孫文の理想と東アジア共同体シンポジウム
11月3日。
東京の学術総合センターにて
<孫文の理想と東アジア共同体シンポジウム
~辛亥革命百周年をどう迎えるか~>
が開催された。
福田元総理による開会の挨拶の後
富士ゼロックス社長・会長、ソニー株式会社の取締役などを
歴任され、新日中友好21世紀委員会の座長もつとめられた
小林陽太郎氏による基調講演が行われた。
その後、第1部国際シンポジウム
<辛亥革命前夜から百年~それを支えた日本の経済人>が開催。
私もパネリストとして登壇。
お隣はコメンテーターの神戸大学 黄先生と
日中産官学交流機構特別研究員の田中修先生
モデレーターは兵庫県立大学経済学部教授の陳来幸先生。
東京大学大学院総合文化研究科の川島真先生。
千葉商科大学の趙軍先生と、私。
孫文の日本滞在における
当時の社会情勢や日本人の役割、などについて
意見交換した。
中国ではどこの町にでも<中山(孫文の中国での一般的な呼び名)>とつく
公園や通りの名前があるくらい、
人々に親しまれている孫文だが、日本に約10年も滞在し
日本人とさまざまな関わりがあったことは
中国ではまだよく知られていない。
第2部は、
<東アジア共同体を目指す日中米韓の役割>がテーマ。
モデレーターに防衛大学校長の五百旗頭 真先生。
パネリストに
コロンビア大学教授のジェラルド・カーティス先生、
北京大学国際関係学院副院長の王逸舟先生、
慶応大学法学部部長の国分良成先生、
東洋学園大学人文学部教授、テレビでもおなじみの、朱建栄先生。
この最強メンバーを迎えての第二部は
私が今まで参加したシンポジウムの中で
最高におもしろかった。
というのも、
折りしも、議論は<尖閣問題>になり
日本人はあまり遠慮して公の場では
はっきり発言しない国民性だが
パネリストのアメリカ人 カーティス先生と
中国人 朱建栄の白熱した議論は
この問題について
少なからず、納得していない人(私も含め)
には、胸のモヤモヤが晴れるかのようであった。
それを上手くまとめる
国分先生と五百旗頭先生。
外は爽やかな秋晴れだったようだが
午前9時スタート、
終了5時までのシンポジウム
興味深いこと満載で、あっという間に終了してしまった。
朝から最後まで
一度も席をたたれなかった村山元総理も
”おもしろかった”と感想を述べられた。
武漢 華中師範大学の章先生ご夫妻と。
辛亥革命研究の第一人者。
文化の日に相応しい
シンポジウムの一日の、話。
11月3日。
東京の学術総合センターにて
<孫文の理想と東アジア共同体シンポジウム
~辛亥革命百周年をどう迎えるか~>
が開催された。
福田元総理による開会の挨拶の後
富士ゼロックス社長・会長、ソニー株式会社の取締役などを
歴任され、新日中友好21世紀委員会の座長もつとめられた
小林陽太郎氏による基調講演が行われた。
その後、第1部国際シンポジウム
<辛亥革命前夜から百年~それを支えた日本の経済人>が開催。
私もパネリストとして登壇。
お隣はコメンテーターの神戸大学 黄先生と
日中産官学交流機構特別研究員の田中修先生
モデレーターは兵庫県立大学経済学部教授の陳来幸先生。
東京大学大学院総合文化研究科の川島真先生。
千葉商科大学の趙軍先生と、私。
孫文の日本滞在における
当時の社会情勢や日本人の役割、などについて
意見交換した。
中国ではどこの町にでも<中山(孫文の中国での一般的な呼び名)>とつく
公園や通りの名前があるくらい、
人々に親しまれている孫文だが、日本に約10年も滞在し
日本人とさまざまな関わりがあったことは
中国ではまだよく知られていない。
第2部は、
<東アジア共同体を目指す日中米韓の役割>がテーマ。
モデレーターに防衛大学校長の五百旗頭 真先生。
パネリストに
コロンビア大学教授のジェラルド・カーティス先生、
北京大学国際関係学院副院長の王逸舟先生、
慶応大学法学部部長の国分良成先生、
東洋学園大学人文学部教授、テレビでもおなじみの、朱建栄先生。
この最強メンバーを迎えての第二部は
私が今まで参加したシンポジウムの中で
最高におもしろかった。
というのも、
折りしも、議論は<尖閣問題>になり
日本人はあまり遠慮して公の場では
はっきり発言しない国民性だが
パネリストのアメリカ人 カーティス先生と
中国人 朱建栄の白熱した議論は
この問題について
少なからず、納得していない人(私も含め)
には、胸のモヤモヤが晴れるかのようであった。
それを上手くまとめる
国分先生と五百旗頭先生。
外は爽やかな秋晴れだったようだが
午前9時スタート、
終了5時までのシンポジウム
興味深いこと満載で、あっという間に終了してしまった。
朝から最後まで
一度も席をたたれなかった村山元総理も
”おもしろかった”と感想を述べられた。
武漢 華中師範大学の章先生ご夫妻と。
辛亥革命研究の第一人者。
文化の日に相応しい
シンポジウムの一日の、話。