2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:4325ページ
ナイス数:1658ナイス
浮「俳句 (幻冬舎新書)の感想
この句集を編纂するに当たり、名のある俳人の句集を全て読み返したと思われる編者に感服。浮「俳句って、意外にたくさんあるものなのですね。なかには「ええ、そこまで深読みする?」と思ってしまうものもあるけれど、それは私の読みが浅いのでしょう。最も浮ゥったのは、川柳ですが小池正博「処刑場みんなにこにこしているね」。このひらがなの柔らかな並びが、余計に浮「です。
読了日:5月31日 著者:倉阪鬼一郎
物語のある広告コピー シリーズ広告編の感想
優れたコピー、短文に力があるから、まとめて読むとくどい。
読了日:5月28日 著者:
ローカル仕事図鑑 ――新天地のハローワーク (Local Life Book)の感想
図書館本。地方で(主に独立して)地域に根付いた仕事をする若い方を紹介した本。都会だろうが地方だろうが「こんな仕事がしたい」というはっきりした理念とやり遂げる強い意志が、その仕事を楽しく続けられる必須の条件なのですね。私のように「仕事さえあれば田舎に行きたいよー」「宝くじさえ当たればこんなことがしたいのにな」とグダグダ言っている輩は、一生都会で雇われてろって感じですね、ハイ。
読了日:5月22日 著者:
なにからできているでしょーか? (コドモエ[kodomoe]のえほん)の感想
図書館で立ち読み。あー・・・「しょーか」の、伸ばし棒見たときになんだかいやな予感したんだよね~・・・。楽しいオチを期待していたのに、正統派でした。そこにいたるまでも、その程度の分解ならいちいち絵本見るまでもないっちゅうの、と思ってしまった。なので食育絵本にするにしても中途半端。
読了日:5月22日 著者:大森裕子
リスとはるの森の感想
図書館本。りすくん本第3弾。「リスとはじめての雪」から読むと良し。うんうん、勘違いや空回りって誰にでもあるよね。今回も面白かったけど、やはり最初に読んだ「リスとお月さま」がいちばんよかったかな?
読了日:5月22日 著者:ゼバスティアンメッシェンモーザー
おでかけすいぞくかん (ずかんえほん)の感想
図書館本、ジャケ借り。「図鑑絵本」とあるように写真はなく、やさしくも写実的な絵で水族館で見られる代表的な生き物を紹介。水族館に行く前に読むと、さらに水族館が楽しめるでしょう。でもここに出てくる生き物全てを網羅できる水族館はないだろうなあ。それがいいのかもね。ダンゴウオかわいー。
読了日:5月22日 著者:阿部浩志
俳句いきなり入門 (NHK出版新書 383)の感想
いやー、目から鱗。面白かった。俳句入門の本なんだけれど、「句会は自分で俳句を作らずともできる」「俳句はャGムではない」「言葉は自分の外にある」「言いたいことがあるなら俳句なんて作らずにツイッターでつぶやいとけ」など、私の中の俳句感が覆された。刺激的。俳句は老人のたしなみ、などでは絶対にない、エキサイティングで攻撃的だ。でもちょっと作るのが浮ュなってしまった。私にも言語転換が訪れる日は来るのか? 口語体の俳句、自分じゃ絶対に作れないけど、読んでみたい。
読了日:5月22日 著者:千野帽子
大判 ゆかいなゆうびんやさんのクリスマスの感想
季節はずれですが(^^;) 昨日フリーマーケットで100円で購入。家に帰って読んでみたら、お手紙が入っていないャPットがあって「だから100円だったのか」とorzってたら、他のャPットに入っているのを発見。わーい。「どうぶつしんぶん」とかこういうギミック?のある絵本大好き。
読了日:5月22日 著者:ジャネットアルバーグ,アランアルバーグ
天頂より少し下っての感想
短編集。1話目がSFチックだったので今回はそういう路線かと思いきや、他は日常の、川上さんお得意の現と幻があわいになる話でもなく、まっとうな現実の、人間関係の話でした。自分と他人の境があわいになってくるほど、かえって孤独が浮き立つ。なかでも「夜のドライブ」「壁を登る」が好き。それにしても川上さん、タイトルつけるのうまいなあ。
読了日:5月22日 著者:川上弘美
可哀相な姉の感想
昭和デカダンの雰囲気ただよう、ざわざわする短編。古屋兎丸で漫画化したらぴったり来そう。「故郷で白い石となった」という表現にぐっときた。
