へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

10月に読んだ本(3)

2016-11-29 16:14:00 | 
読了日:10月5日 著者:松下美希
のせ猫 かご猫シロの里便りのせ猫 かご猫シロの里便り感想
図書館本。「かご猫の里」で暮らす猫さん6匹。いつも一緒で仲よし、そして頭や手の上にいろいろのせられてもじっとしている「のせ猫」。のせてるのばかりじゃなくて、のせてない自由な姿もたくさん収録されているのがいい。オッドアイなのに貫禄たっぷりなみみさん、その神秘的な瞳とがっしりした体のギャップが素敵です。6匹が団子のようにぎゅっと固まっている、そこに私も混ぜてください! 「のせ猫」、シリーズでたくさん出ているようですね。
読了日:10月4日 著者:SHIRONEKO
性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)感想
図書館本。2年前に読んで今尚記憶に新しい鈴木大介「最貧困女子」に書かれていることと、大きな矛盾はなかった。「風俗産業が底辺を生きる人のセーフティネットになっている」事実。実際に女性を助けたいと思って風俗業を営んでいる人もいるとは驚き。「風俗と福祉をつなぐ」試みをした著者。つなぐだけではなく、長期的なフォローが必要。差し伸べた手を振り払ってしまうことしかできない人もいるだろうが、とりあえずは差し伸べた手を掴める人を救済できる手立てが確立できれば。性に対するタブー視がなくならない限り、風俗の容認は難しそう。
読了日:10月4日 著者:坂爪真吾
ねこのにくきゅうねこのにくきゅう感想
図書館本。猫の肉球に特化した写真集。ただ肉球を並べ連ねるだけでなく、獣医さんによる肉球豆知識やコーヒーブレイク的な「ちびにゃん写真館」など飽きない本です。私は肉球そのものより、肉球がよく見えるメ[ズをとっているネコさん目当て♪ 仔猫さんのバンザイはキュン死ものです。長毛種の方は肉球も毛で包まれてしまい、そのせいでつるんとすべってしまう、という記述には思わず笑ってしまいました。
読了日:10月4日 著者:
松樗~ (真夜中BOOKS)松樗~ (真夜中BOOKS)感想
図書館本。手にとって主人公たちが小学生とわかり、ちょっと不安になりながら読み始めたもののその不安は杞憂に終わった。はたから見たら「不憫な育ち」「変わり者」と同情されたり煙たがられたりするような境遇の松樗~3人組。だがひねたりぐれたりせず、毎日子どもらしくバカやりながら、夢に向かって生きる。強く優しい。周りの大人たちも、そんな松樗~を子ども扱いせずひとりの人格として尊重して育てている。言い訳なんてしようと思ったらどんなことだって理由になる。勝手に生きる。結果として、戌井作品の中で一番好きな小説になりました。
読了日:10月3日 著者:戌井昭人
3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)感想
まってました!な12巻。対局いっぱいで嬉しいです(将棋まったくわからないけど)。そして私の好きな指宿! 穴場の砂蒸し温泉は山川の砂湯里ですよね? また玉手箱に乗って行きたいなあ。羽海野先生は空気感というか雰囲気を書くのが本当にうまい。雷堂さんの気迫、滑川さんの幽邃、零の冷静、あかりさんの抱擁感、ひなたのイノセント。登場人物だれもが(1人を除く)好きです。あかりさんの相手を零が色々考えるのは余計な御世話だけど、個人的には島田さんを推します。アニメもいよいよ始まりますね。あー、あつあつ汁つけ麺食べたいっ。
読了日:10月2日 著者:羽海野チカ

読書メーター



10月に読んだ本(2)

2016-11-29 16:09:00 | 
読了日:10月17日 著者:加藤休ミ
絶対に見たい!  美しい世界の夜景絶対に見たい! 美しい世界の夜景感想
図書館、司書さんのおすすめコーナーから。「絶対に見たい!」という副題が付いているだけに、1ページの夜景写真に1ページの旅行ガイド(おすすめ時期、モデル旅程、予算など)が付く。その旅程も紹介した夜景を見ることを中心に据えている徹底ぶりが素晴らしい笑。夜景と一口に言っても、いわゆる100万ドル系から夕景、近景でひとつの建物だけ、工場夜景などバラエティ豊かで楽しめる本です。これの「星空」バージョンがあったらぜひ読みたい。
読了日:10月16日 著者:丸々もとお
最貧困シングルマザー (朝日文庫)最貧困シングルマザー (朝日文庫)感想
