へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

3月のライオン

2012-12-07 21:21:00 | 漫画
今日は久しぶりに1人の週末夜長。
このまえ「相棒」で棋士の話をやっていたので、
「3月のライオン」を読み返しています。

多分、今連載中の漫画でいちばん好きかも。
(コミックしか買ってませんが…)

私の中で、「3月のライオン」と「ちはやふる」は
なぜかついになっている存在です。
どちらも、マイナーな?競技の世界に生きる若者を描いているけど、
「ちはやふる」が「陽」なら、
「3月のライオン」は「陰」。
だからといって暗くどろどろしているわけではなく
(いや、どろどろしてるけど)
一歩一歩確実に、前向きに歩いている感じが好きです。

もうすぐ8巻が出る。
楽しみー

物陰に足拍子

2012-11-12 18:20:00 | 漫画
今日は代休。
やらねばならぬことも、やりたいこともいっぱいあるけど・・・
とりあえず優先順位をつけて、やらねばならぬナンバー1と
その合間にできる息抜きだけしてた。

やらねばならぬ…は衣替え。
いつもは四季の回数だけ衣替えしているけど、
今回は夏→冬の大逆転一気。
出すのは楽だったけど、次回の衣替えが大変だろうなあ。

で、合間に電子書籍のレンタルで、内田春菊の「物陰に足拍子」を読んでいました。
うーん、23年も前の作品なのか。
すごい、のひとこと。
高校生のころの不安定さをこんなに見事に表現している作品って他にないよなあ。
主人公の子がむちっとした体型なのも、なんかいい。
いや、エロい意味じゃなくて…

はだかとか濡れ場がガンガン出てくるのに(くるから?)、
この空虚さは…
この人にしか描けないでしょうね。

しかし、内田春菊の作品って、どうにも尻切れトンボ…
そこがいいのか?

only you-翔べない翼-末次由紀

2012-02-05 18:37:00 | 漫画
軽い風邪となめていたら、どうにも回復が思わしくない。
熱は出てないから、明日の仕事には響かないだろうけど。
てことで、1日ごろごろしながら、昨日も今日も漫画(レンタル)や本を読んでいます。

レンタル漫画は、また25冊ほど、いろいろ借りてみたのですが。
「黒執事」は失敗…。
全巻借りなくて良かったわー。
チート系無敵格闘しもべ漫画は「ヘルシング」に任せておくべきだね。



それでは本題、末次由紀「only you」。

「ちはやふる」の作者が、90年代後半に書いた長編です。
「目が見えなかった過去を持つやさしい少女ともてあました超能力に悩む少年」の恋愛物。
設定はSFチックなのですが、無理な設定も自然に受け入れられるのは、
漫画の本当のテーマはスマートにわかりやすく「人と人とのつながり」や「愛」についてだからなのでしょうか。

一気に読んでしまいました。
結末がなんとも急ぎすぎた感じがするけれど、まあここしか落としどころはなかったのかなーとも思うから、このラストがベストなんでしょうね。

2巻のおまけコーナーで
“担当さんに「末次さんはこんなに明るいのに書く作品はどうしてこんなに悲しいのが多いんだろう」って言われたことがあります。”
と作者が書いていますが、きっと作者はただ明るいだけでなく、若いころからいろいろな悲しいことに出会ってそれを乗り越えた、深い心の持ち主なのでしょう。
だから、弱っている(弱いのではなく、弱っている)人物がやさしい主人公と関わる中で強くなっていく話がとてもうまく書けるのでは。

って作者の性格を想像する暇があったら、ちゃんと作品読めってね。

ともあれ「ちはやふる」もそうですが、今後の作品がとても楽しみな作家です。
トレース疑惑で、この本も含めて「ちはやふる」以前に出たほとんどの作品が絶版になっていて手に入れるのが難しいですが、過去の作品ももっと読んでみたい。


食べ放断念と話題の漫画、ついでにサングリアの出来

2012-01-19 22:28:00 | 漫画
今日はつれあいが飲み会なので、
計画していた「サイゼリアで勝手に食べ飲み放題(1人編)」
を敢行しようかと目論みましたが、
いかんせん胃の調子が万全でないので見送りました。

で、都会方面に午後出張だったので、
帰りに駅そばの売れ筋ばかりおいている近代的本屋に寄ったら、
「このマンガがすごい」(だったっけ?)でランクした
漫画の特集をしていたので、その中から気になっていた2冊を購入。

