しかけのないしかけえほんの感想
立ち読みで。「しかけのないしかけえほん」!? と思わず手に取ると、ははあ、そういうことですか。アイディア賞! お父さんスイッチ、みたいな。「もう一回読んで!」となったら、ママが大変疲れそうです。
読了日:12月16日 著者:のぶみ
パンダ なりきりたいそう (講談社の幼児えほん)の感想
立ち読みで。「ともだちたいそう」より対象年齢低めかな。まねっこできるから、一緒に体を動かして楽しむ絵本。
読了日:12月16日 著者:いりやまさとし
海辺のずかん (福音館の科学シリーズ)の感想
ずっと前から読みたかった本。やっと読めた。海無し県に生まれたのに(生まれたから?)、小さい頃から海や潮溜まりが大好き。そんな海辺に住む生き物や海遊びに必要な道具などを、少年と父さんが海辺で過ごす時間の経過とともに、見開きページで紹介。ただ図鑑とだけ呼ぶにはもったいない。そんな本。
読了日:12月16日 著者:松岡達英
けもののにおいがしてきたぞ (えほんのぼうけん)の感想
立ち読みで。「つちたち」に続き2冊目。相変わらずの迫力、命の強さを感じるオノマトペ。最後は優しい。
読了日:12月16日 著者:ミロコマチコ
あんたがサンタ?の感想
立ち読みで。鉄拳の「こんなサンタはいやだ〜」的な。大勢で押しかけて何する気だ。靴下は勘弁してください。マキさんの絵ってスタイリッシュで舶来ぽい感じがするけど、所々モチーフが日本ではっとする。
読了日:12月16日 著者:佐々木マキ
パンダ ともだちたいそう (講談社の幼児えほん)の感想
図書館本。パンダならではの、ゆるゆる組み体操。ぐっはーん、悩殺。
読了日:12月16日 著者:いりやまさとし
ママ、あのねの感想
図書館本。いろんな動物の親子。福田さんの写真も、それにぴったりで愛情あふれるゆうきさんの文もすばらしい。冬休みに、ぜひとも親子で読んでいただきたい絵本です。
読了日:12月16日 著者:ゆうきえつこ
ウマがうんこした (しぜんといっしょ)の感想
図書館本。ウンコは情報の宝庫。雄の強さ対決にも、お嫁さん探しにも。子どもはお母さんのウンコを食べることで、消化に役立つ細菌を取り入れることができる。排泄を恥ずかしいことと捉えてしまって忌避している人間は、その進化過程で大事なものを置き忘れてしまっている気がする。ウンコの中に。
読了日:12月13日 著者:ゆうきえつこ
逃げるは恥だが役に立つ(1) (KC KISS)の感想
ドラマは見てないです。話題の作品、電子書籍で1巻無料だったので。んー、結婚観が昭和というか…。ゲイに対する偏見も生まれそうな感じがちょっとイヤ。みくりの脳内妄想TVは面白い。臨床心理士の資格は大学じゃ取れないよー。一回取ったら終い、な資格でもないし。2巻はもういいや。
読了日:12月13日 著者:海野つなみ
人間仮免中つづき (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)の感想
前作から4年半を経て、表紙の絵のタッチから卯月さんの「できること」の移行が読み取れ、表紙を開くのに勇気がいった。やはり病気はどんどん悪化していて、でもボビーさんとの暮らしは幸せそのもの。波乱万丈の前作とは異なり淡々と日常を描く。この漫画が描けていることも、病状を照らし合わせると奇跡に近いことでは。前作ではボビーさんが献身的に卯月さんを支えているように感じたが、違うんだな。相互関係だ。それが共依存であろうと、お二人はそれによって生きている。尊いのはなんだ、愛だろうか、生だろうか。描いてくださってありがとう。