読了日:5月21日 著者:渡辺温
たまごのあかちゃん (幼児絵本シリーズ)の感想
立ち読みで。いろんな赤ちゃんが卵から生まれてくる。最後の卵からはなんと・・・?! 一定のリズムに乗って、楽しい絵本です。赤ちゃん好きそう。
読了日:5月21日 著者:神沢利子
みさおとふくまる さようなら、こんにちはの感想
立ち読みで。「みさおとふくまる」の第2弾。こちらはモノクロ。そうか、著者のお祖母さんなのですね。モノクロのほうが心に響く。おじいちゃんを亡くした操おばあちゃんが、子猫のふくまるに出会って心を通わせる家庭がよく伝わってくる。見ていると、涙が出そうになります。
読了日:5月21日 著者:伊原美代子
はやおきおばけ (ころころえほんぷち)の感想
立ち読み。夜更かしできない、朝型おばけ。こんなおばけがいてもいいね。さわやかでかわいい。
読了日:5月21日 著者:くろだかおる
あなたのまわりの「コミュ障」な人たち (ディスカヴァー携書)の感想
2012年刊。ここ5年ほどでとみによく耳にするようになった「コミュ障(コミュニケーション障害)」というキーワードから、精神疾患や発達障害を読み解く。タイトルから「周りのコミュ障の人への対応に悩んでいる人が手に取るだろう」と想定され、書かれている。大変わかりやすく、読みやすかった。「ぼちぼち生きる(6割できたら満足)」「支える側も自信を持つ」など、安堵する言葉がたくさんあった。画一化を求めて余裕のなくなる現代社会…実は私もギスギスしているのかもしれない。ちょっと肩の力を抜いて、自分をほめよう。
読了日:5月21日 著者:姜昌勲
もの食う話 (文春文庫)の感想
図書館本。よかった。「食う」(食べる、ではなくてあえて)がテーマのアンソロジー。小説からエッセイから漫画まで、バラエティに富んだ収録だが、食の喜びを謳っているものは少なく、食欲と性欲の密接な関係・食べなければ生きていけないが快楽として美食を求める人間の業の深さを思い知らされる。目当ての武田泰淳「もの食う女」、からっと明るい房子(百合子)さんに当惑する文学青年像が可笑しくもかわいい。呼応するように掲載された百合子さんの「枇杷」は、時間を経た夫婦のひたすら愛。本の作りや収録作の選定基準に格調の高さを感じる。
読了日:5月21日 著者:文藝春秋
中2の男子と第6感(2) (ヤンマガKCスペシャル)の感想
前半ただの変態漫画に成り下がったか、と思ったけど後半また面白くなった。しかし路線が何度も変わる漫画だなあ。
読了日:5月21日 著者:福満しげゆき
それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)の感想
安定、安定、超安定!もう15巻にもなるのか。あと1,2巻で終わりなんだろうなあと思うと切ないですが、何度でも読み返したい。現に、この巻でさえ「この人誰だっけ」「これいつのことかな」と思う話が結構あったので、また過去巻読み返さねば! 時系列表が欲しいよう。お決まりのオカルト話もミステリ話もよかったけど、なんといっても修学旅行。うわー、甘酸っぱい。ムックリ吹きたい。浅井おめでとう。夏の旅行、沖縄やめて北海道にするわ!今回はしずねーちゃんが出てこなかったのはちと残念だったかな。モリアーキーの剣がいちばんのツボ。
読了日:5月21日 著者:石黒正数
関西ウォーカー 2016年05/24号の感想
アプリで、ごろごろしながら暇つぶしに。特集はカレーのお店とご朱印めぐり。ご朱印て、渋いですね。昔、寺でバイトしてたときに書いたなあ。一度ご朱印を逆さまに押してしまって、しかし知らんぷりして渡してしまった。あのときの方、ごめんなさい。コレクション欲がないからご朱印には惹かれないけど、京都・宝蔵寺の、若冲髑髏図のご朱印はかっこいいなあ。
読了日:5月19日 著者:
アンソロジー おやつの感想
図書館本。「アンソロジーお弁当。」よりかは多少求心力は落ちるけれど、面白かった。おやつと一言に言っても、遠足のおやつ、小さい頃の毎日のおやつ、特別な日のお菓子、大人になってからの贅沢なスウィーツなど様々。いい年のおじ様たちがやたらとブランド菓子にこだわっているのがなんだかかわいい笑 袋物のスナックがおいしいのは、半分は罪悪感からなんですね。久住昌之さんのおはぎの話に鼻の奥がつんとなり、五木寛之さんのメロンパンの話に大笑い。筒井ともみさんのエッセイは初読み。この人の文章、もっと読みたくなった。
