Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

るんるんおたる

2007年08月21日 | せずにはいられない・・旅の話
るんるんおたる










函館から北斗で札幌へ。

車窓には大沼公園の美しい景色が広がる。







とても静かな森の中を
北斗は進む。

青い空と森の緑がまぶしい。

読書をしようと手には本を持っていたが
私はひたすら
車窓の風景をぼんやり眺めていた。


ココロの中にスペースが広がっていく・・・。





駒ケ岳が雄雄しい姿で現れる。


登別、洞爺湖、苫小牧・・・

札幌にだんだん近づいていく。

今日の目的地、小樽へは
札幌でエアポートに乗り換えて30分。


テレビ番組で特別に美味しそうな
お寿司を見た時
絶対、小樽でお寿司を食べよう!と決めた。

そう、お寿司を食べに、はるばる小樽まで来た。




小樽の駅は美しいガラスのランプが印象的



小樽は、とても美しい街。
そして、とてもロマンティックな街。



運河沿いには古い倉庫。

街のあちこちに響くオルゴールの音。

涼しげな小樽のガラス工房。

夕暮れ時になるとぼんやり点るガス灯。

卵と牛乳たっぷりのお菓子屋さん。

そして、軒を連ねるお寿司屋さん・・・。



まずは、メルヘン交差点のオルゴール館へ。




オルゴール館



ここには、世界中のオルゴールが
集結している。

壁にかけるもの、
メリーゴーランドみたいにまわるもの、
光を発しながら曲を奏でるもの・・・



オルゴールの曲も

”星に願いを”のようなスタンダードから
クラシックや、
ミスチルやコブクロの最新ヒット曲まで
さまざまにとりそろえている。

3階には、自分でオリジナル・オルゴールを
つくる工房もある。

息子は自分用と
あと、
大好きなガールフレンドのお土産用に

手作りのオルゴールをつくる。

”絶対、喜んでもらえるよね


・・・私?


私はそこで、ドイツ製のクリスタルで出来た
赤い龍を見つけ、お買い上げ。

そう、マヤ暦では私は
”赤い龍”なんだもん


オルゴール館を出るとすぐに

”LE TAO”を発見。

ここのチーズケーキは本当に美味しい






カマンベールチーズのソフトクリームを

楽しみながら、ぶらぶらと散策する。



ガラス工房やオルゴールの店が続く。

夕暮れ時になり、すうっと通る風に
ガラスの風鈴が揺れて、

なんとも心地よい音色が響く。




夕暮れ時の、小樽運河



どこのお寿司屋さんにはいろうか・・・。


テレビチャンピオンで優勝した
なか一にしようか?





ちょっぴりミーハーな選択で
待望の小樽のお寿司は
なか一で食べることに。






なか一 おすすめの、”小樽すし”は

これだ





いつの間にか私より沢山食べるようになった息子と
私はペロリと平らげ

”本日のオススメ”の葡萄海老の握りや
たらば蟹の味噌汁も注文。

気になるお会計・・・は

本当にリーゾナブルで、嬉しい

函館で、さんざん海の幸を頂いて
そろそろ飽きてもよい頃なのに

お寿司なら、ペロリと頂いてしまう私達は

”日本人”なんだなあ・・・としみじみ。


お腹がいっぱいなので、

再び、運河沿いを散歩することに。







すっかり暮れた夜の小樽運河。


こじんまりした小樽の街。

ノスタルジックな街並みをそぞろ歩く。

恋人達に似合う街。



”いつかまた来たいね。”

と息子と話す。


その時は、

お互いに、好きな人と一緒に、ね。





ぐるり函館散策

2007年08月21日 | せずにはいられない・・旅の話
ぐるり函館散策






函館、というと

北島さぶちゃんの演歌のイメージが強いのだが

実際は、横浜と似ていて

お洒落でレトロな、観光やデートに最適、の場所。



石畳の坂の途中には

カトリックや聖公会の教会が並び、

鐘の音や祈りの歌がそこここから聞こえてくる。




ハリストス正教会



教会の中は、こじんまりとしているが
美しい宗教画に彩られ
ステンドグラスが美しい
昔ながらの、祈りの空間になっている。


聖公会の教会



それぞれの教会の庭は
バラやコスモス、ハスカップの実・・・
季節の花が風に揺れている。


そして、坂の上の”元町公園”からは
函館の港が一望出来る。

昔良く歌った、オフコースの歌に

”あれが貴女の、好きな場所。
 港が見下ろせる、小高い公園・・

という歌詞があったがまさに、
その歌と同じロケーション。






この元町公園にはレトロで瀟洒な館があり
一般公開されている。

希望者には、ハイカラなドレスを着て
記念撮影も、出来る。

私は実は、結構この手の写真を撮るのが
好きなのだが、今回は時間の都合で見送った。





私はこのあたりで、お洒落なカフェでお茶でも・・・と
思ったのだが

歴史マニアの息子はうずうずして落ち着かない。


そう、彼の目的地は、”五稜郭”なのだ。


まず、海岸沿いにある
土方歳三&石川啄木記念館で
入念に歴史の知識の復習をする。

丁寧に資料や刀などを見て、
歴史ビデオを見て、

気持ちをう~んと高めて、いざ、五稜郭へ。






五稜郭の隣に、五稜郭タワーというのが建てられていて
そこの展望台に上ると
五稜郭全景が写真のように見渡せる。

確かに、星の形をしている。

幕末にこんなお洒落な城を設計した
タケダアヤサブロウなる人物のセンスに脱帽。

きっと彼が生まれ変わって現代にいたら
やっぱり新進気鋭の建築士やデザイナーに
なっていることだろう。


日本中の城跡を訪ねたい、と

なんとも渋い趣味を持つ息子は

ゆっくりと五稜郭内を散策。

”土方がここ、歩いたんだよね。”

表情が生き生きしている。


たいがいの人は五稜郭タワーから本当に
五稜郭が星の形をしているのを確認するだけらしいが

歴史マニアの息子にお供して
五稜郭内を気温33度もある中、
てくてく・・・ひたすら歩く。


・・・で、すっかり消耗した私は
五稜郭の裏手に六花亭があることをチェック。

しばし、ここでお土産を買ったり
冷たい飲み物を頂いたり、涼をとる。



いちごのジュースで一息。



夜は、夕食を頂いた後、
タクシーに乗って函館山へ。

そう、世界3大夜景の”函館の夜景”を観に。


独特の地形が織り成す
その美しい夜景が、これだ








山を降りると、昼間歩いた教会のあたりも
ライトアップされ
神秘的な雰囲気を醸し出していた。







港のあたりの金森倉庫街も
ライトアップされている。

ここが一番美しいのは、クリスマスの時期だという。

・・・寒いだろうなあ・・・








実は函館では、

面白い出会いと心打たれる出会いも、あった。

(そのお話はまた後日)



たった1日の函館滞在は

朝市から始まって、夜景めぐりまで

たっぷりと、充実したものとなった。



港と、教会と、坂道と

海の幸と、歴史と、温泉と

津軽海峡と、夜景と・・・

そして

人情味あふれる函館の人たち。



函館の思い出は

心の中で、あの夜景と同じように

美しく輝き続けるだろう・・・








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