図書館本。ようやく読み終わった。重い読書だった。自分で読みたくて取り寄せておきながら、なかなか読み進められなかった。頼れる人脈がなく、精神や肉体を病みながらも差別を恐れるあまり社会的な支援制度に手を出せない「見えざる最貧困」シングルマザー。出会い系での売春が彼女達の生きる糧(お金を得る意味でも、依存できる対象であることも)。「できる人がいるのだからできないというのは甘え」、という自己責任論は今も其処此処で聞く。いつだれが貧困になってもおかしくない社会。社会全体で困っている人を支えられる日は来るのだろうか。
読了日:10月16日 著者:鈴木大介
金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)感想
図書館の書架を眺めていたら出会いました。絵本の棚ではなく「件p(漫画・挿画・童画)」の棚にありました。3つのお話が入っています。どのお話も、なぜかなつかしい。絵を眺めているだけで、小さなものたち(虫や鳥、お針道具など)の声が聞こえてきそうです。小さなサイズの本ですが、その大きさがとても似合っています。日曜の午睡の合間に読みたい本。
読了日:10月16日 著者:酒井駒子
つちたちつちたち感想
図書館で。ダイナミックな絵、説明しすぎない文章。ちいさな土くれのひとつぶひとつぶが生き生きと。太古の時代から現代まで、お日様はいつでも見ている。
読了日:10月13日 著者:ミロコマチコ
どうぶつ、いちばんはだあれ? (児童図書館・絵本の部屋)どうぶつ、いちばんはだあれ? (児童図書館・絵本の部屋)感想
図書館で。いちばん大きい動物、速い動物、体の大きさからの力持ち、体の大きさからのジャンプ力など。人間との比較があって、アリやノミなど小さき生きものたちのすごさが伝わってくるのがいい。絵が素敵です。
読了日:10月13日 著者:スティーブジェンキンス
目でみることば目でみることば感想
図書館本。普段使っていることばの語源を写真つきで解説。日本刀や挙ケなどに由来する言葉の多さに日本の連綿とした文化を感じる一方、「拍車」などは意外と最近の言葉なのだとわかった。「贔屓」、亀じゃないんですね。写真が撮れず断念した「目白押し」、ぜひ見てみたい! 天王山や洞ヶ峠は自宅からわりと近く、びっくり。撮影のために通販で買ったという試金石(7350円)は経費で落ちたのだろうか…と気になってしまった。だって使い道がなさそうなんだもん。
読了日:10月13日 著者:おかべたかし
ニンジャスレイヤー (9) ~ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル(イチ)~ (角川コミックス・エース)ニンジャスレイヤー (9) ~ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル(イチ)~ (角川コミックス・エース)感想
実際巻を重ねても、まったく衰えぬ面白さと迫力。冒頭からフジキドの素顔をたくさん拝めたし、ジェノサイド=サンの過去譚もうれしい。だけど・・・正直「また2部のエピソード?」という困惑。「荒野の三忍」は番外編的挿入だったからアリかな、と思ったけど。いくら時系列バラバラが売りのNJSとはいえ、まだまだ1部の重要なエピが残っているのに。メディアミックスなんて知るか! NJSフロムアニメイシヨンは好きじゃないのだよ。無印コミックス独自のファンをないがしろにしないで欲しいなー。
読了日:10月13日 著者:余湖裕輝,田畑由秋,わらいなく・余湖裕輝
豚の耳から離婚慰謝料まで値段でわかる沖縄庶民ライフ豚の耳から離婚慰謝料まで値段でわかる沖縄庶民ライフ感想
図書館本。なぜか国内ではなくアジアの地誌のコーナーにありました笑 いかにも「沖縄」を感じさせる、食べ物・日常生活・文化券\200に渡る項目についての解説。「値段でわかる」とあるけれど、値段はおまけのようなもの。1項目について1~2ページの短い解説にもかかわらず、全てにオチ(シモネタも少なくない)がつけられ、ゆるく脱力。読んでいるだけで沖縄のてーげー文化にひたれます。著者自身が「便所本としても最適」と書いていますがその通りだと思います。図書館本なので、私はやめましたが(^~^;)
読了日:10月10日 著者:吉田直人
老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体 (ちくま新書)老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体 (ちくま新書)感想