読了日:5月16日 著者:阿川佐和子,阿部艶子,江國香織,尾辻克彦,開高健,角田光代,木皿泉,久住昌之,久保田万太郎,幸田文,小島政二郎,酒井順子,荒川洋治,佐藤愛子,獅子文六,柴崎友香,東海林さだお,武田百合子,辰野隆,種村季弘,團伊玖磨,筒井ともみ,長嶋有,安野モヨコ,中村汀女,蜂飼耳,林望,藤森照信,古川緑波,三浦哲郎,南伸坊,向田邦子,村上春樹,森茉莉,池波正太郎,森村桂,矢川澄子,伊集院光,五木寛之,井上靖,内館牧子,内田百けん
イカ干しは日向の匂いの感想
そうなんだよ、旅行で、観光名所の素晴らしい絶景もすてきだけれど、本当に心動かされるのは市井の風景。花さんが心奪われて思わずシャッターを切る、寂れた商店街の看板やウインドウ。私も好きです。富士の山荘に現れる「変虫」、正体が気になる。タイトルにもなっているイカ干しの写真、裏カバーにしかなくて残念。見開きで見たかったなあ。この本、図書館で借りて大事においといたら、返却期限が来てしまい、延長も忘れていてできなかったので慌てて読んだ。もったいないことをした。写真も文も、前回読んだ最新作「猫光線」より好み。
読了日:5月15日 著者:武田花
このあと どうしちゃおうの感想
本屋で立ち読み。「いやいやそれよりも」と思いながら読み進めていたら、考えていたような展開になってしてやられたかんじ。おじいちゃんが何を思ってノートを書き、遺したのかはわからないけど、「ぼく」が生きることへの楽しみを自分で見出そうと思ったのだから、おじいちゃんよくやった。しかし「嫌いなアイツ」は地獄行きという展開が、子どもじみてるやら説教くさくなくて良いのやら。
読了日:5月15日 著者:ヨシタケシンスケ
ますます毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家での感想
アスペルガー・ADHD・LDといろいろな発達障害がある沖田×華さんの「やらかし」漫画第2弾。あっけらかんと明るい語り口なので楽しく読めるけど、ここまで自己肯定できるまでには人知れぬ苦労があっただろうな。大学で教材として使われているようですが、シモネタ多目なので義務教育では難しいかな。惜しいね。
読了日:5月15日 著者:沖田×華
善悪の屑 (1) (ヤングキングコミックス)の感想
レンタル電子書籍で。法で裁けない屑野郎にDQN返しをする復讐屋の話。胸糞悪い事件ばかり。自分はアンチ私刑(リンチ)ですが(じゃあなぜ読んだw)、私刑擁護派の人が読んでもすっきりはしないだろう展開。もともと読んでスッキリな漫画を目指していないような。
読了日:5月15日 著者:渡邊ダイスケ
LDK(エルディーケー) 2016年 06 月号 [雑誌]の感想
先日美容院で。初読みの雑誌です。なーるほどー、「こういう情報をみんな知りたいんだよね!」というような、背伸びしない、実生活に即した家事情報誌。ファッションも、ユニクロや無印をどう活用するか? だし。…でも読者の思う壺過ぎて、「それなんてステマ?」って思っちゃう箇所も。さておき、ネコDKのギャップ写真に大いに笑いました。
読了日:5月13日 著者:
とうめいにんげんのしょくじ (ャvラ社の絵本)の感想
「やきざかなののろい」の塚本さんの絵本。「食育絵本第4弾」とありますが、これ、食育かい?笑 「ウンチ」「ウンチ」と連呼なので、子ども達は喜ぶだろうなあ。とうめいにんげんが家の中にいても、みんな嫌がらないのが素敵ですね。
読了日:5月8日 著者:塚本やすし
リスとはじめての雪の感想
季節はずれですが笑 この写実的なタッチと漫画的展開のギャップがたまらない~。前作の妄想リス君、今回はその妄想がともだちにも伝播。無理して起きているときのゲソゲソ感と、最後のほっこり感がいい。私もうずもれたい。
読了日:5月8日 著者:ゼバスティアンメッシェンモーザー
気になるあの病気から自分を守る! 感染症キャラクター図鑑の感想
何でもかんでもゆるキャラにしよって! でもキモかわいいので許します。こないだ私が感染したカンピロちゃんもサブキャラとして出てきましたよ。ビジュアル的には水疱瘡とRSウイルスが好きです。「あたしが頭にいたお友達を仲間はずれなんかにしないでね!byアタマジラミ」ごもっとも。
