2016年10月の読書メーター読んだ本の数:63冊
読んだページ数:8101ページ
ナイス数:4270ナイス
木の実の呼び名事典 (散歩で見かける)の
感想図書館本。もう、表紙からして楽しい! 街路樹などで実がなっているのを見るとすぐに「食べられるのかな?」と思ってしまう食いしん坊の私。あの木にこんな実が!(しかも食べられる)、あの実のなる木はこんな名前だったのか、と納得。フウの実、かわいい。ハマナスが薔薇だったとは驚き! 私の誕生花のボケにもカリンのような立派な実がなるとはうれしい。(そしてカリンの花がきれいだと知った。)ヤマグワやヤマモモ、ヤマボウシの実を食べてみたいです。「落ち葉の呼び名事典」と同じ著者。解説の文章が柔らかくて読み心地がいい。
読了日:10月31日 著者:
亀田龍吉目でみることば 2の
感想図書館本。今回も「なんとこれが語源なの?」というびっくりが満載。へそくりは臍繰りじゃなかったんだ。イラクサの「イラ」、栞…。「スピン」という言葉自体最近知ったのですが、よもやそれが和製英語だなんて。タニマチはあの地名からとは! おっさんからのちょっかいは鬱陶しいけど、もともとの意味のちょっかいはいくら出されてもうれしいだろうなあ。順風満帆の写真は会心! 表紙もとてもいいですね。
読了日:10月31日 著者:
おかべたかし猫にメロメロ 関西版 (えるまがMOOK)の
感想店番猫さん、関西の猫カフェ、フォトグラファーの飼い猫、など。私の好きな外猫情報は少なめ。ま、しょうがないね。今度ならまちに行きたいな。
読了日:10月30日 著者:
ぼく おかあさんのこと…の
感想図書館にて。きらい、って言うのは大好きの裏返し。
読了日:10月29日 著者:
酒井駒子小雪の怒ってなどいない! !の
感想図書館本。コワモテな小雪さん(メス)の写真集。はれまぶたと眉間のしわみたいな模様のせいで、常に怒っているように見えてしまう小雪さん。性格は顔に反してとても穏やかだそう。小さい頃はお目目くりっくりだったため、そのまま成長の一部始終を見ていた飼い主さんはいつの間にやらコワモテに育っていたと気付かなかったようで。瞳孔まん丸のときに下から写したものは本気でキュート。いや、コワモテもかわいいですよ☆ 表紙、写真だと帯がかかっているけれど、この小雪さんが入っているダンボール「極悪」って書いてあります(汗
読了日:10月29日 著者:
岡田モフリシャスちいさなてのひらずかん〈1〉にわやくさむらのいきものの
感想<2>(水辺の生きもの)は図書館で、こちらは蔵書がなかったのでamazonで中古本を58円で購入。よく見かける虫も、名前を知らないものが結構あるんだなあ、と。オンブバッタとショウリョウバッタ、同じ種類だと思っていました。よく見ると顔が全然違うのですね。見られる季節が書いてあるのも良。
読了日:10月29日 著者:
高岡昌江,松橋利光落ち葉の呼び名事典 散歩で見かけるの
感想図書館本。今の季節にぴったり。花や実の写真もあって「ああ、あの木か!」とわかる。私の好きなスライムみたいな形のかわいい葉っぱは「ナンキンハゼ」のものだったのか。落ちた葉っぱはそんなにきれいじゃないけれど、個人的にはケヤキの紅葉がきれいだと思います。アジサイの葉も黄変・落葉するとは。
読了日:10月29日 著者:
亀田龍吉ドラえもん (37) (てんとう虫コミックス)の
感想電子書籍で。「しかしユーレイは出た」目当てで。ん?これ、初版当初紙書籍で買って読んだな。ドラえもんの人間ぽさがたのしい1冊。ロボットなのにおしっこも出るとか。クリスチーネ大先生には今後ともがんばっていただきたいものです。応援してます。
読了日:10月28日 著者:
藤子不二雄どんぐりの呼び名事典 拾って楽しむの
感想図書館本。どんぐりかわいい。落ちているとついつい拾いたくなってしまう。でもこんなにたくさんの種類の木がどんぐりを実らせるとは知りませんでした。同じ種類の木からできたどんぐりでも、見た目は結構違ったりしているので、実だけを見て同定するのはとても難しそう。日本最大のどんぐり「オキナワウラジロガシ」のどんぐりは持っているけれど、世界最大のどんぐりの大きさにビックリ! どんぐり探検隊の隊員さんかわいい♪ リスを飼っていた頃、どんぐりをあげたことがありましたが、1匹は放置、もう1匹は皮をむいて貯蓄していました。
読了日:10月27日 著者:
宮国晋一ぶたぶたの