図書館本。オレオレ詐欺の加害者側の青年達を徹底取材して見えてきた、巧妙かつ組織的な詐欺の仕組み。いくら啓発活動をしても老人相手の詐欺はなくならない。騙される老人が間抜けなわけでもない。「その日のうちに、いい値の大金をぽんと準備できる」ような富める老人層と努力が報われない若年層という階層社会がある限り「老人喰い」はなくならない、と著者は言う。「ブラック企業上等」な、ギラギラした野心と強いメンタリティを持った貧困層出身の若者が、実力でのし上がれる世界が詐欺の現場しかない現状。
読了日:10月10日 著者:鈴木大介
ジンベイザメのはこびかたジンベイザメのはこびかた感想
図書館本。高知県の研究施設から大阪の海遊館まで、ジンベエザメを運ぶ様子を写真とイラストを交えて紹介。海から海なのに、陸路で運んでいたとは。プロジェクトX並みの大事業だけど、海遊館で大きくなってきたらまた逆ルートをたどって高知の海に返します。海遊館のジンベエはよく代替わりするなあ、と思っていたらそういうシステムだったのですね。わくわく感そそる表紙も最高。大人も満足の絵本です。
読了日:10月9日 著者:高岡昌江
フツーじゃない彼女。フツーじゃない彼女。感想
図書館本。なんとも「めんどくさい」「フツーじゃない」彼女を持つ4人の男子の彼女語り。「鈴木大介の本だから」じゃなくて、題名に魅かれて読んだ人のほとんどは最初「うーわ、キモwww」「イタすぎ、ありえんくね?」と思うであろう。しかしそれが著者の思う壺。この本のメインはあとがきにある。社会から不適合の烙印を押された人たちをたくさん取材してきた著者の、「フツーって何だよ?」という深い疑問を突きつけられる。「フツー」になろうとがんばらなければ、生きるのはもっと楽になる。病気や障害がある人だけでなく、みんな。
読了日:10月7日 著者:鈴木大介
きょうの おやつは かがみのえほん (福音館の単行本)きょうの おやつは かがみのえほん (福音館の単行本)感想
図書館本。表紙のかわいいハチワレ猫を読メで見て、借りました。鏡を使った仕鰍ッ絵本。鏡の効果で奥行きも感じられる。読むと幸せな気持ちになります。ふたりで食べたらおいしいおやつがもっとおいしくなるよね。あ、クロちゃんいれたら3人だね。
読了日:10月6日 著者:わたなべちなつ
「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ)「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ)感想
図書館本。書架を眺めていて、あまり見ないタイプのタイトルに魅かれ手に取った。「上から目線」が気になる現代人の心理構造を読み解く。非常に読みやすく「なるほど」と思えることがたくさんあった。甘えが強い人は被害者意識を持ちやすい、比較意識が「見下され不安を生む」、人間関係の希薄化が他人だけでなく自分をもわからなくする、父性原理の欧米と母性原理の日本、父性の欠如により子どもを鍛える昨日が家庭から失われている…など。また、本論以外の部分についても納得のいく記述が多く(コメントに記述)、読んでよかった。
読了日:10月6日 著者:塩{博明
ずらーりマメ―ならべてみると…ずらーりマメ―ならべてみると…感想
図書館本。マメはいい。食べてよし、見てかわいい。乾燥したマメはハンクラに最適。さらにソラマメのふかふかした鞘なぞ見つめていると「等身大のこれがあったら、中に入って寝たらさぞ気持ちいいだろう…」という妄想で長い時間遊べる。「ずら~り」シリーズ、初の植物。動物に比べると地味感は否めませんが、大人でもよく知らないマメについての豆知識で「ほー!」と感嘆できるのは確か。私も大豆と枝豆が同じ植物だって知ったのは大人になってからだったりします。子どもの頃、フジの木の剪定で落とした鞘をもらえたうれしさがよみがえる。
読了日:10月6日 著者:高岡昌江,深石隆司
どうぶつうんどうかいどうぶつうんどうかい感想
図書館本。さえぐささんの絵本は、写真にぴったりな、リズムのある言葉がステキ。今回は擬音がよかったです。「ャbクラャbクラ トゥララントゥララン ブラッタブラッタブラッタ」。これ、いろんな動物が走っているところなんですよ。写真は最初の体操のところと、終盤の赤ちゃんののぼりっこのところが最高です。ホントに動物達が、楽しく運動会をしたんじゃないかな? と思えるような、楽しい絵本でした。
読了日:10月5日 著者:さえぐさひろこ,さとうあきら
北極スマイル・南極スマイル北極スマイル・南極スマイル感想