読了日:12月13日 著者:卯月妙子
一人交換日記 (ビッグコミックススペシャル)の感想
再読。うーん、さらけ出せばいいってもんじゃないよね。さらけ出すことによって、余計に著者(そして周り)が傷ついて、悪循環になってしまっているんじゃ。何とかして自立したい、それには実家以外の依存先を…とあがいているけれど、依存先がいくら変わっても「依存したい」という思いがある限り変わらないのでは。まずは信頼できる精神科医やカウンセラーを見つけて治療に専念したほうがいい。もう命の危機にきている気がする。編集者や担当は著者に対してどこまで責任を持つつもりなのか。
読了日:12月12日 著者:永田カビ
ニンジャスレイヤー (11) ~フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ~ (角川コミックス・エース)の感想
10巻と同時発売の11巻。お色気要素抜群の10巻とは対照的にゴリゴリに男臭い11巻。オハギは好きなエピソードだけど、こう見ると地味に感じてしまう…。妻子のくだりはワタナベの妄想かと思いきや、ウォーロックの言っていることとどちらも正しいってわけか。しかしフジキド、横顔と正面顔のギャップが激しいな。隣の家を訪問するにもハンチング&トレンチ着用の紳士。「ストレンジャー・ストレンジャー…」と「ネオサイタマ・インフレイム」を続けて描いて、無印ウキヨエは終えるつもりなのかな? とりあえず未読原作に戻ってみます。
読了日:12月12日 著者:余湖裕輝,田畑由秋,わらいなく・余湖裕輝
ニンジャスレイヤー (10) ~ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル(ニ)~ (角川コミックス・エース)の感想
もう、表紙がすべてです。マシンガンビキニゲイシャ! なるほど、前巻では「何でまた2部のエピソードよ!」と毒づきましたが、これが描きたかった、いや描かずにおれなかったわけですね。納得。激しい同時進行のバトルに次ぐバトルと対照的に静かなラスト。ユリコ=サンとジェノサイドの3度目の邂逅はないだろうけれど、守られた思い出があれば彼女は強く生きていける、きっと。
読了日:12月11日 著者:余湖裕輝,田畑由秋,わらいなく・余湖裕輝
一人交換日記 (ビッグコミックススペシャル)の感想
「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレメvの続編。うーーーーん、前作よりもキツい。読んでいて苦しかった。ぎゅっと抱きしめてもらうことの効果を知りながらも、お金なしの関係になると自分と相手の愛情をはかりにかけてしまい、自分が相手ほどの愛情を持っていないことをうしろめたく思ってしまう。そんなに難しく考えなくていいじゃん、と思いつつも、彼女の考えに共感してしまう部分も多い。自己分析をいくらしても、幸せにはなれない。次作では、著者がもう少しでも幸せの実感をつかんでくれるのを期待します。
読了日:12月11日 著者:永田カビ
海のなか のぞいた (福音館の科学シリーズ)の感想
図書館で。どこの海だろう? チョウチョウウオの仲間などもいるから、暖かな海なのだろう。こんな風にシュノーケリングの手ほどきをしてくれるお父さん、うらやましすぎます。海が大好きになっちゃうね。
読了日:12月9日 著者:よしのゆうすけ
まちかどちょい足しアートの感想
立ち読みで。表紙はぐっと来たけれど、中身はそんなにだったなあ。足してるのはチョイ、か?
