末恐ろしや。同時収録のホラー2編も雰囲気があって良い。
読了日:07月04日 著者:魔夜 峰央
![SAVVY(サヴィ) 2017年 08 月号 [雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51tqXuOSPeL._SL75_.jpg)
スーパー銭湯にて。京都のエリアごとの新店舗情報はカフェ多め。旬の果物スイーツはとっても美味しそうだけどやはりお高い…。他ひとり飲み情報、シーン別のお店情報などなど。あとは祇園祭りをはじめ、夏のイベントのことが詳しく載っていて◎。祇園祭り、一度は見に行きたいなあ。この本を持ってひとり歩きしたいけど、いかんせんサイズがでけえぜ。全体マップだけでも取り外せたら嬉しいんだけどな。
読了日:07月04日 著者:

立ち読み。思わず笑っちゃいました、塗り絵までやせる習慣! 何でもありやないかい!笑 どうやら塗り絵で自律神経を整えることで、やせる習慣がつくようです。ホンマカイナ。あと、食べ物のことで頭がいっぱいになってきたときに塗り絵に集中することで煩悩を追い払う効果? じゃあ別にこの塗り絵じゃなくていいじゃない…。オレンジは食欲を増進させてしまうから、青系を使うといいです。鍋猫の図案で「猫ちゃんは好きな色に塗りましょう。」…はい、言われなくても。
読了日:07月03日 著者:

読友さんの登録で気になっていた本をT-SITEで読んできました。たった5つのエクササイズを1分ずつするだけでで驚くほどやせる! と言う触れ込みですが、私にはエクササイズよりも生活習慣の制限のほうが厳しそう…。起きて30分以内の朝食、食事内容を3回に等分する、アルコールは禁止…どうしても飲みたいなら週に2回くらい思いっきり飲んで他の日は我慢…。朝からそんなにガッツリ食べられないし、これからの季節毎日ビール飲みたいよ! てなわけで購入は保留。表紙のメ[ズが出来るかどうかは、腰痛が治ってから試してみます。
読了日:07月03日 著者:佐久間健一

図書館にて。「しろさんはひとりでくらしておりました。」飼い猫なのに、この表現。猫にとって人間はパートナーではないのね…(;_;) 三人称なのに、猫目線の語りが素敵な絵本です。「猫の教科書」に通じるものを感じました。それにしても「お料理」って何するんだろ? つまみぐい?(^m^)
読了日:07月02日 著者:エリシャ・クーパー

図書館本。きのこが好きだ。名前や見た目のかわいさももちろん、なぞが多いミステリアスな存在であることがひきつけるャCントか。毒きのことなれば、さらに。毒があるのかないのかいまだにわからないきのこも多く、有毒成分は検出されてないのに中毒症状が出るとか、体質にもよるとか、こわいけど興味深い。そもそもなぜ毒を有するようになったのか、それすらなぞだという。わからないからおもしろい。おなかが痛くなったり手足の痛みが1ヶ月以上も続いて衰弱死したりは勘弁だけれど、ワライタケ中毒にはちょっと惹かれてしまう自分がいる。
読了日:07月02日 著者:新井 文彦,白水 貴

図書館本。マンガに出てくる料理を忠実に再現、レシピとともに掲載。いやー、作者・梅本さんのマンガと料理に対する情熱が素晴らしい。5000円のイチボ肉を使ったコンソメスープは震えます。荒縄(安心してください、芋がらで編んだ縄です)の味噌汁に活目。結構マニアックなマンガも多く、まさかドロヘドロの丹波社長のパイとここで出会えるとは。紹介の文章も軽快で、読んだことないマンガも気になりません、逆に読みたいマンガが増えてしまった。食べたいNo.1はベタですが深夜食堂の「牛すじ大根玉子入り」かなー。
読了日:07月01日 著者:梅本 ゆうこ
読書メーター