図書館本。どれがかわいさNo.1か、とか、そんな野暮なことは言わないでおきます。というか決められないよ。ページをめくるごとに悶えます。分布地図があったり、メジャーなカワイイどころだけじゃなく鳥などの固有種も掲載しているところがいいです。ホッキョクグマ、一度に3匹も赤ちゃんが生まれることもあるのか。3匹と遊んであげておっぱいあげて、狩りに行くお母さんすごいなあ。
読了日:10月5日 著者:香川美穂
あいうえおカメレオンあいうえおカメレオン感想
図書館本。あいうえお作文風に、カメレオンの生態を解説していく写真絵本。その文というのが「あたまかざりがいろいろで うれしくなっちゃうカメレオン」となんとなくゆるくてかわいい。しかし! 知られざるカメレオン豆知識満載で、好奇心がズムズム刺激されるのです。表紙の見返しに「しればしるほどおもしろい」とありますが、その通り。もともと好きだったカメレオンが、もっと大好きになりました。
読了日:10月5日 著者:増田戻樹
かば (フレーベル館だいすきしぜん―どうぶつ)かば (フレーベル館だいすきしぜん―どうぶつ)感想
図書館本。子どものころはカバなんて・・・と思っていた私ですが、大人になってカバの魅力に気が付きました。というか、友達が魅力を教えてくれたんですが。そのカバの魅力満載の絵本です。読み聞かせにもおすすめ。カバの赤ちゃんが本当にかわいいんだ。表紙の写真、かわいいでしょ? 一冊まるごと、こんなかわいさですよ。
読了日:10月5日 著者:西山登志雄,内山晟
ずらーりキンギョならべてみると…ずらーりキンギョならべてみると…感想
図書館本。「カエルやイモムシと比べるとねー。変態もしないし、人工的に品種改良したものだし」と読む前には思っていました。読んでみたら…思ったより良かったです。とても! とくに、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の子ども金魚の比較のページ。赤ちゃんのころはまったく同じ姿かたちなのに、2ヶ月目で結構はっきりとした違いが出てきているのは驚き(まだ色も付いてないのに)。黒出目金の子の悟りと大人になってからの「あれぇ?!」がいいですね。このシリーズは本の構成がとても素晴らしいと思います。大人が読んでも読み応えアリ。
読了日:10月5日 著者:高岡昌江,松橋利光
ずらーりイモムシ―ならべてみると…ずらーりイモムシ―ならべてみると…感想
図書館本。なんとすばらしい!「ずら~りカエル」も良かったけれど、これは最高! 芋虫の生態って、知っているようで知らないことが多い。歩き方とか。最後のページにチョウ9種・ガ9種の解説があって、卵から1齢幼虫、終齢幼虫、蛹、成虫とコンパクトな写真で見比べられる。イモムシ、かわいいです。定番のャPモンのようなオオムラサキをはじめ、マリメッコのパターンのようなアサギマダラ、サイケデリックな(でも毒はない)リンゴドクガ、サイバーパンクSFに出てくるクリーチャーめいたシャチホコガ。みんな素敵。
読了日:10月5日 著者:高岡昌江,安田守
工場夜景工場夜景感想
図書館本。育ったところも今の住まいも、こういうごっつい工業地帯とは無縁だったけれど、たまに旅行などで車窓から見えたりすると「おおッ!」とテンション上がるものです。でも工場夜景の撮り方って、長時間露光で光をピカァー(・∀・)!っとさせるのがセオリーなのでしょうか? 同じような撮り方ばかりで、正直食傷気味。そんな中、夕景とのコラボがよかったです。
読了日:10月5日 著者:
生活“過生活“過"保護クライシス(危機) それでも働かない人々

10月に読んだ本(1)

2016-11-29 16:06:00 | 
2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:63冊
読んだページ数:8101ページ
ナイス数:4270ナイス

木の実の呼び名事典 (散歩で見かける)木の実の呼び名事典 (散歩で見かける)感想
図書館本。もう、表紙からして楽しい! 街路樹などで実がなっているのを見るとすぐに「食べられるのかな?」と思ってしまう食いしん坊の私。あの木にこんな実が!(しかも食べられる)、あの実のなる木はこんな名前だったのか、と納得。フウの実、かわいい。ハマナスが薔薇だったとは驚き! 私の誕生花のボケにもカリンのような立派な実がなるとはうれしい。(そしてカリンの花がきれいだと知った。)ヤマグワやヤマモモ、ヤマボウシの実を食べてみたいです。「落ち葉の呼び名事典」と同じ著者。解説の文章が柔らかくて読み心地がいい。
読了日:10月31日 著者:亀田龍吉