読了日:12月9日 著者:ワックワック
100円雑貨のベストアイディア (晋遊舎ムック)の感想
美容室にて。この本か、ちょっと自信ないですが…LDKのムックなのは間違いない。エアープランツって土は要らないけどお水はいるのね。てっきり空気中の水分ぐらいで大丈夫なのかと思っていました。シンプルな、白いお皿はいいね。ナチュラルキッチンて100均のお店は知らないなあ。なんかよさそうなの多いから行ってみたい。綿棒、紙軸のと100均のプラ軸のを比較してプラ軸に軍配が上がっていたけど、私は断然紙軸派です。プラ軸くにゃくにゃしていやーん。
読了日:12月9日 著者:
リンネル 2017年 1 月号の感想
美容室で。暮らしの道具大賞に載っていた、スタッキングできるアルミの給食牛乳瓶入れがかわいい! あと、高級トースター部門(グリル?)ではバルミューダが1位になっていたけど、他の口コミで「1年たったら蒸気が出なくなった」と使用者の声があったのですが。まあたとえ丈夫で性能がよくても、トースターに2万は出せないなあ…。似たような感じのヘルシオのグリエ、4万円て正気か。あとはタイの旅行記がよかった。ぞうさんの養老院。
読了日:12月9日 著者:
脳は、なぜあなたをだますのか: 知覚心理学入門 (ちくま新書)の感想
図書館本。著者の専門である知覚心理学について。結論を導くに至る実験の手法や結果がきちんと提示されているのは良。ていうか、著者も書いているようにそれが当たり前なんだけど、結論ばかりの軽い心理学の本が最近多いのは辟易。さて内容ですが「あなたに自由意志はあるのか」などドキッとする突きつけ方。「記憶の中の自分は1割増し」「マインドコントロールと二重仮題」など面白かった。が、内容が散漫な印象も。そして文章がうざい。若者向けに(著者も若い)ャbプな本に仕上げたかったのだろうか、こういう文を書く人なのか。
読了日:12月9日 著者:妹尾武治
森のひょうきんものシマリス (Seiseisha minibook)の感想
図書館本。冬眠から目覚めてまた冬眠に入るまでという時間の流れを追っているけれど、登場するシマリスは1匹じゃないのでその個性を見比べるのも楽しい。ほっぺにいっぱいごはんを入れてる姿が、著者には「ひょうきんもの」と映ったのでしょうね。でもサブタイトルはforest angel。わかってるじゃないの。小さい本なので、机の見えるところに立てかけておくといつでも表紙のシマリスさんが目に入ってきゃわわとなります。でも小さい本だけに、ちょっと不完全燃焼というか…シマリスの魅力はこんなもんじゃないですよ、ふふふ。
読了日:12月8日 著者:福田幸広
友罪の感想
図書館本。生きて罪を償うこと。贖罪のための人生。でも生きていれば苦しみはもちろん、喜びもあって当然。被害者や遺族にとったらそれは耐え難いことかもしれないが。いくら自分のしてしまったことに対する責任であろうと、苦しみだけの人生は、人は歩めない。生きている喜びを知ることも、大きな意味での贖罪だと思う。また、「人間は直接的な暴力だけではなく、悪意という心を使って人を傷つけることのできる唯一のいきものなのだ。」(p102)という文が心に刺さった。その人のありのままを観て、受け止められる人間に私はなりたい。
読了日:12月8日 著者:薬丸岳
カメレオンに会いたい―不思議の島・マダガスカルを訪ねて (あかねノンフィクション)の感想
図書館本。絵本「あいうえおカメレオン」が面白かったので、同じ著者のものを。児童向けですが、大人にもおすすめ。動物写真家の著者が昔飼った事のあるカメレオンの、自然の姿を撮影するためにマダガスカルへ行った紀行文。80種類ものカメレオンがいるというマダガスカルだが、カメレオンを見つけるのは困難というのは著者同様、私も意外だった。カメレオンの寿命は2~3年と短いものが多いというのにも。ペットショップでも売っているけれど、それを自分のものにすることの業、を考えさせられる(カメレオンに限ったことじゃないけど)。