感想読メで人気のシリーズの原点らしい本を図書館で見つけて借りてみた。中に有能な小さいおじさんが入っているとしか思えない、汚れた豚のぬいぐるみ「ぶたぶた」さんをめぐるオムニバスストーリー。読みやすい文章で、ほっこりハートウォーミングなお話なんだけど…うーん、私には合わないようです、残念。正直「ふーん」以上の感想は生まれなかったです。多分受け取り側の問題。好きな皆さんごめんなさい。
読了日:10月27日 著者:
矢崎存美猫びより 2016年 11 月号 [雑誌]の
感想T-SITEで。この雑誌、読むの初めてです。占いが載っている、と思ってみたら、星座や誕生月じゃなくて猫さんの模様別! 岩合さんは連載なのかな? 会津の猫。昨日TVで猫をかわいく撮る方法で、ネコジャラシなどで気を引きながら撮る、というのをやっていたけど、私はやはり外猫の、そのままの写真が好き。八二一さんの「はっちゃん」、なくなったのですね。はちわれさんの元祖とも言うべき猫さん。合掌。
読了日:10月27日 著者:
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の
感想ドラマが好きだったので、違いを楽しもうと。うん、キャラクターも展開も違うけど、どっちも面白い。ちょっとストーリーは浅いなーと思うけど、発想が斬新。すらすら読めました。些細なことだろうけど、精神科医と臨床心理士の区別があいまいなのが気になる。
読了日:10月26日 著者:
内藤了闇金ウシジマくん 4 (ビッグコミックス)の
感想レンタル電子書籍にて。「ゲイくん」はひたすら切ないまま終わる。続くギャル男の話は胸糞悪い奴しか出てこないなあ。柄崎くんも浮「系の人なんですね。マサルがぎゃふんとなるのはまだまだ先っぽい。
読了日:10月26日 著者:
真鍋昌平にゃんたまの
感想立ち読みで失礼。ころっとかわいいにゃんこのふぐりを集めた写真集。模様は千にゃん万別なれど、形はみんな似てますね。くりっとまるくて、きゅっとひねればころんととれそう。全然いやらしくないのはこのかわいらしい形によるのでしょうね。
読了日:10月26日 著者:
100均フリーダムの
感想立ち読みで。おしゃれなグッズが増えたものの、まだまだ残念な商品がたまにある100均ですが、よくこれだけ変なもの見つけたなあ。海外から仕入れてくるのか、手作り感あふれるものも。見るものを不安に落とし入れる「しろいいきもの」の置物。禍々しいぜ。猿のマスコットが握り寿司ストラップのネタの部分になっているのは「どうしてこうなった」。企画部の気は確かか?
読了日:10月26日 著者:
内海慶一おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典の
感想立ち読みで、すみません。面白かったです。ウォンバットのうんちがサイコロ状なんて。見てみたいなあ。クジャクは自分の飾り羽を持て余しすぎて、風が吹くと転んでしまう⁉ いいんか、それで、という方向への進化。不思議だね。いちばんびっくりしたのは、哺乳類で口呼吸できるのは人間だけ、というところ。二本足歩行だけでなく、ここにも人類発展の大事なャCントがあるのでは。
読了日:10月26日 著者:
闇金ウシジマくん 3 (ビッグコミックス)の
感想レンタル電子書籍。手に汗握るヤンキーくんが終結、がらりと雰囲気変わったゲイくん。夢と生活の折り合いの妥協点をどこにするか。難しいね。ゆーちゃんの将来の見えない閉塞感、耐えられないくらいの孤独、ずしんとくる。個人的には「うに」はかわいいと思います。だけど子犬もかわいいよ!
読了日:10月26日 著者:
真鍋昌平闇金ウシジマくん 2 (ビッグコミックス)の
感想レンタル電子書籍。この人誰だと思ったら1巻の新入社員の子でしたか。立派になって。調子こいてるマサルもたいがいだが、迷彩パーカーのガキンチョ三人組がすげームカつく。
読了日:10月26日 著者:
真鍋昌平闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)の
感想レンタル電子無料にて。最近気になってたので無料で読めてうれしい。もっとドロドロしているのかと思いきや、意外と軽い読み口。萬田金融のトイチでもあくどいと思ったのにトゴとは! それでも借りる人は借りちゃうんだね…。借金とギャンブルはいかん。うさぎはかわいいよね。
読了日:10月26日 著者:
真鍋昌平ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑の
感想ベランダバードウォッチングのために購入。これは良い! 似ている鳥も見分け方がばっちり。読み物としてもばっちりな情報量。スマホ連携で鳴き声も聞けます。持ち運ぶにはちょっと重いけれど、これで1500円は安い!