目でみることば 2目でみることば 2感想
図書館本。今回も「なんとこれが語源なの?」というびっくりが満載。へそくりは臍繰りじゃなかったんだ。イラクサの「イラ」、栞…。「スピン」という言葉自体最近知ったのですが、よもやそれが和製英語だなんて。タニマチはあの地名からとは! おっさんからのちょっかいは鬱陶しいけど、もともとの意味のちょっかいはいくら出されてもうれしいだろうなあ。順風満帆の写真は会心! 表紙もとてもいいですね。
読了日:10月31日 著者:おかべたかし
猫にメロメロ 関西版 (えるまがMOOK)猫にメロメロ 関西版 (えるまがMOOK)感想
店番猫さん、関西の猫カフェ、フォトグラファーの飼い猫、など。私の好きな外猫情報は少なめ。ま、しょうがないね。今度ならまちに行きたいな。
読了日:10月30日 著者:
ぼく おかあさんのこと…ぼく おかあさんのこと…感想
図書館にて。きらい、って言うのは大好きの裏返し。
読了日:10月29日 著者:酒井駒子
小雪の怒ってなどいない! !小雪の怒ってなどいない! !感想
図書館本。コワモテな小雪さん(メス)の写真集。はれまぶたと眉間のしわみたいな模様のせいで、常に怒っているように見えてしまう小雪さん。性格は顔に反してとても穏やかだそう。小さい頃はお目目くりっくりだったため、そのまま成長の一部始終を見ていた飼い主さんはいつの間にやらコワモテに育っていたと気付かなかったようで。瞳孔まん丸のときに下から写したものは本気でキュート。いや、コワモテもかわいいですよ☆ 表紙、写真だと帯がかかっているけれど、この小雪さんが入っているダンボール「極悪」って書いてあります(汗
読了日:10月29日 著者:岡田モフリシャス
ちいさなてのひらずかん〈1〉にわやくさむらのいきものちいさなてのひらずかん〈1〉にわやくさむらのいきもの感想
<2>(水辺の生きもの)は図書館で、こちらは蔵書がなかったのでamazonで中古本を58円で購入。よく見かける虫も、名前を知らないものが結構あるんだなあ、と。オンブバッタとショウリョウバッタ、同じ種類だと思っていました。よく見ると顔が全然違うのですね。見られる季節が書いてあるのも良。
読了日:10月29日 著者:高岡昌江,松橋利光
落ち葉の呼び名事典 散歩で見かける落ち葉の呼び名事典 散歩で見かける感想
図書館本。今の季節にぴったり。花や実の写真もあって「ああ、あの木か!」とわかる。私の好きなスライムみたいな形のかわいい葉っぱは「ナンキンハゼ」のものだったのか。落ちた葉っぱはそんなにきれいじゃないけれど、個人的にはケヤキの紅葉がきれいだと思います。アジサイの葉も黄変・落葉するとは。
読了日:10月29日 著者:亀田龍吉
ドラえもん (37) (てんとう虫コミックス)ドラえもん (37) (てんとう虫コミックス)感想
電子書籍で。「しかしユーレイは出た」目当てで。ん?これ、初版当初紙書籍で買って読んだな。ドラえもんの人間ぽさがたのしい1冊。ロボットなのにおしっこも出るとか。クリスチーネ大先生には今後ともがんばっていただきたいものです。応援してます。
読了日:10月28日 著者:藤子不二雄
どんぐりの呼び名事典 拾って楽しむどんぐりの呼び名事典 拾って楽しむ感想
図書館本。どんぐりかわいい。落ちているとついつい拾いたくなってしまう。でもこんなにたくさんの種類の木がどんぐりを実らせるとは知りませんでした。同じ種類の木からできたどんぐりでも、見た目は結構違ったりしているので、実だけを見て同定するのはとても難しそう。日本最大のどんぐり「オキナワウラジロガシ」のどんぐりは持っているけれど、世界最大のどんぐりの大きさにビックリ! どんぐり探検隊の隊員さんかわいい♪ リスを飼っていた頃、どんぐりをあげたことがありましたが、1匹は放置、もう1匹は皮をむいて貯蓄していました。
読了日:10月27日 著者:宮国晋一
ぶたぶたぶたぶた感想
読メで人気のシリーズの原点らしい本を図書館で見つけて借りてみた。中に有能な小さいおじさんが入っているとしか思えない、汚れた豚のぬいぐるみ「ぶたぶた」さんをめぐるオムニバスストーリー。読みやすい文章で、ほっこりハートウォーミングなお話なんだけど…うーん、私には合わないようです、残念。正直「ふーん」以上の感想は生まれなかったです。多分受け取り側の問題。好きな皆さんごめんなさい。
読了日:10月27日 著者:矢崎存美
猫びより 2016年 11 月号 [雑誌]猫びより 2016年 11 月号 [雑誌]感想