読了日:12月6日 著者:増田戻樹
世界一美しい自然現象図鑑の感想
図書館本。自然現象…とはまた大きなくくりだな、とは思いますが面白かった。気象現象や天体現象、地形など。表紙は「フライガイザー」という噴出す温泉と、それによって蓄積された鉱物。このような「ここでしか見られない」というものから、条件が合えば世界中どこででも見られるものまで。その現象が起こるメカニズムも解説されていて良。流星群は彗星の落し物なんだね。オーロラのメカニズムはよくわからない。「大気が興奮状態」ってなにさ。面白い表現だけれど笑 カプチーノコーストの泡は汚いとは驚き。月虹はいつか見てみたいなあ。
読了日:12月6日 著者:渡部潤一
マナティーはやさしいともだち (親と子の写真絵本)の感想
図書館本。初めてマナティーに会ったのはいつだったか。沖縄の美ら海水族館でメキシコから贈られた大きな大きなマナティーが、ゆっくりレタスを食んでいた姿が目に浮かびます。船のスクリューなどで人間に傷つけられることがあっても、人間を恐れず友好的に受け入れてくれるマナティー。天敵もいず、誰も傷つけない。泉の生き物はみんなともだち。この大きなやさしい、かわいい生き物が、いつまでも楽しく元気で暮らしていけますように。いつか野生のマナティーに会いに行きたいです。
読了日:12月5日 著者:福田幸広
人間の顔は食べづらいの感想
図書館本。最初は少し読みにくかったり初歩的な間違いがあったりで「まあデビュー作だしね~」とか思いながら読んでいた。1/4ほど読んで「なーんだメインのトリックわかっちゃったよ」と思ったけど、ページをめくる手は止まらないわけで。そして終盤。みごとにやられました。あーおもしろかった! *題名からおわかりのように、大変グロいのでお気をつけください。
読了日:12月5日 著者:白井智之
ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行の感想
他図書館から取り寄せてもらう前に書籍データをチェックして「【サイズ】26*26cm 【ページ数】435p」に気づくべきだった。おまけに美術書仕様の豪華本だからでかくて重い…歩いて取りに行っちゃったもんだから、帰り道ヨレヨレでした。さておき内容。20年前の発行。タイトルどおりの「珍スャbト」めぐりの本。今では本でもウェッブサイトでもよく見るジャンルですが、おそらくこの本が草分けでは。多種多様なるスャbトを紹介。今はもうないスャbトがほとんどなんだろうな。そういう意味でも貴重な本。だけど英語併載は、いるんか?
読了日:12月4日 著者:都築響一
ギュスターヴくん (MOEのえほん)の感想
図書館本。自由だ! ギュスターヴくん。ヒグチさんのやりたい放題(ほめ言葉です)。今井昌代さんのぬいぐるみのページも素敵。
読了日:12月4日 著者:ヒグチユウコ
無惨百物語 ておくれ (角川ホラー文庫)の感想
図書館本。ておくれになってしまったもの、なりそうなもの、ておくれをなんとか回避したもの、そんな怪談百話。どれも秀逸だが最後の十話分がとくに。山村の老人が語ったものたちは「遠野物語」を彷彿とし、これから先はこんな話はどんどんなくなってしまうんだろうなあ、と懐古。「なかでもこれ」という一話を選ぶとしたら…お母さんに似た女がバス停にいる話か、落差が激しい「ナマステ」か、とにかく哀しい「ピカソ」か。「キャベツ」もものすごく浮「し、悩む。しかしおじいちゃんてたまに子どもにトラウマを残す発言をしますよね。
読了日:12月4日 著者:黒木あるじ
貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法の感想
図書館本。心をすり減らさずにいかに生きるかが知りたい。しかし、この本にその解は無かった。でもむちゃくちゃな読み物として「第1章 いざという時の貧乏人活用術」は面白い。しかしその後は…なんというか…自分語りが痛い。大学でアンダーグラウンドに目覚めてしまった人ってこんなんだよね、という感じでした。人とのつながりが確立できていれば何とかなるってのは同意だが、今それが一番難しい人が多いのだよ。