読了日:10月25日 著者:
石田光史はにわの
感想図書館本。著者の古墳本は好きだけどこれは・・・あんまりそそられなかった。はにわに解説はいらない。実物を見て、おのおの想像の翼を膨らませたい。今度今城塚古墳に行こう。
読了日:10月24日 著者:
まりこふんきのこの呼び名事典 写真でわかるの
感想図書館本。きのこだいすき(見るのも食べるのも)。先に読んだ同シリーズの野鳥のほうとくらべると…。名前の由来、いる?というくらいそのまんまなものばかり。インデックスの部分はもっと活用できそうだし、きのこにとって最重要項目の「食用か毒か」は目立つように記載してほしい。写真はとてもきれいで、成長過程や裏側、断面図があるものなど、識別に役立ちそう。解説文は著者の私情が入りすぎてて、読み物的にすごく面白い。シリーズものとしてみなければとても好きな本。同著者の「くらべてわかるきのこ原寸大」もおすすめ。
読了日:10月23日 著者:
大作晃一野鳥の呼び名事典 由来がわかるの
感想図書館本。実は違う野鳥図鑑を借りたかったんだけどそちらが貸し出し中だったため、こちらを選択。結果、とてもよかったです。写真が大きくて鳥の特徴がよくわかり、解説も簡潔でわかりやすい。本書の特徴たる名前の由来も興味深い。鳥の名はスズメをはじめとした鳴き声由来と、古語が転じたものが多いのだね。古くから人が、共に生きるものとして親しんでいたということがわかる。鷺の名の由来が白をあらわす「さやけき」から来ているとは。美しい。センダイムシクイのセンダイが仙台ではなく鳴き声由来というのは驚いた。良書。
読了日:10月23日 著者:
大橋弘一好きだけじゃ続かない (ビームコミックス)の
感想中古TSUTAYAで100円で。めっけもん。表題作の甘酸っぱいところに松田節の毒がちょっぴり?入った感じが好き。ヨウコちゃんの話はどこまで実体験でどこからがフィクションなんかが気になる…豚小屋は、フィクションだよね?ね?そうだと言って。馬さんの「ぱっかぽんぱっかぽん」がかわいいな。どの話も終わりが唐突で、だけどこの終わり方がいいのかもしれない。誰も大事にしてくれなんだらせめて自分で大事にせなあかんけど、それってとっても難しいんだ。
読了日:10月22日 著者:
松田洋子ロンパーちゃんとふうせんの
感想図書館本。小さい頃にとっての風船て、とびっきり特別なものですよね。買ってもらった風船が父のタバコの火ではじけてしまい、もう1つ買ってもらったのに「さっきのじゃなきゃ嫌だ」と泣いたのはいくつのときだっけ。駒子さんの絵本に出てくる大人の人は、ちゃんと子どもの世界に寄り添っているのが素敵。明日になったら、お母さんが木の枝から降ろす前に風船からヘリウムが抜けてしぼんでしまうかもしれない。でも大丈夫。ロンパーちゃんには風船がお月様になった思い出があるから。
読了日:10月21日 著者:
酒井駒子となりに生きる動物たち (世の中への扉)の
感想図書館の、司書さんおすすめの絵本コーナーから。これは良書。さすが報道写真部が作った本。「人間の傍に生きる」というくくりで、奈良の鹿も渡り鳥も都会に残る野生動物もペットも昆虫も駆逐対象の外来種も野に下りてきてしまった山の生き物も。大事にされているものも疎まれるものも、同じスタンスで写し、ページは進む。最後に解説はあるものの、解釈は読み手に委ねている。人間の都合で守られる命、排除される命。みんな、おんなじいのち。
読了日:10月21日 著者:
共同通信社写真部ちいさなてのひらずかん〈2〉たんぼやみずべのいきものの
感想図書館本。高岡さんと松橋さんの共著はどれもいい。手のひらサイズの図鑑に、手のひらに載せた実物大の写真。カエルは鳴き声も書いてあったり。高橋和枝さんのイラストもかわいい。シュレーゲルアオガエルって、その辺にいたりするのかな? タイコウチやミズスマシなど、めっきり見なくなったのは私が水辺で遊ばなくなったからか、それとも…。
読了日:10月21日 著者:
高岡昌江,松橋利光りすが遊びにやって来る森のカフェの12ヶ月の
感想T-SITEで立ち読み。この方のツイッター、よく見ていました。リスもネコもお庭もスイーツも素晴らしい。私もこのカフェにネコになって住みたいです。そしてオーナーさんにクッキーをもらうんだー。