T-SITEで。この雑誌、読むの初めてです。占いが載っている、と思ってみたら、星座や誕生月じゃなくて猫さんの模様別! 岩合さんは連載なのかな? 会津の猫。昨日TVで猫をかわいく撮る方法で、ネコジャラシなどで気を引きながら撮る、というのをやっていたけど、私はやはり外猫の、そのままの写真が好き。八二一さんの「はっちゃん」、なくなったのですね。はちわれさんの元祖とも言うべき猫さん。合掌。
読了日:10月27日 著者:
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)感想
ドラマが好きだったので、違いを楽しもうと。うん、キャラクターも展開も違うけど、どっちも面白い。ちょっとストーリーは浅いなーと思うけど、発想が斬新。すらすら読めました。些細なことだろうけど、精神科医と臨床心理士の区別があいまいなのが気になる。
読了日:10月26日 著者:内藤了
闇金ウシジマくん 4 (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 4 (ビッグコミックス)感想
レンタル電子書籍にて。「ゲイくん」はひたすら切ないまま終わる。続くギャル男の話は胸糞悪い奴しか出てこないなあ。柄崎くんも浮「系の人なんですね。マサルがぎゃふんとなるのはまだまだ先っぽい。
読了日:10月26日 著者:真鍋昌平
にゃんたまにゃんたま感想
立ち読みで失礼。ころっとかわいいにゃんこのふぐりを集めた写真集。模様は千にゃん万別なれど、形はみんな似てますね。くりっとまるくて、きゅっとひねればころんととれそう。全然いやらしくないのはこのかわいらしい形によるのでしょうね。
読了日:10月26日 著者:
100均フリーダム100均フリーダム感想
立ち読みで。おしゃれなグッズが増えたものの、まだまだ残念な商品がたまにある100均ですが、よくこれだけ変なもの見つけたなあ。海外から仕入れてくるのか、手作り感あふれるものも。見るものを不安に落とし入れる「しろいいきもの」の置物。禍々しいぜ。猿のマスコットが握り寿司ストラップのネタの部分になっているのは「どうしてこうなった」。企画部の気は確かか?
読了日:10月26日 著者:内海慶一
おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典感想
立ち読みで、すみません。面白かったです。ウォンバットのうんちがサイコロ状なんて。見てみたいなあ。クジャクは自分の飾り羽を持て余しすぎて、風が吹くと転んでしまう⁉ いいんか、それで、という方向への進化。不思議だね。いちばんびっくりしたのは、哺乳類で口呼吸できるのは人間だけ、というところ。二本足歩行だけでなく、ここにも人類発展の大事なャCントがあるのでは。
読了日:10月26日 著者:
闇金ウシジマくん 3 (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 3 (ビッグコミックス)感想
レンタル電子書籍。手に汗握るヤンキーくんが終結、がらりと雰囲気変わったゲイくん。夢と生活の折り合いの妥協点をどこにするか。難しいね。ゆーちゃんの将来の見えない閉塞感、耐えられないくらいの孤独、ずしんとくる。個人的には「うに」はかわいいと思います。だけど子犬もかわいいよ!
読了日:10月26日 著者:真鍋昌平
闇金ウシジマくん 2 (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 2 (ビッグコミックス)感想
レンタル電子書籍。この人誰だと思ったら1巻の新入社員の子でしたか。立派になって。調子こいてるマサルもたいがいだが、迷彩パーカーのガキンチョ三人組がすげームカつく。
読了日:10月26日 著者:真鍋昌平
闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)感想
レンタル電子無料にて。最近気になってたので無料で読めてうれしい。もっとドロドロしているのかと思いきや、意外と軽い読み口。萬田金融のトイチでもあくどいと思ったのにトゴとは! それでも借りる人は借りちゃうんだね…。借金とギャンブルはいかん。うさぎはかわいいよね。
読了日:10月26日 著者:真鍋昌平
ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑感想
ベランダバードウォッチングのために購入。これは良い! 似ている鳥も見分け方がばっちり。読み物としてもばっちりな情報量。スマホ連携で鳴き声も聞けます。持ち運ぶにはちょっと重いけれど、これで1500円は安い!