読了日:12月2日 著者:松本哉
ごじゃっぺこくでね~―栃木弁大全集の感想
栃木弁会話集。大田原のほうの言葉なので、鹿沼育ちの私が知らない言葉も。じゃーぼとかとんぼとか。タイトルの「ごじゃっぺ」じたい使わないなあ。単語も独特ですが、やはり栃木弁の醍醐味は促音便と撥音便じゃないでしょうか。見つかっちゃった=みっかっちった、搔きまわす=かんます、とかね。最近の若い子も、ちゃんと栃木弁使ってくれてるのでしょうか。土地の無形文化財として、継承して欲しいものです。
読了日:12月2日 著者:まいぷれ那須
読書メーター
立ち読みで。「しかけのないしかけえほん」!? と思わず手に取ると、ははあ、そういうことですか。アイディア賞! お父さんスイッチ、みたいな。「もう一回読んで!」となったら、ママが大変疲れそうです。
読了日:12月16日 著者:のぶみ
パンダ なりきりたいそう (講談社の幼児えほん)の感想
立ち読みで。「ともだちたいそう」より対象年齢低めかな。まねっこできるから、一緒に体を動かして楽しむ絵本。
読了日:12月16日 著者:いりやまさとし
海辺のずかん (福音館の科学シリーズ)の感想
ずっと前から読みたかった本。やっと読めた。海無し県に生まれたのに(生まれたから?)、小さい頃から海や潮溜まりが大好き。そんな海辺に住む生き物や海遊びに必要な道具などを、少年と父さんが海辺で過ごす時間の経過とともに、見開きページで紹介。ただ図鑑とだけ呼ぶにはもったいない。そんな本。
読了日:12月16日 著者:松岡達英
けもののにおいがしてきたぞ (えほんのぼうけん)の感想
立ち読みで。「つちたち」に続き2冊目。相変わらずの迫力、命の強さを感じるオノマトペ。最後は優しい。
読了日:12月16日 著者:ミロコマチコ
あんたがサンタ?の感想
立ち読みで。鉄拳の「こんなサンタはいやだ〜」的な。大勢で押しかけて何する気だ。靴下は勘弁してください。マキさんの絵ってスタイリッシュで舶来ぽい感じがするけど、所々モチーフが日本ではっとする。
読了日:12月16日 著者:佐々木マキ
パンダ ともだちたいそう (講談社の幼児えほん)の感想
図書館本。パンダならではの、ゆるゆる組み体操。ぐっはーん、悩殺。
読了日:12月16日 著者:いりやまさとし
ママ、あのねの感想
図書館本。いろんな動物の親子。福田さんの写真も、それにぴったりで愛情あふれるゆうきさんの文もすばらしい。冬休みに、ぜひとも親子で読んでいただきたい絵本です。
読了日:12月16日 著者:ゆうきえつこ
ウマがうんこした (しぜんといっしょ)の感想
図書館本。ウンコは情報の宝庫。雄の強さ対決にも、お嫁さん探しにも。子どもはお母さんのウンコを食べることで、消化に役立つ細菌を取り入れることができる。排泄を恥ずかしいことと捉えてしまって忌避している人間は、その進化過程で大事なものを置き忘れてしまっている気がする。ウンコの中に。
読了日:12月13日 著者:ゆうきえつこ
逃げるは恥だが役に立つ(1) (KC KISS)の感想
ドラマは見てないです。話題の作品、電子書籍で1巻無料だったので。んー、結婚観が昭和というか…。ゲイに対する偏見も生まれそうな感じがちょっとイヤ。みくりの脳内妄想TVは面白い。臨床心理士の資格は大学じゃ取れないよー。一回取ったら終い、な資格でもないし。2巻はもういいや。
読了日:12月13日 著者:海野つなみ
人間仮免中つづき (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)の感想
