Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

世界遺産~厳島神社

2007年10月09日 | せずにはいられない・・旅の話
世界遺産~厳島神社





厳島神社のある宮島は、
古くから島全体が 

”神” として信仰されており、

<神をいつきまつる島>から、

<厳島>と呼ばれている。




神々が住んでいそうな、神秘的な姿


広島駅から、30分程ローカル線に乗り、
宮島口駅へ。

宮島口から10分程度、フェリーに乗って
宮島へ渡る。

船から降りて、お出迎えしてくれるのは
なんと、<鹿>たちだ。








予備知識を持たずに出かけたので

そこここに、鹿が歩いているのを見て
私も、息子も、びっくり

奈良公園みたいだ。

鹿も心得たもので、記念写真にも応じるし、
触られても怒りもせず、多くの観光客に紛れて

マイペースで過ごしている。

厳島神社にも、途中の参道にも

鹿がいっぱい、いる。 ”共存”しているのだ。


鹿がいることに少しづつ慣れてきた私達は、
早速参道を歩き、神社へ向かう。

にぎやかな参道には、広島名物の”焼き牡蠣”や
もみじ饅頭、あなご飯の店が軒を連ねる。







厳島神社は社伝によると、593年(推古元年)に創建。

1168年、平 清盛によって社殿が造営され、
今のような優美な姿になったという。

大鳥居は平安時代から数えると8代目。
楠の自然木で作られている。


1996年 12月 ユネスコ第20回
世界遺産委員会で、

社殿を中心とする厳島神社と前面の海、
背後の弥山原始林が世界遺産に登録された。








私達が着いたのは午後3時くらいで
引き潮で神社は陸上にあった。

連休中ということもあり、観光客でごった返しているので
幾分、神秘性に欠けるなあ・・・というのが
最初の印象。

やはり、潮が満ちている時間に来て
海に浮かんでいるのをみると感慨深いのだろうなあ。


ともあれ、息子とここまで
無事に過ごしてこられたことを
感謝するお祈りを捧げる。

二礼、二拍手、一礼。

まず、自分の名前と自分の住所から
きちんと神様に申し上げる。

そして、感謝をする。

もちろん、”お気持ち”の賽銭も忘れずに。


・・・そして、お楽しみのおみくじなのだが・・・



なんと、”凶

すると、息子のも ”凶


神社大好き人間の私だが
おみくじで”凶”を引き当てたことは一度もない。

”どういうこと

と思っていたら、


隣にいた大学生(くらいの)男女5~6人の
グループからも

”ええ~っ、凶だってぇ~

”俺もだぁ~

”どうなってるのぉ~、みんな凶ぢゃん


という声が聞こえてきた。


おまけに、おみくじを結ぶ棒でも

結んだ先を見てみると

ほとんど、<凶>


・・・なので、厳島神社では

おみくじを引くのは、やめておいた方がいいかも、知れない。

ちなみに、2度目に息子がひいたのは

<平>というものだったが、

・・・よくない

・・・わろし

・・・おそし

と、ネガティブな言葉の連発だったので

良く読まないまま、結んできた。


せっかく、ここまで船で渡ってくるのだから、

もっといい気分になるおみくじを用意したら、
いいのに・・・。






参拝が終わり、休憩。

息子は<チーズもみじ饅頭>の元祖
ミヤトヨ菓子舗にこだわった。

探していたら、なんと
宿泊予定の旅館の隣。

ここで、焼きたてのチーズもみじと
アイスもみじを頂く。






お土産用にも沢山買ったので、

お茶はサービスしてくれるは、
アイスもみじはただにしてくれるは、

のサービスを受けて、私も息子も大満足


旅の疲れはこうして、お茶とお饅頭で
癒されるんだぁ・・・。



そして、隣にある、今夜の宿へ。





宮島には数軒こじんまりとした旅館がある。

高級な旅館もあるが、そこは
今回満室でとれなかった。

いわゆる”観光客用”の宿だったが

船乗り場からも神社からも近く、
目の前は海、というロケーションは抜群の宿。


とにかく、お部屋のテーブルいっぱいに
ご馳走が並んだ瞬間が

主婦的には、”パラダイス”となる。






なかでも、”伊勢海老のしゃぶしゃぶ”が
この宿の名物料理らしい。







お腹いっぱいになって、ゴロリ・・・と
いきたかったのだが、

息子は、ライトアップした神社を楽しみにしていた。


夕食後、街も静まり返った夜9時に出航する

夜の厳島神社を参拝する屋形船に乗船する。


ほとんど無風で、波のない

静かな夜の海を進む。


すると・・・

ライトアップされた大鳥居と神社が

海の上に浮かんでいる姿が目の前に現れる。








先ほどは砂の上にあった大鳥居の間を

静かに船でくぐりぬける。


真正面に海に浮かんだ神社。


屋形船に乗っている全員が船の先端に立ち、

全員でそろって

二礼、二拍手、一礼。


海の上でこそ、

厳島神社が神秘的であり、荘厳であり、
優美であるように思った。


夜、船に乗って、大鳥居をくぐり抜け、
神社を参拝する。


厳島神社の美しさを体験するにはオススメ











島全体が、<神>である厳島神社のある宮島。


是非、夜の海に出て、

静かな、荘厳な神社を参拝 

してみて下さい。











にほんブログ村 旅行ブログへ