読了日:10月25日 著者:石田光史
はにわはにわ感想
図書館本。著者の古墳本は好きだけどこれは・・・あんまりそそられなかった。はにわに解説はいらない。実物を見て、おのおの想像の翼を膨らませたい。今度今城塚古墳に行こう。
読了日:10月24日 著者:まりこふん
きのこの呼び名事典 写真でわかるきのこの呼び名事典 写真でわかる感想
図書館本。きのこだいすき(見るのも食べるのも)。先に読んだ同シリーズの野鳥のほうとくらべると…。名前の由来、いる?というくらいそのまんまなものばかり。インデックスの部分はもっと活用できそうだし、きのこにとって最重要項目の「食用か毒か」は目立つように記載してほしい。写真はとてもきれいで、成長過程や裏側、断面図があるものなど、識別に役立ちそう。解説文は著者の私情が入りすぎてて、読み物的にすごく面白い。シリーズものとしてみなければとても好きな本。同著者の「くらべてわかるきのこ原寸大」もおすすめ。
読了日:10月23日 著者:大作晃一
野鳥の呼び名事典 由来がわかる野鳥の呼び名事典 由来がわかる感想
図書館本。実は違う野鳥図鑑を借りたかったんだけどそちらが貸し出し中だったため、こちらを選択。結果、とてもよかったです。写真が大きくて鳥の特徴がよくわかり、解説も簡潔でわかりやすい。本書の特徴たる名前の由来も興味深い。鳥の名はスズメをはじめとした鳴き声由来と、古語が転じたものが多いのだね。古くから人が、共に生きるものとして親しんでいたということがわかる。鷺の名の由来が白をあらわす「さやけき」から来ているとは。美しい。センダイムシクイのセンダイが仙台ではなく鳴き声由来というのは驚いた。良書。
読了日:10月23日 著者:大橋弘一
好きだけじゃ続かない (ビームコミックス)好きだけじゃ続かない (ビームコミックス)感想
中古TSUTAYAで100円で。めっけもん。表題作の甘酸っぱいところに松田節の毒がちょっぴり?入った感じが好き。ヨウコちゃんの話はどこまで実体験でどこからがフィクションなんかが気になる…豚小屋は、フィクションだよね?ね?そうだと言って。馬さんの「ぱっかぽんぱっかぽん」がかわいいな。どの話も終わりが唐突で、だけどこの終わり方がいいのかもしれない。誰も大事にしてくれなんだらせめて自分で大事にせなあかんけど、それってとっても難しいんだ。
読了日:10月22日 著者:松田洋子
ロンパーちゃんとふうせんロンパーちゃんとふうせん感想
図書館本。小さい頃にとっての風船て、とびっきり特別なものですよね。買ってもらった風船が父のタバコの火ではじけてしまい、もう1つ買ってもらったのに「さっきのじゃなきゃ嫌だ」と泣いたのはいくつのときだっけ。駒子さんの絵本に出てくる大人の人は、ちゃんと子どもの世界に寄り添っているのが素敵。明日になったら、お母さんが木の枝から降ろす前に風船からヘリウムが抜けてしぼんでしまうかもしれない。でも大丈夫。ロンパーちゃんには風船がお月様になった思い出があるから。
読了日:10月21日 著者:酒井駒子
となりに生きる動物たち (世の中への扉)となりに生きる動物たち (世の中への扉)感想
図書館の、司書さんおすすめの絵本コーナーから。これは良書。さすが報道写真部が作った本。「人間の傍に生きる」というくくりで、奈良の鹿も渡り鳥も都会に残る野生動物もペットも昆虫も駆逐対象の外来種も野に下りてきてしまった山の生き物も。大事にされているものも疎まれるものも、同じスタンスで写し、ページは進む。最後に解説はあるものの、解釈は読み手に委ねている。人間の都合で守られる命、排除される命。みんな、おんなじいのち。
読了日:10月21日 著者:共同通信社写真部
ちいさなてのひらずかん〈2〉たんぼやみずべのいきものちいさなてのひらずかん〈2〉たんぼやみずべのいきもの感想
図書館本。高岡さんと松橋さんの共著はどれもいい。手のひらサイズの図鑑に、手のひらに載せた実物大の写真。カエルは鳴き声も書いてあったり。高橋和枝さんのイラストもかわいい。シュレーゲルアオガエルって、その辺にいたりするのかな? タイコウチやミズスマシなど、めっきり見なくなったのは私が水辺で遊ばなくなったからか、それとも…。
読了日:10月21日 著者:高岡昌江,松橋利光
りすが遊びにやって来る森のカフェの12ヶ月りすが遊びにやって来る森のカフェの12ヶ月感想
T-SITEで立ち読み。この方のツイッター、よく見ていました。リスもネコもお庭もスイーツも素晴らしい。私もこのカフェにネコになって住みたいです。そしてオーナーさんにクッキーをもらうんだー。