前作から4年半を経て、表紙の絵のタッチから卯月さんの「できること」の移行が読み取れ、表紙を開くのに勇気がいった。やはり病気はどんどん悪化していて、でもボビーさんとの暮らしは幸せそのもの。波乱万丈の前作とは異なり淡々と日常を描く。この漫画が描けていることも、病状を照らし合わせると奇跡に近いことでは。前作ではボビーさんが献身的に卯月さんを支えているように感じたが、違うんだな。相互関係だ。それが共依存であろうと、お二人はそれによって生きている。尊いのはなんだ、愛だろうか、生だろうか。描いてくださってありがとう。
読了日:12月13日 著者:卯月妙子
一人交換日記 (ビッグコミックススペシャル)の感想
再読。うーん、さらけ出せばいいってもんじゃないよね。さらけ出すことによって、余計に著者(そして周り)が傷ついて、悪循環になってしまっているんじゃ。何とかして自立したい、それには実家以外の依存先を…とあがいているけれど、依存先がいくら変わっても「依存したい」という思いがある限り変わらないのでは。まずは信頼できる精神科医やカウンセラーを見つけて治療に専念したほうがいい。もう命の危機にきている気がする。編集者や担当は著者に対してどこまで責任を持つつもりなのか。
読了日:12月12日 著者:永田カビ
ニンジャスレイヤー (11) ~フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ~ (角川コミックス・エース)の感想
10巻と同時発売の11巻。お色気要素抜群の10巻とは対照的にゴリゴリに男臭い11巻。オハギは好きなエピソードだけど、こう見ると地味に感じてしまう…。妻子のくだりはワタナベの妄想かと思いきや、ウォーロックの言っていることとどちらも正しいってわけか。しかしフジキド、横顔と正面顔のギャップが激しいな。隣の家を訪問するにもハンチング&トレンチ着用の紳士。「ストレンジャー・ストレンジャー…」と「ネオサイタマ・インフレイム」を続けて描いて、無印ウキヨエは終えるつもりなのかな? とりあえず未読原作に戻ってみます。
読了日:12月12日 著者:余湖裕輝,田畑由秋,わらいなく・余湖裕輝
ニンジャスレイヤー (10) ~ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル(ニ)~ (角川コミックス・エース)の感想
もう、表紙がすべてです。マシンガンビキニゲイシャ! なるほど、前巻では「何でまた2部のエピソードよ!」と毒づきましたが、これが描きたかった、いや描かずにおれなかったわけですね。納得。激しい同時進行のバトルに次ぐバトルと対照的に静かなラスト。ユリコ=サンとジェノサイドの3度目の邂逅はないだろうけれど、守られた思い出があれば彼女は強く生きていける、きっと。
読了日:12月11日 著者:余湖裕輝,田畑由秋,わらいなく・余湖裕輝
一人交換日記 (ビッグコミックススペシャル)の感想
「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレメvの続編。うーーーーん、前作よりもキツい。読んでいて苦しかった。ぎゅっと抱きしめてもらうことの効果を知りながらも、お金なしの関係になると自分と相手の愛情をはかりにかけてしまい、自分が相手ほどの愛情を持っていないことをうしろめたく思ってしまう。そんなに難しく考えなくていいじゃん、と思いつつも、彼女の考えに共感してしまう部分も多い。自己分析をいくらしても、幸せにはなれない。次作では、著者がもう少しでも幸せの実感をつかんでくれるのを期待します。
読了日:12月11日 著者:永田カビ
海のなか のぞいた (福音館の科学シリーズ)の感想
図書館で。どこの海だろう? チョウチョウウオの仲間などもいるから、暖かな海なのだろう。こんな風にシュノーケリングの手ほどきをしてくれるお父さん、うらやましすぎます。海が大好きになっちゃうね。
読了日:12月9日 著者:よしのゆうすけ
まちかどちょい足しアートの感想
立ち読みで。表紙はぐっと来たけれど、中身はそんなにだったなあ。足してるのはチョイ、か?
