へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

よしもとばなな「彼女について」

2009-02-28 23:33:16 | 
オカルトの話です。
ここ数年のバナナのオカルト色の強い話は、
なんだか読後感が悪くてあまり好きではないのですが・・・
これはさらっとしていて良かったです。
結末はう~ん、なところもありますが。
でもなかなかおすすめ。

断片的に「初恋」とか、あとなんだっけ?最近のイタリアが良く出てくる話、
あのへんのモチーフを練りなおした感もあります。

よしもとばななの本は、不思議なことに読んでいると
自分の中の大事なものに思いを馳せてしまう。
それがばななの文章の力なんでしょう。


2008年11月発行
文件t秋社

なんでないの

2009-02-19 21:06:44 | ノンジャンル
昨日日記に書いた布袋のニューアルバムを買いにいそいそとTUTAYAへ。

当たり前に、ニューリリースのところに平積みだと思っていました。
しかし・・・
あるのはユニコーンと幸田くみ、なんならチャゲアス…てな感じで、
探せど探せど布袋の「ぬの」も「ふくろ」もない。
アーティスト別のところにすら。

なぜ?
新聞にも載ってたから、昨日発売で間違いないよね。
TUTAYAとけんかでもしてる?
でも近くにはHMVもタワーレコードもないし。
ああうう。

布袋が帰ってきた!!

2009-02-18 22:25:34 | ノンジャンル
ついにギタリズムV、発動だーーーーー!!

ここ10年来の布袋の曲と態度はあんまり・・・的な感じでしたが、
ついにROCKに回帰!!
まってたぜ!!

でもまだCD聞けてない。
忙しすぎて忘れてた。
明日かって来よう!!


以下、mixiから無断掲載。

ギタリズムVのライナーノーツ。

21世紀、果たしてロックンロールは進化を遂げただろうか?

SFの父アーサー・C・クラーク「2001年宇宙の旅」
フィリップ.K.ディック「ブレードランナー」etc...
狂気のロマンチストたちが描いた未来が今、我々の目の前にある。

コンピューターワールドの住人たちは見知らぬ相手と仮想世界で交信を続けている。
世界はネットワーク化され、情報は何でも手に入る。
(それが大いなる嘘であったとしても!)

偉大なるロック・マシーンはハードディスクの中に眠っている。
ファイルを開けば夢のビンテージサウンドが一瞬にして手に入る。
キーを押せばビートが飛び出し、オーケストラの指揮者にだってなれる。
そう誰でもベートーベンになりきってロックできる時代が来たのだ!

ダンスを踊れない人間がダンスミュージックを作ってる。
匿名でしか意見を言えない臆病者が、世の中を支配したつもりで笑ってる。
路上で歌う未来のロックスターはラブソングしか歌えないらしい。

進化しながら退化した人類は、次第に過去に夢を馳せるだろう。
インターネットも携帯電話も高層ビルもサプリメントも存在しなかった時代に
「溢れる衝動と想像力」のみによって生まれた件pの数々にひれ伏すだろう。

あれから20年...。
私は≧GUITARHYTHM≦の世界に戻る。
タイムカプセルであのロックンロール黄金時代に還る。
甘美で危険な夢をもう一度見たいのだ。

昔も、今も、そして未来でも、コンピューターはギターを弾けない。
ギタリストにとってコンピューターは可愛いオモチャでしかない。

布袋寅泰