読了日:5月8日 著者:
猫光線の感想
写真家・武田花さんの、エッセイ&写真集。表紙こそアヴァンギャルドだが、中の写真は猫とノスタルジックな市井の風景。お母さんの百合子さんの文体によく似た、毒を含みつつもからっと乾いた文が心地いい。猫の写真、ガン飛ばし猫が多くて、なんだか親近感が沸きました。キスしそうなくらい距離が近い狛犬と、足にシッモュるりんまきつけた猫の写真が好きです。最後の家族の思い出エッセイ、おなか抱えて笑うくらい可笑しいのに、ちょっと切ない。
読了日:5月8日 著者:武田花
倹lと俳人の感想
図書館本。以前順番が回ってきたときは忙しくて、読みたいのに2章までで時間切れ、泣く泣く返却。今回は後に待つ人がいなかったからゆっくり読めるのに、面白くて一気読みでした。又吉さんと同じく「定型俳句は浮「」と思っていた私を堀本さんが解きほぐしてくれました。今までは俳句より短歌に惹かれていたのに、今は断然俳句にのめりこみたくなっています。もちろん俳句にも決まりごとはたくさんあるけれど、「俳句でやってはいけないことって基本的にはない」という堀本さんの言葉が心強い。自分ではまだ詠めないけど、歳時記を買おう。
読了日:5月4日 著者:又吉直樹,堀本裕樹
なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?(1) (ライバルKC)の感想
電子書籍期間限定無料にて。ハイスペックだけど彼女ができない聖也。「高校で彼女を作る」と意気込むが…。うーん、微妙な漫画。主人公のキャラが立っていないのがその一因。そしてせっかく大金持ち設定なんだから、その辺のところをもっと大げさに活用してネタにして欲しかった。
読了日:5月4日 著者:内乃秋也,茂木完田
冒険歌手 珍・世界最悪の旅の感想
この表紙を見たら、読まざるをえないでしょう。なんとうちの市の図書館に蔵書が。「苦労をしたい」という思いを原動力に、ハチャメチャな冒険の旅に参加することになったシンガーソングライター峠恵子さんの冒険日記。淡々と綴られているからこそ、自然や異文化の中を旅する過酷さが伝わってくる。後半に行くにしたがってどんどん面白くなる。ところどころ描いてあるゆるいイラストもいい感じ。偶然積読していた「空白の五マイル」の著者が隊員の一人とわかりびっくり。こちらも近いうちに読まないとね。
読了日:5月3日 著者:峠恵子
ダ・ヴィンチ 2016年5月号の感想
アプリにて。「乙一×中田永一×山白朝子」の対談掲載(笑) 山白朝子名義のものはまだ読んだことがないので、近いうちに読みたいな。「おそ松さん」大人気ですね。見たことないですが、見ようとも思わん。二次作品(と私は思っている)はこっそりやるからいいのであって、オフィシャルで出しちゃ反則。好きだった「短歌ください」、なんだかあざとい作品が増えたような。
読了日:5月3日 著者:
週刊アスキー No.1076 (2016年4月26日発行)<週刊アスキー> [雑誌]の感想
アプリで。スマホ初心者なので、情報収集のため。写真が好きだけどインスタグラムに興味が持てず、読んでみたら興味がわくかな? と思ったけど微塵もわかなかった。
読了日:5月3日 著者:
誘爆発作(1) (シリウスKC)の感想
レンタル電子書籍にて。日々、夜中の幻聴と動悸に悩まされる2人がひょんなことからつながっていることに気付き… 幻聴でもなく幽霊でもなく、彼らがたどり着く真実とはーーーって、めっちゃ気になるんですが、未完な上展開がだいぶゆっくりなので、焦って続きを読むのはやめときます。
読了日:5月2日 著者:岡村星
読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:4325ページ
ナイス数:1658ナイス
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この句集を編纂するに当たり、名のある俳人の句集を全て読み返したと思われる編者に感服。浮「俳句って、意外にたくさんあるものなのですね。なかには「ええ、そこまで深読みする?」と思ってしまうものもあるけれど、それは私の読みが浅いのでしょう。最も浮ゥったのは、川柳ですが小池正博「処刑場みんなにこにこしているね」。このひらがなの柔らかな並びが、余計に浮「です。