読了日:12月9日 著者:ワックワック
100円雑貨のベストアイディア (晋遊舎ムック)の感想
美容室にて。この本か、ちょっと自信ないですが…LDKのムックなのは間違いない。エアープランツって土は要らないけどお水はいるのね。てっきり空気中の水分ぐらいで大丈夫なのかと思っていました。シンプルな、白いお皿はいいね。ナチュラルキッチンて100均のお店は知らないなあ。なんかよさそうなの多いから行ってみたい。綿棒、紙軸のと100均のプラ軸のを比較してプラ軸に軍配が上がっていたけど、私は断然紙軸派です。プラ軸くにゃくにゃしていやーん。
読了日:12月9日 著者:
リンネル 2017年 1 月号の感想
美容室で。暮らしの道具大賞に載っていた、スタッキングできるアルミの給食牛乳瓶入れがかわいい! あと、高級トースター部門(グリル?)ではバルミューダが1位になっていたけど、他の口コミで「1年たったら蒸気が出なくなった」と使用者の声があったのですが。まあたとえ丈夫で性能がよくても、トースターに2万は出せないなあ…。似たような感じのヘルシオのグリエ、4万円て正気か。あとはタイの旅行記がよかった。ぞうさんの養老院。
読了日:12月9日 著者:
脳は、なぜあなたをだますのか: 知覚心理学入門 (ちくま新書)の感想
図書館本。著者の専門である知覚心理学について。結論を導くに至る実験の手法や結果がきちんと提示されているのは良。ていうか、著者も書いているようにそれが当たり前なんだけど、結論ばかりの軽い心理学の本が最近多いのは辟易。さて内容ですが「あなたに自由意志はあるのか」などドキッとする突きつけ方。「記憶の中の自分は1割増し」「マインドコントロールと二重仮題」など面白かった。が、内容が散漫な印象も。そして文章がうざい。若者向けに(著者も若い)ャbプな本に仕上げたかったのだろうか、こういう文を書く人なのか。
読了日:12月9日 著者:妹尾武治
森のひょうきんものシマリス (Seiseisha minibook)の感想
図書館本。冬眠から目覚めてまた冬眠に入るまでという時間の流れを追っているけれど、登場するシマリスは1匹じゃないのでその個性を見比べるのも楽しい。ほっぺにいっぱいごはんを入れてる姿が、著者には「ひょうきんもの」と映ったのでしょうね。でもサブタイトルはforest angel。わかってるじゃないの。小さい本なので、机の見えるところに立てかけておくといつでも表紙のシマリスさんが目に入ってきゃわわとなります。でも小さい本だけに、ちょっと不完全燃焼というか…シマリスの魅力はこんなもんじゃないですよ、ふふふ。
読了日:12月8日 著者:福田幸広
友罪の感想
図書館本。生きて罪を償うこと。贖罪のための人生。でも生きていれば苦しみはもちろん、喜びもあって当然。被害者や遺族にとったらそれは耐え難いことかもしれないが。いくら自分のしてしまったことに対する責任であろうと、苦しみだけの人生は、人は歩めない。生きている喜びを知ることも、大きな意味での贖罪だと思う。また、「人間は直接的な暴力だけではなく、悪意という心を使って人を傷つけることのできる唯一のいきものなのだ。」(p102)という文が心に刺さった。その人のありのままを観て、受け止められる人間に私はなりたい。
読了日:12月8日 著者:薬丸岳
カメレオンに会いたい―不思議の島・マダガスカルを訪ねて (あかねノンフィクション)の感想
図書館本。絵本「あいうえおカメレオン」が面白かったので、同じ著者のものを。児童向けですが、大人にもおすすめ。動物写真家の著者が昔飼った事のあるカメレオンの、自然の姿を撮影するためにマダガスカルへ行った紀行文。80種類ものカメレオンがいるというマダガスカルだが、カメレオンを見つけるのは困難というのは著者同様、私も意外だった。カメレオンの寿命は2~3年と短いものが多いというのにも。ペットショップでも売っているけれど、それを自分のものにすることの業、を考えさせられる(カメレオンに限ったことじゃないけど)。
読了日:12月6日 著者:増田戻樹
世界一美しい自然現象図鑑の感想
図書館本。自然現象…とはまた大きなくくりだな、とは思いますが面白かった。気象現象や天体現象、地形など。表紙は「フライガイザー」という噴出す温泉と、それによって蓄積された鉱物。このような「ここでしか見られない」というものから、条件が合えば世界中どこででも見られるものまで。その現象が起こるメカニズムも解説されていて良。流星群は彗星の落し物なんだね。オーロラのメカニズムはよくわからない。「大気が興奮状態」ってなにさ。面白い表現だけれど笑 カプチーノコーストの泡は汚いとは驚き。月虹はいつか見てみたいなあ。
