母として、女性として、人として~その1
大きな、テーマだ。
これは、私にとって通常の仕事以外で
取り組みたいワークの一つだ。
このことは、
20代後半からずっと女性である以上
多かれ少なかれ、関わっていく課題でも、ある。
人に<使命>というものがあるのなら
私が実際に体験したことや
出会った人々のこと・・・
結婚している、していない。
子供がいる、いない。
仕事をしている、していない。
これらのことについて、
これからの若い女性たちに
話していく、一緒に考えていく・・・。
これは、私のしていくことの
一つであるように、思う。
そのために、私はこの10数年やってきたようにも
思えるので、ある。
先日、NHKの特集番組で
小児科がコンビニ化している、
つまり、夜間・休日の時間帯の診療が
急激に増えていて
病院側の対応が追いつかない、という番組をみた。
理由は主に2つ。
1.核家族化で若い夫婦での子育てが
中心だということ。
つまり、ちょっとした熱や腹痛なんかでも
”おばあちゃん”の子育て経験の知恵なんかがあると
”このくらい、大丈夫だよ。”
ということでも、その言葉が欲しいために
病院に駆け込んでしまう、という現実だ。
2.働くお母さんが増えたため
日中、病院に連れていけないのが
休日・夜間診療増加の理由と考えられる、とのこと。
おかげさまで、小学校にあがってからは
ほぼ皆勤賞という健康な身体に育った息子だが
テレビの映像を見ていて
”当時”を思い出す。
そう、子育ての何が大変って
幼児は”病気”や”けが”が多いことだ。
それも、たいがい、熱が高くなるのは夜。
椅子から反対側に落ちて、頭を打ったり、
幼稚園なんかでも、お迎えに行ったら顔中、
傷だらけ、とか。
喘息やアトピーを持つお子さんは
もっと大変なはずだ。
息子のお友達の喘息の子は
真夜中の救急に駆け込むのも入院するのも
結構頻繁だった。
核家族でなくても
ママが働いていなくても
子供は”えっ、こんなときに・・・”というときこそ
病気や怪我をしたりするのだ。
病院も最近は小児科までも
<予約診療>になっていたり、する。
子供は<予約>して病気になんかならないのだ。
大人の定期的な検査が必要な医療とは
別ものと考えないと。
以前、医学生の友人がいた。
彼は”小児科”希望だったにも関わらず
<少子化>だから、という理由で
小児科医になることを断念して
整形外科医になったのだけれど
こういうことがますます
この問題を広げているようにも、思う。
昨今、妊婦の受け入れが出来ない、
なんておかしいニュースが流れてくるのも、しかり。
別の話題になるが
もう一つは、嬉しいニュース。
毎朝プロントでコーヒーを飲む
<プロント・フレンド>のヨーコさん。
彼女は自分の子供が産まれる前まで
保母さんだった。
赤ちゃんだとか、子供が大好き
そして、子供たちもヨーコさんが大好き
すれ違いざま、他の人の赤ちゃんなんかを
嬉しそうにみていたり、する。
だから、息子も、お友達たちも
幼稚園時代も、そして小学校高学年になった今も
ヨーコさんが、大好きだ。
ヨーコさんとは、息子たちが幼稚園の頃
つまり、6~7年前からのお付き合いだが
その頃から、
”少しの時間でも、保母さんの仕事をしたい。”
と言っていた。
自分の子育てに支障のない、程度に。
でもなかなか、現実的には
場所や時間、さまざまな条件がおりあう職場は
見つからなかった。
そこで、保母の仕事に復帰したい、という気持ちを
持ちつつも、違う職種のアルバイトをしたりしていた。
・・・ところが、ごく最近
ヨーコさんの家からもほどよい距離で
しかも、朝~昼までの勤務という
理想的な保母さん募集の広告が目にはいった、という。
”11年ぶりの職場復帰、
緊張するなあ~。
面接や簡単な提出書類なんかのために
もう一回、勉強したものを取り出してきたりしたのよ”
と、まるで学生さんのように
生真面目に<保母としての心構え>であるとか
<子供と向き合う>という件について
勉強した論文を見せてくれた。
私は、
”ご縁があれば、すんなり決まるよ。”
と言って、面接の日の朝、送り出してあげた。
・・・夕方、ヨーコさんからメールが届く。
”おかげさま、合格しました”
自分自身として、やりたい仕事。
人としての、<生きがい>。
社会に貢献したいという気持ち。
こういう気持ちと
子育ての両立は、そうたやすいことでは、ない。
でも
本当に願っていれば
そして、努力を怠らず
いつか巡ってくるはずの、
チャンスをつかまえることが出来るように
”準備”をしていれば
それは、叶うのだなあ、と
今回のヨーコさんの保母としての
職場復帰を見ていて思った。
何しろ、6~7年ごしの願いが叶ったのだから。
母として、生きる。
これも、女性の本能的なものとはいえ、
現代の多様化した社会の中では
なかなか、大変
女性として、生きる。
母であろうが、仕事人であろうが
30代以降は
自分が<女性として>輝いていけるか、
ということにどれだけ向き合っているかが
とても大切になる。
・・・そして、人として、生きる。
子育ての大変さを思いしらされるテレビ番組放映と
子育てが一段落して”職場復帰”を果たしたヨーコさん。
期せずして同時に目の前に現れた
2つの出来事をとおして、
あらためて、このテーマを見つめていこうと