読了日:10月21日 著者:ももとみらい
シマリスのビッケシマリスのビッケ感想
T-SITEで立ち読み。ツイッター由来の写真集、最近増えていますね。こんなになつくシマリス、うらやましいいいいいいい。のびーん、なストレッチ、かわいいですね。うちのリスはケージに脚を引っ鰍ッて、ぶら下がりながらやっていました。シロクマのぬいぐるみに寄り添って寝ているショットは鼻血もの。
読了日:10月21日 著者:@bikke_the_chip
ぐりとぐらの てづくりブック (ぐりとぐらの絵本)ぐりとぐらの てづくりブック (ぐりとぐらの絵本)感想
図書館で立ち読み。ぐりぐらシリーズに出てきた食べ物(もちろんカステラも!)やぐりぐら折り紙、編みぐるみの作り方など。どれも作り方が本格的で、チャレンジできず・・・ 折り紙も完成度高いけど、私に作れる気がしません。
読了日:10月21日 著者:
よるくまクリスマスのまえのよるよるくまクリスマスのまえのよる感想
図書館本。「よるくま」とセットで借りました。クリスマスイブの夜に小さな心を痛める男の子。誰かに優しくすることで自分が癒されるって、ありますね。「よるくま」から今作までの間に、男の子は何度もよるくまと遊んだのでしょうね。よるくまのおうちは、前作のほうが素敵だなあ。
読了日:10月21日 著者:酒井駒子
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)感想
図書館本。怪談の名手と名高い氏の、まとまった一冊を読むのは実は初めて。ホラーはホラーでも、これはスプラッタなんですね。思わず目を覆いたくなるような場面は多いけれど、格調高い語りのせいで、何やら儀式めく。かと思えば母親の鼻ヨガシーンなど「あれ、これはひょっとして笑かしにきてる?」というような描写も。どの話も、わずか数十ページの短編のために惜しげも無く創りこまれた世界観や設定に唸る。表題作はさすが。他は「Ωの聖餐」(凄惨と鰍ッてる?)「オペラントの肖像」「卵男」「怪物のような…」が好き。次は怪談集を読みたい。
読了日:10月21日 著者:平山夢明
くらべる東西くらべる東西感想
図書館本。ようやく順番が廻ってきた! 私は東育ちの西在住なので「あるある」とうなずきながらの読書を想定していたけれど、骨抜きやご祝儀袋など「そんなちがいもあったんだ!」という細かな違いも載っていて、大いに楽しめました。また写真担当の山出さんのコラムからは撮影のご苦労がうかがえ、写真を見なおして感嘆。文化が交じり合う中で、これからどんどん「違い」は減っていくだろうけど、それを嘆くか出会いの場と見るかは受け取り方次第。私は遠方に出向かなくても各地のおいしいものが味わえるようになったことはうれしいです笑
読了日:10月20日 著者:おかべたかし
よるくまよるくま感想
図書館本。「金曜日の砂糖ちゃん」とはタッチも雰囲気も異なる。でもどっちもいい、とても好き。よるくまも男の子もぎゅーってしたくなるかわいさ。男の子のお話に、ちゃんと付き合うお母さんも素敵。くまのお母さんは「お、お父さんじゃなくてお母さん?」というくらいたくましい(かっこいい)けど、人間のお母さんだって実際たくましくなくちゃやってらんないよね。
読了日:10月18日 著者:酒井駒子
うつ病の相談室うつ病の相談室感想
図書館本。うつ病の患者や周りの人に向けたQ&A+解説。林先生の本にしてはめずらしく、辛辣でない。擬態うつ病も出てこない。うつ病に悩まされている人を助けようと作った本なのだなあと感じた。何もせず休むのができなくて、ついつい家事をちゃんとやってしまったり本を何冊も読んだり散歩に熱中して「今日も休まなかった!」と後悔するけれど、「何もしないのもストレスになる人もいる」とあって、無理じゃなければできることをしていいんだ、とわかった。「うつ病は、治ります。」信じよう。
読了日:10月18日 著者:林公一
りきしのほし (こどもプレス)りきしのほし (こどもプレス)感想
図書館で。幕下力士「かちかちやま」の日常を描いた絵本。渋い。日常生活でお相撲さんを見かけると、なぜかほんわかしたうれしい気持ちになってしまう。どのお相撲さんもがんばれって思ってしまう。日本独自のファンタジーかもしれないけど「気は優しくて力持ち」の具現化なんだろうね。そんなお相撲さんの人間味を感じさせる描写(つらい稽古でへとへとになったり。裏表紙も負けて情けない表情してる)が素敵な絵本でした。