読了日:12月6日 著者:渡部潤一
マナティーはやさしいともだち (親と子の写真絵本)の感想
図書館本。初めてマナティーに会ったのはいつだったか。沖縄の美ら海水族館でメキシコから贈られた大きな大きなマナティーが、ゆっくりレタスを食んでいた姿が目に浮かびます。船のスクリューなどで人間に傷つけられることがあっても、人間を恐れず友好的に受け入れてくれるマナティー。天敵もいず、誰も傷つけない。泉の生き物はみんなともだち。この大きなやさしい、かわいい生き物が、いつまでも楽しく元気で暮らしていけますように。いつか野生のマナティーに会いに行きたいです。
読了日:12月5日 著者:福田幸広
人間の顔は食べづらいの感想
図書館本。最初は少し読みにくかったり初歩的な間違いがあったりで「まあデビュー作だしね~」とか思いながら読んでいた。1/4ほど読んで「なーんだメインのトリックわかっちゃったよ」と思ったけど、ページをめくる手は止まらないわけで。そして終盤。みごとにやられました。あーおもしろかった! *題名からおわかりのように、大変グロいのでお気をつけください。
読了日:12月5日 著者:白井智之
ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行の感想
他図書館から取り寄せてもらう前に書籍データをチェックして「【サイズ】26*26cm 【ページ数】435p」に気づくべきだった。おまけに美術書仕様の豪華本だからでかくて重い…歩いて取りに行っちゃったもんだから、帰り道ヨレヨレでした。さておき内容。20年前の発行。タイトルどおりの「珍スャbト」めぐりの本。今では本でもウェッブサイトでもよく見るジャンルですが、おそらくこの本が草分けでは。多種多様なるスャbトを紹介。今はもうないスャbトがほとんどなんだろうな。そういう意味でも貴重な本。だけど英語併載は、いるんか?
読了日:12月4日 著者:都築響一
ギュスターヴくん (MOEのえほん)の感想
図書館本。自由だ! ギュスターヴくん。ヒグチさんのやりたい放題(ほめ言葉です)。今井昌代さんのぬいぐるみのページも素敵。
読了日:12月4日 著者:ヒグチユウコ
無惨百物語 ておくれ (角川ホラー文庫)の感想
図書館本。ておくれになってしまったもの、なりそうなもの、ておくれをなんとか回避したもの、そんな怪談百話。どれも秀逸だが最後の十話分がとくに。山村の老人が語ったものたちは「遠野物語」を彷彿とし、これから先はこんな話はどんどんなくなってしまうんだろうなあ、と懐古。「なかでもこれ」という一話を選ぶとしたら…お母さんに似た女がバス停にいる話か、落差が激しい「ナマステ」か、とにかく哀しい「ピカソ」か。「キャベツ」もものすごく浮「し、悩む。しかしおじいちゃんてたまに子どもにトラウマを残す発言をしますよね。
読了日:12月4日 著者:黒木あるじ
貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法の感想
図書館本。心をすり減らさずにいかに生きるかが知りたい。しかし、この本にその解は無かった。でもむちゃくちゃな読み物として「第1章 いざという時の貧乏人活用術」は面白い。しかしその後は…なんというか…自分語りが痛い。大学でアンダーグラウンドに目覚めてしまった人ってこんなんだよね、という感じでした。人とのつながりが確立できていれば何とかなるってのは同意だが、今それが一番難しい人が多いのだよ。
読了日:12月2日 著者:松本哉
ごじゃっぺこくでね~―栃木弁大全集の感想
栃木弁会話集。大田原のほうの言葉なので、鹿沼育ちの私が知らない言葉も。じゃーぼとかとんぼとか。タイトルの「ごじゃっぺ」じたい使わないなあ。単語も独特ですが、やはり栃木弁の醍醐味は促音便と撥音便じゃないでしょうか。見つかっちゃった=みっかっちった、搔きまわす=かんます、とかね。最近の若い子も、ちゃんと栃木弁使ってくれてるのでしょうか。土地の無形文化財として、継承して欲しいものです。
読了日:12月2日 著者:まいぷれ那須
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