「うどんの女(ひと)」えすとえむ(←なんだこのPN)
「花のずぼら飯」久住昌之(原作) 水沢悦子(漫画)
です。

早速帰りの電車で読み始めて、電車の中で読み終えてしまった(笑)。

どちらも切り口は新しいんだけど、1回読んだらいいかな~
という感じ。

とくに「ずぼら」のほうは、主人公がダメかわいいんだけど、
おいしいものを食べたときのアヘ顔が、妙に狙いすぎてて興醒め。
しかしこの主人公夫婦、なぜだんなが単身赴任をしているのか?
主人公は主婦で、子どもがいるわけでもないから
転勤を機に、もろとも引っ越してしまえばいいのでは?
・・・まあ漫画だからなんだろうけど。
そういう細かい設定(というか背景というか)に引っかかって
本筋を楽しめない私です。


あ、先日作ったサングリア、とってもいい出来でした!

またスパイス(シナモンスティックとスターアニスとクローブがあれば基本いいらしい)
を買ってきてつくろう。
しばらくはサングリア一辺唐ノなりそうです。
(作ったその日に飲めないのが…せっかちにはつらいところですが。)

新刊出たら買う漫画

2012-01-08 12:23:00 | 漫画
3連休もだらだらしています。
漫画読んだりゲームしたり。
ああ、これでは小学生の冬休みではないか!!
・・・まあ、精神年齢が似たようなものなので、否定はしません。

基本的に、漫画って完結したのを読むようにしています。
じゃないと、先が気になって仕方がなくなると困るから。
でも、我慢できず手を出してしまった漫画がかなりあります。
今回はそれを紹介。


・「ちはやふる」末次由紀 
最近話題急上昇の、競技かるた(百人一首)の話。
主人公のキャラがすごくいい。いや、主人公以外のキャラもいい。
そして古典オタクのかなちゃんが登場してから、この話、ぐんとおもしろくなったと思うのですが、どうですか。
(和歌の解説があるから。)
最新刊15巻が出たところ。

・「テルマエロマエ」ヤマザキマリ
これも話題ですね。実写映画化もするそうでw
古代ローマの浴場建築技師ルシウスの話。
なんとも地味さとまじめさが癖になってきますが、4巻に入って中だるみを感じるのは私だけでしょうか。
最新刊4巻が出たところ。

・「シドニアの騎士」弐瓶勉
弐瓶作品の中ではとっつきやすいSF。
地球滅亡後、新天地を探す播種船シドニアと奇襲する謎の生命体奇異子(がうな)との攻防・・・と書くと硬そうだが、硬派ないままでの作品と異なり、ラブコメ要素もあり。
おまけに「補助脳」とかデジタルな感じも出てくるので、サイバーパンク好きにもおすすめ。
現在6巻まで。

・「ドロヘドロ」林田球
武闘系魔法使いと人間の世界が舞台の・・・なに漫画、って言うんだ、これ?
キャラが(一部を除いて)ガチムチで、暴力表現も辞さない格闘系。
でもギャグじゃないのにちょっと笑えたりほのぼのしたりと、不思議な世界です。
現在15巻まで。

・「それでも町は廻っている」石黒正数
日常系ほのぼの?漫画。
方向性の間違ったメイド喫茶でバイトする女子高生、嵐山歩鳥を中心に、下町の皆さんの日常を描く。
大きな事件が起こったりするわけではない(たまにおこるけど)のに、なんでこんなにおもしろいのか。
現在9巻まで。

・「もやしもん」石川雅之
いわずと知れた醗酵系農大うんちく漫画。
字が多い。
笑い飯の西田そっくりキャラ(ドラマ化では西田本人が出演)が出てくる。
立ったキャラたちが繰り広げるどたばた劇の中に、ちょっとほろりと来るテイストを混ぜて。
現在10巻まで。

・「頭文字D」しげの秀一
とりあえずここまできたから買ってるだけ。はよ終われー。
現在43巻・・・あ、44巻が出たとこみたい。買ってこねば。

・「ベルセルク」三浦健太郎
終わるの? これ??
話がおもしろいだけに、もっと刊行スピードUPしてほしい限りなんですが。
新しくアニメ化するらしいですね。
現在36巻まで。

・「GANTZ」奥浩哉
最近はヤンジャン立ち読みで済ませてます。
現在32巻まで。


と、こんなもんか。結構買ってるなあ。
万人におすすめなのは「ちはやふる」と「それでも町は廻っている」かな。
ちはやふるはコミックも1冊420円、刊行スピードも2~3ヶ月に1冊と次が出やすいので、
買いやすいです。