思ったので、ある。
大きな、テーマだ。
これは、私にとって通常の仕事以外で
取り組みたいワークの一つだ。
このことは、
20代後半からずっと女性である以上
多かれ少なかれ、関わっていく課題でも、ある。
人に<使命>というものがあるのなら
私が実際に体験したことや
出会った人々のこと・・・
結婚している、していない。
子供がいる、いない。
仕事をしている、していない。
これらのことについて、
これからの若い女性たちに
話していく、一緒に考えていく・・・。
これは、私のしていくことの
一つであるように、思う。
そのために、私はこの10数年やってきたようにも
思えるので、ある。
先日、NHKの特集番組で
小児科がコンビニ化している、
つまり、夜間・休日の時間帯の診療が
急激に増えていて
病院側の対応が追いつかない、という番組をみた。
理由は主に2つ。
1.核家族化で若い夫婦での子育てが
中心だということ。
つまり、ちょっとした熱や腹痛なんかでも
”おばあちゃん”の子育て経験の知恵なんかがあると
”このくらい、大丈夫だよ。”
ということでも、その言葉が欲しいために
病院に駆け込んでしまう、という現実だ。
2.働くお母さんが増えたため
日中、病院に連れていけないのが
休日・夜間診療増加の理由と考えられる、とのこと。
おかげさまで、小学校にあがってからは
ほぼ皆勤賞という健康な身体に育った息子だが
テレビの映像を見ていて
”当時”を思い出す。
そう、子育ての何が大変って
幼児は”病気”や”けが”が多いことだ。
それも、たいがい、熱が高くなるのは夜。
椅子から反対側に落ちて、頭を打ったり、
幼稚園なんかでも、お迎えに行ったら顔中、
傷だらけ、とか。
喘息やアトピーを持つお子さんは
もっと大変なはずだ。
息子のお友達の喘息の子は
真夜中の救急に駆け込むのも入院するのも
結構頻繁だった。
核家族でなくても
ママが働いていなくても
子供は”えっ、こんなときに・・・”というときこそ
病気や怪我をしたりするのだ。
病院も最近は小児科までも
<予約診療>になっていたり、する。
子供は<予約>して病気になんかならないのだ。
大人の定期的な検査が必要な医療とは
別ものと考えないと。
以前、医学生の友人がいた。
彼は”小児科”希望だったにも関わらず
<少子化>だから、という理由で
小児科医になることを断念して
整形外科医になったのだけれど
こういうことがますます
この問題を広げているようにも、思う。
昨今、妊婦の受け入れが出来ない、
なんておかしいニュースが流れてくるのも、しかり。
別の話題になるが
もう一つは、嬉しいニュース。
毎朝プロントでコーヒーを飲む
<プロント・フレンド>のヨーコさん。
彼女は自分の子供が産まれる前まで
保母さんだった。
赤ちゃんだとか、子供が大好き
そして、子供たちもヨーコさんが大好き
すれ違いざま、他の人の赤ちゃんなんかを
嬉しそうにみていたり、する。
だから、息子も、お友達たちも
幼稚園時代も、そして小学校高学年になった今も
ヨーコさんが、大好きだ。
ヨーコさんとは、息子たちが幼稚園の頃
つまり、6~7年前からのお付き合いだが
その頃から、
”少しの時間でも、保母さんの仕事をしたい。”
と言っていた。
自分の子育てに支障のない、程度に。
でもなかなか、現実的には
場所や時間、さまざまな条件がおりあう職場は
見つからなかった。
そこで、保母の仕事に復帰したい、という気持ちを
持ちつつも、違う職種のアルバイトをしたりしていた。
・・・ところが、ごく最近
ヨーコさんの家からもほどよい距離で
しかも、朝~昼までの勤務という
理想的な保母さん募集の広告が目にはいった、という。
”11年ぶりの職場復帰、
緊張するなあ~。
面接や簡単な提出書類なんかのために
もう一回、勉強したものを取り出してきたりしたのよ”
と、まるで学生さんのように
生真面目に<保母としての心構え>であるとか
<子供と向き合う>という件について
勉強した論文を見せてくれた。
私は、
”ご縁があれば、すんなり決まるよ。”
と言って、面接の日の朝、送り出してあげた。
・・・夕方、ヨーコさんからメールが届く。
”おかげさま、合格しました”
自分自身として、やりたい仕事。
人としての、<生きがい>。
社会に貢献したいという気持ち。
こういう気持ちと
子育ての両立は、そうたやすいことでは、ない。
でも
本当に願っていれば
そして、努力を怠らず
いつか巡ってくるはずの、
チャンスをつかまえることが出来るように
”準備”をしていれば
それは、叶うのだなあ、と
今回のヨーコさんの保母としての
職場復帰を見ていて思った。
何しろ、6~7年ごしの願いが叶ったのだから。
母として、生きる。
これも、女性の本能的なものとはいえ、
現代の多様化した社会の中では
なかなか、大変
女性として、生きる。
母であろうが、仕事人であろうが
30代以降は
自分が<女性として>輝いていけるか、
ということにどれだけ向き合っているかが
とても大切になる。
・・・そして、人として、生きる。
子育ての大変さを思いしらされるテレビ番組放映と
子育てが一段落して”職場復帰”を果たしたヨーコさん。
期せずして同時に目の前に現れた
2つの出来事をとおして、
あらためて、このテーマを見つめていこうと
思ったので、ある。