タネツケバナ
アブラナ科タネツケバナ属
学名: Cardamine scutata
原産地:北半球温帯地域
高さ:10〜30cm
花期:3〜5月 花径:3〜4mm
本格的なシーズンは2月下旬くらいからですが、正月を過ぎると、隙間から顔を出し、花を咲かせたりしていて驚かされます。
ナズナによく似た白く小さな花。その花よりも特徴的なのが四角く細長い果実
この棍棒のような形をした果実は長角果と呼ばれます。よく見ると袋状のもの(①)と扁平なもの(②)があります。
②はすでに弾けて種子を撥ね飛ばしたあとの残骸です。アブラムシも友情出演(笑)
実が熟すと外側の皮がくるくると上にまくれ上がります。そのバネの力で中に入っていた種子が飛び散るようなのですが、あまりに瞬間的なことで、目の前で見ていてもよく分かりません。
バネ状の皮も普通は弾け飛んでしまい、何がどうなったのかその理屈は謎なまま、パチンと弾けて種が飛び散ることだけは感覚的に理解できます。そして、その感覚が面白くて、辺り構わず、パチン、パチンとやりたくなってしまうのです(笑)
種子は1mmにも小さなもので袋の中に縦に並んで入っているようです。
植物でありながら、この瞬発力はなんとも動物的。動けない植物がこうして自分の子どもたちを遠くへ送り出そうとする知恵というのは本当に素晴らしいなと思います。
この棍棒のような形をした果実は長角果と呼ばれます。よく見ると袋状のもの(①)と扁平なもの(②)があります。
②はすでに弾けて種子を撥ね飛ばしたあとの残骸です。アブラムシも友情出演(笑)
実が熟すと外側の皮がくるくると上にまくれ上がります。そのバネの力で中に入っていた種子が飛び散るようなのですが、あまりに瞬間的なことで、目の前で見ていてもよく分かりません。
バネ状の皮も普通は弾け飛んでしまい、何がどうなったのかその理屈は謎なまま、パチンと弾けて種が飛び散ることだけは感覚的に理解できます。そして、その感覚が面白くて、辺り構わず、パチン、パチンとやりたくなってしまうのです(笑)
種子は1mmにも小さなもので袋の中に縦に並んで入っているようです。
植物でありながら、この瞬発力はなんとも動物的。動けない植物がこうして自分の子どもたちを遠くへ送り出そうとする知恵というのは本当に素晴らしいなと思います。
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