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ベニサンピット

2007年10月13日 | 映画・コンサート・演劇
ベニサンピット





都営新宿線の森下駅を降りて
ほんの2~3分歩いたところに
ベニサンピットは、あった。


<ベニサンピット>という名前は
何度か聞いたことがあったのだが
実際に訪れたのは、はじめて。









そう、ここは劇場兼
演劇の練習スタジオが集まっている場所。

倉庫のようなところを手直ししてある。

エレベーターなんてものは無く、
さび付いた階段を上がっていく途中、

若い演劇を志す女優さんや男優さんの
卵たちが、大きな声で挨拶してくれる。

”おはようございますっ

さすが、発声練習をしているだけあって
声が大きく、キレがよい。



私が何でこんなところへ来たのかというと

演劇の練習を見学させてもらうためだ。


今月20日から新宿の紀伊国屋ホールを
皮切りに日本と中国10都市で公演される
<孫文と梅屋庄吉>の舞台稽古だ。


公演についての詳細はコチラ
http://www.tokyo-gingado.com/



その日は、初めての通し稽古が行われた。

衣装、照明、音響などはまだ無かったが

役者の皆さんは、台詞がきちんと入っていて
動きも大きく、さすが、プロの演劇


この演劇について
私も関係者の一人・・・となっているので

事前のお稽古も見させていただきたい、と
申し出たのだった。



台本を見せていただいた時よりも

実際、役者の方が台詞として、語っているほうが

一言一言が気持ちがこもって

重くなるし、長くなる・・・。











ブログでお話したように、

私は中学・高校時代と演劇部だったので

お芝居を観るのも、やるのも、大好きだ。

どちらかというと、演出のほうが
得意かも、しれない。

何だか、稽古をみているうちに

仲間に入れてもらいたくなってしまった


・・・とにかく、薄明かりの中の舞台稽古、

高校時代を何となく思い出して

楽しくかったし、

役者さんたちの真剣さにココロが打たれた









これから、大道具、小道具、照明などの

舞台装置がはいり、音響が決まり、


衣装、メイク、鬘あわせ・・・


そうやって、だんだん役者さんも

”ホンモノ”への役作りが本格化する。


今回の演劇は中国の役者さんも

入っており、感情表現がとっても豊か。


日中、日韓、日米・・・

どこの国とでもいい。

こうして、一つの舞台を作り上げていく中で

一つのイベントを成し遂げていく中で

お互いのココロがつながっていくということは

とっても大切なことだ


もう、私達地球人は

国や地域の問題を超えたところで一つにならないと

いけない、ということに気づき始めているから








本番まであと1週間となった。


演出家の方、

役者の皆さん、スタッフの方々・・・


それぞれのお顔を思い浮かべながら

私は祈る。


・・・どうか、ベストを尽くせますように

全ての公演が楽しく、充実したものとなりますように










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