読了日:5月31日 著者:倉阪鬼一郎
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優れたコピー、短文に力があるから、まとめて読むとくどい。
読了日:5月28日 著者:
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図書館本。地方で(主に独立して)地域に根付いた仕事をする若い方を紹介した本。都会だろうが地方だろうが「こんな仕事がしたい」というはっきりした理念とやり遂げる強い意志が、その仕事を楽しく続けられる必須の条件なのですね。私のように「仕事さえあれば田舎に行きたいよー」「宝くじさえ当たればこんなことがしたいのにな」とグダグダ言っている輩は、一生都会で雇われてろって感じですね、ハイ。
読了日:5月22日 著者:
![なにからできているでしょーか? (コドモエ[kodomoe]のえほん)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XYZopGhTL._SX100_.jpg)
図書館で立ち読み。あー・・・「しょーか」の、伸ばし棒見たときになんだかいやな予感したんだよね~・・・。楽しいオチを期待していたのに、正統派でした。そこにいたるまでも、その程度の分解ならいちいち絵本見るまでもないっちゅうの、と思ってしまった。なので食育絵本にするにしても中途半端。
読了日:5月22日 著者:大森裕子
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図書館本。りすくん本第3弾。「リスとはじめての雪」から読むと良し。うんうん、勘違いや空回りって誰にでもあるよね。今回も面白かったけど、やはり最初に読んだ「リスとお月さま」がいちばんよかったかな?
読了日:5月22日 著者:ゼバスティアンメッシェンモーザー
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図書館本、ジャケ借り。「図鑑絵本」とあるように写真はなく、やさしくも写実的な絵で水族館で見られる代表的な生き物を紹介。水族館に行く前に読むと、さらに水族館が楽しめるでしょう。でもここに出てくる生き物全てを網羅できる水族館はないだろうなあ。それがいいのかもね。ダンゴウオかわいー。
読了日:5月22日 著者:阿部浩志
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いやー、目から鱗。面白かった。俳句入門の本なんだけれど、「句会は自分で俳句を作らずともできる」「俳句はャGムではない」「言葉は自分の外にある」「言いたいことがあるなら俳句なんて作らずにツイッターでつぶやいとけ」など、私の中の俳句感が覆された。刺激的。俳句は老人のたしなみ、などでは絶対にない、エキサイティングで攻撃的だ。でもちょっと作るのが浮ュなってしまった。私にも言語転換が訪れる日は来るのか? 口語体の俳句、自分じゃ絶対に作れないけど、読んでみたい。
読了日:5月22日 著者:千野帽子
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季節はずれですが(^^;) 昨日フリーマーケットで100円で購入。家に帰って読んでみたら、お手紙が入っていないャPットがあって「だから100円だったのか」とorzってたら、他のャPットに入っているのを発見。わーい。「どうぶつしんぶん」とかこういうギミック?のある絵本大好き。
読了日:5月22日 著者:ジャネットアルバーグ,アランアルバーグ
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短編集。1話目がSFチックだったので今回はそういう路線かと思いきや、他は日常の、川上さんお得意の現と幻があわいになる話でもなく、まっとうな現実の、人間関係の話でした。自分と他人の境があわいになってくるほど、かえって孤独が浮き立つ。なかでも「夜のドライブ」「壁を登る」が好き。それにしても川上さん、タイトルつけるのうまいなあ。