読了日:10月21日 著者:
ももとみらいシマリスのビッケの
感想T-SITEで立ち読み。ツイッター由来の写真集、最近増えていますね。こんなになつくシマリス、うらやましいいいいいいい。のびーん、なストレッチ、かわいいですね。うちのリスはケージに脚を引っ鰍ッて、ぶら下がりながらやっていました。シロクマのぬいぐるみに寄り添って寝ているショットは鼻血もの。
読了日:10月21日 著者:
@bikke_the_chipぐりとぐらの てづくりブック (ぐりとぐらの絵本)の
感想図書館で立ち読み。ぐりぐらシリーズに出てきた食べ物(もちろんカステラも!)やぐりぐら折り紙、編みぐるみの作り方など。どれも作り方が本格的で、チャレンジできず・・・ 折り紙も完成度高いけど、私に作れる気がしません。
読了日:10月21日 著者:
よるくまクリスマスのまえのよるの
感想図書館本。「よるくま」とセットで借りました。クリスマスイブの夜に小さな心を痛める男の子。誰かに優しくすることで自分が癒されるって、ありますね。「よるくま」から今作までの間に、男の子は何度もよるくまと遊んだのでしょうね。よるくまのおうちは、前作のほうが素敵だなあ。
読了日:10月21日 著者:
酒井駒子独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)の
感想図書館本。怪談の名手と名高い氏の、まとまった一冊を読むのは実は初めて。ホラーはホラーでも、これはスプラッタなんですね。思わず目を覆いたくなるような場面は多いけれど、格調高い語りのせいで、何やら儀式めく。かと思えば母親の鼻ヨガシーンなど「あれ、これはひょっとして笑かしにきてる?」というような描写も。どの話も、わずか数十ページの短編のために惜しげも無く創りこまれた世界観や設定に唸る。表題作はさすが。他は「Ωの聖餐」(凄惨と鰍ッてる?)「オペラントの肖像」「卵男」「怪物のような…」が好き。次は怪談集を読みたい。
読了日:10月21日 著者:
平山夢明くらべる東西の
感想図書館本。ようやく順番が廻ってきた! 私は東育ちの西在住なので「あるある」とうなずきながらの読書を想定していたけれど、骨抜きやご祝儀袋など「そんなちがいもあったんだ!」という細かな違いも載っていて、大いに楽しめました。また写真担当の山出さんのコラムからは撮影のご苦労がうかがえ、写真を見なおして感嘆。文化が交じり合う中で、これからどんどん「違い」は減っていくだろうけど、それを嘆くか出会いの場と見るかは受け取り方次第。私は遠方に出向かなくても各地のおいしいものが味わえるようになったことはうれしいです笑
読了日:10月20日 著者:
おかべたかしよるくまの
感想図書館本。「金曜日の砂糖ちゃん」とはタッチも雰囲気も異なる。でもどっちもいい、とても好き。よるくまも男の子もぎゅーってしたくなるかわいさ。男の子のお話に、ちゃんと付き合うお母さんも素敵。くまのお母さんは「お、お父さんじゃなくてお母さん?」というくらいたくましい(かっこいい)けど、人間のお母さんだって実際たくましくなくちゃやってらんないよね。
読了日:10月18日 著者:
酒井駒子うつ病の相談室の
感想図書館本。うつ病の患者や周りの人に向けたQ&A+解説。林先生の本にしてはめずらしく、辛辣でない。擬態うつ病も出てこない。うつ病に悩まされている人を助けようと作った本なのだなあと感じた。何もせず休むのができなくて、ついつい家事をちゃんとやってしまったり本を何冊も読んだり散歩に熱中して「今日も休まなかった!」と後悔するけれど、「何もしないのもストレスになる人もいる」とあって、無理じゃなければできることをしていいんだ、とわかった。「うつ病は、治ります。」信じよう。
読了日:10月18日 著者:
林公一りきしのほし (こどもプレス)の
感想図書館で。幕下力士「かちかちやま」の日常を描いた絵本。渋い。日常生活でお相撲さんを見かけると、なぜかほんわかしたうれしい気持ちになってしまう。どのお相撲さんもがんばれって思ってしまう。日本独自のファンタジーかもしれないけど「気は優しくて力持ち」の具現化なんだろうね。そんなお相撲さんの人間味を感じさせる描写(つらい稽古でへとへとになったり。裏表紙も負けて情けない表情してる)が素敵な絵本でした。