読了日:5月22日 著者:川上弘美
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昭和デカダンの雰囲気ただよう、ざわざわする短編。古屋兎丸で漫画化したらぴったり来そう。「故郷で白い石となった」という表現にぐっときた。
読了日:5月21日 著者:渡辺温
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立ち読みで。いろんな赤ちゃんが卵から生まれてくる。最後の卵からはなんと・・・?! 一定のリズムに乗って、楽しい絵本です。赤ちゃん好きそう。
読了日:5月21日 著者:神沢利子
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立ち読みで。「みさおとふくまる」の第2弾。こちらはモノクロ。そうか、著者のお祖母さんなのですね。モノクロのほうが心に響く。おじいちゃんを亡くした操おばあちゃんが、子猫のふくまるに出会って心を通わせる家庭がよく伝わってくる。見ていると、涙が出そうになります。
読了日:5月21日 著者:伊原美代子
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立ち読み。夜更かしできない、朝型おばけ。こんなおばけがいてもいいね。さわやかでかわいい。
読了日:5月21日 著者:くろだかおる
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2012年刊。ここ5年ほどでとみによく耳にするようになった「コミュ障(コミュニケーション障害)」というキーワードから、精神疾患や発達障害を読み解く。タイトルから「周りのコミュ障の人への対応に悩んでいる人が手に取るだろう」と想定され、書かれている。大変わかりやすく、読みやすかった。「ぼちぼち生きる(6割できたら満足)」「支える側も自信を持つ」など、安堵する言葉がたくさんあった。画一化を求めて余裕のなくなる現代社会…実は私もギスギスしているのかもしれない。ちょっと肩の力を抜いて、自分をほめよう。
読了日:5月21日 著者:姜昌勲
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図書館本。よかった。「食う」(食べる、ではなくてあえて)がテーマのアンソロジー。小説からエッセイから漫画まで、バラエティに富んだ収録だが、食の喜びを謳っているものは少なく、食欲と性欲の密接な関係・食べなければ生きていけないが快楽として美食を求める人間の業の深さを思い知らされる。目当ての武田泰淳「もの食う女」、からっと明るい房子(百合子)さんに当惑する文学青年像が可笑しくもかわいい。呼応するように掲載された百合子さんの「枇杷」は、時間を経た夫婦のひたすら愛。本の作りや収録作の選定基準に格調の高さを感じる。
読了日:5月21日 著者:文藝春秋
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前半ただの変態漫画に成り下がったか、と思ったけど後半また面白くなった。しかし路線が何度も変わる漫画だなあ。
読了日:5月21日 著者:福満しげゆき
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安定、安定、超安定!もう15巻にもなるのか。あと1,2巻で終わりなんだろうなあと思うと切ないですが、何度でも読み返したい。現に、この巻でさえ「この人誰だっけ」「これいつのことかな」と思う話が結構あったので、また過去巻読み返さねば! 時系列表が欲しいよう。お決まりのオカルト話もミステリ話もよかったけど、なんといっても修学旅行。うわー、甘酸っぱい。ムックリ吹きたい。浅井おめでとう。夏の旅行、沖縄やめて北海道にするわ!今回はしずねーちゃんが出てこなかったのはちと残念だったかな。モリアーキーの剣がいちばんのツボ。
読了日:5月21日 著者:石黒正数
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アプリで、ごろごろしながら暇つぶしに。特集はカレーのお店とご朱印めぐり。ご朱印て、渋いですね。昔、寺でバイトしてたときに書いたなあ。一度ご朱印を逆さまに押してしまって、しかし知らんぷりして渡してしまった。あのときの方、ごめんなさい。コレクション欲がないからご朱印には惹かれないけど、京都・宝蔵寺の、若冲髑髏図のご朱印はかっこいいなあ。
読了日:5月19日 著者:

図書館本。「アンソロジーお弁当。」よりかは多少求心力は落ちるけれど、面白かった。おやつと一言に言っても、遠足のおやつ、小さい頃の毎日のおやつ、特別な日のお菓子、大人になってからの贅沢なスウィーツなど様々。いい年のおじ様たちがやたらとブランド菓子にこだわっているのがなんだかかわいい笑 袋物のスナックがおいしいのは、半分は罪悪感からなんですね。久住昌之さんのおはぎの話に鼻の奥がつんとなり、五木寛之さんのメロンパンの話に大笑い。筒井ともみさんのエッセイは初読み。この人の文章、もっと読みたくなった。
読了日:5月16日 著者:阿川佐和子,阿部艶子,江國香織,尾辻克彦,開高健,角田光代,木皿泉,久住昌之,久保田万太郎,幸田文,小島政二郎,酒井順子,荒川洋治,佐藤愛子,獅子文六,柴崎友香,東海林さだお,武田百合子,辰野隆,種村季弘,團伊玖磨,筒井ともみ,長嶋有,安野モヨコ,中村汀女,蜂飼耳,林望,藤森照信,古川緑波,三浦哲郎,南伸坊,向田邦子,村上春樹,森茉莉,池波正太郎,森村桂,矢川澄子,伊集院光,五木寛之,井上靖,内館牧子,内田百けん

そうなんだよ、旅行で、観光名所の素晴らしい絶景もすてきだけれど、本当に心動かされるのは市井の風景。花さんが心奪われて思わずシャッターを切る、寂れた商店街の看板やウインドウ。私も好きです。富士の山荘に現れる「変虫」、正体が気になる。タイトルにもなっているイカ干しの写真、裏カバーにしかなくて残念。見開きで見たかったなあ。この本、図書館で借りて大事においといたら、返却期限が来てしまい、延長も忘れていてできなかったので慌てて読んだ。もったいないことをした。写真も文も、前回読んだ最新作「猫光線」より好み。
読了日:5月15日 著者:武田花

本屋で立ち読み。「いやいやそれよりも」と思いながら読み進めていたら、考えていたような展開になってしてやられたかんじ。おじいちゃんが何を思ってノートを書き、遺したのかはわからないけど、「ぼく」が生きることへの楽しみを自分で見出そうと思ったのだから、おじいちゃんよくやった。しかし「嫌いなアイツ」は地獄行きという展開が、子どもじみてるやら説教くさくなくて良いのやら。
読了日:5月15日 著者:ヨシタケシンスケ

アスペルガー・ADHD・LDといろいろな発達障害がある沖田×華さんの「やらかし」漫画第2弾。あっけらかんと明るい語り口なので楽しく読めるけど、ここまで自己肯定できるまでには人知れぬ苦労があっただろうな。大学で教材として使われているようですが、シモネタ多目なので義務教育では難しいかな。惜しいね。
読了日:5月15日 著者:沖田×華

レンタル電子書籍で。法で裁けない屑野郎にDQN返しをする復讐屋の話。胸糞悪い事件ばかり。自分はアンチ私刑(リンチ)ですが(じゃあなぜ読んだw)、私刑擁護派の人が読んでもすっきりはしないだろう展開。もともと読んでスッキリな漫画を目指していないような。
読了日:5月15日 著者:渡邊ダイスケ
![LDK(エルディーケー) 2016年 06 月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/619bbsSt%2BsL._SX100_.jpg)
先日美容院で。初読みの雑誌です。なーるほどー、「こういう情報をみんな知りたいんだよね!」というような、背伸びしない、実生活に即した家事情報誌。ファッションも、ユニクロや無印をどう活用するか? だし。…でも読者の思う壺過ぎて、「それなんてステマ?」って思っちゃう箇所も。さておき、ネコDKのギャップ写真に大いに笑いました。
読了日:5月13日 著者:

「やきざかなののろい」の塚本さんの絵本。「食育絵本第4弾」とありますが、これ、食育かい?笑 「ウンチ」「ウンチ」と連呼なので、子ども達は喜ぶだろうなあ。とうめいにんげんが家の中にいても、みんな嫌がらないのが素敵ですね。
読了日:5月8日 著者:塚本やすし

季節はずれですが笑 この写実的なタッチと漫画的展開のギャップがたまらない~。前作の妄想リス君、今回はその妄想がともだちにも伝播。無理して起きているときのゲソゲソ感と、最後のほっこり感がいい。私もうずもれたい。
読了日:5月8日 著者:ゼバスティアンメッシェンモーザー

何でもかんでもゆるキャラにしよって! でもキモかわいいので許します。こないだ私が感染したカンピロちゃんもサブキャラとして出てきましたよ。ビジュアル的には水疱瘡とRSウイルスが好きです。「あたしが頭にいたお友達を仲間はずれなんかにしないでね!byアタマジラミ」ごもっとも。
読了日:5月8日 著者:

写真家・武田花さんの、エッセイ&写真集。表紙こそアヴァンギャルドだが、中の写真は猫とノスタルジックな市井の風景。お母さんの百合子さんの文体によく似た、毒を含みつつもからっと乾いた文が心地いい。猫の写真、ガン飛ばし猫が多くて、なんだか親近感が沸きました。キスしそうなくらい距離が近い狛犬と、足にシッモュるりんまきつけた猫の写真が好きです。最後の家族の思い出エッセイ、おなか抱えて笑うくらい可笑しいのに、ちょっと切ない。
読了日:5月8日 著者:武田花

図書館本。以前順番が回ってきたときは忙しくて、読みたいのに2章までで時間切れ、泣く泣く返却。今回は後に待つ人がいなかったからゆっくり読めるのに、面白くて一気読みでした。又吉さんと同じく「定型俳句は浮「」と思っていた私を堀本さんが解きほぐしてくれました。今までは俳句より短歌に惹かれていたのに、今は断然俳句にのめりこみたくなっています。もちろん俳句にも決まりごとはたくさんあるけれど、「俳句でやってはいけないことって基本的にはない」という堀本さんの言葉が心強い。自分ではまだ詠めないけど、歳時記を買おう。
読了日:5月4日 著者:又吉直樹,堀本裕樹

電子書籍期間限定無料にて。ハイスペックだけど彼女ができない聖也。「高校で彼女を作る」と意気込むが…。うーん、微妙な漫画。主人公のキャラが立っていないのがその一因。そしてせっかく大金持ち設定なんだから、その辺のところをもっと大げさに活用してネタにして欲しかった。
読了日:5月4日 著者:内乃秋也,茂木完田

この表紙を見たら、読まざるをえないでしょう。なんとうちの市の図書館に蔵書が。「苦労をしたい」という思いを原動力に、ハチャメチャな冒険の旅に参加することになったシンガーソングライター峠恵子さんの冒険日記。淡々と綴られているからこそ、自然や異文化の中を旅する過酷さが伝わってくる。後半に行くにしたがってどんどん面白くなる。ところどころ描いてあるゆるいイラストもいい感じ。偶然積読していた「空白の五マイル」の著者が隊員の一人とわかりびっくり。こちらも近いうちに読まないとね。
読了日:5月3日 著者:峠恵子

アプリにて。「乙一×中田永一×山白朝子」の対談掲載(笑) 山白朝子名義のものはまだ読んだことがないので、近いうちに読みたいな。「おそ松さん」大人気ですね。見たことないですが、見ようとも思わん。二次作品(と私は思っている)はこっそりやるからいいのであって、オフィシャルで出しちゃ反則。好きだった「短歌ください」、なんだかあざとい作品が増えたような。
読了日:5月3日 著者:
![週刊アスキー No.1076 (2016年4月26日発行)<週刊アスキー> [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61MtHmGLAeL._SX100_.jpg)
アプリで。スマホ初心者なので、情報収集のため。写真が好きだけどインスタグラムに興味が持てず、読んでみたら興味がわくかな? と思ったけど微塵もわかなかった。
読了日:5月3日 著者:
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レンタル電子書籍にて。日々、夜中の幻聴と動悸に悩まされる2人がひょんなことからつながっていることに気付き… 幻聴でもなく幽霊でもなく、彼らがたどり着く真実とはーーーって、めっちゃ気になるんですが、未完な上展開がだいぶゆっくりなので、焦って続きを読むのはやめときます。
読了日:5月2日 著者:岡村星
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