YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

熊蟄穴(大雪次候)

2024-12-12 20:20:00 | 七十二候
12月11日〜15日(2024年)
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☀️横浜の日の出は6:40〜45頃
🌙横浜の日の入りは16:30頃(1年で最も早い!)
⭐️ふたご座流星群が見られる頃

今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)

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大雪次候「熊蟄穴」

厳しい冬を乗り越えるため、動物たちが穴にこもる頃。クマだけでなく、リスやヤマネなどの姿も地上から消えます。


ヤマネのぬいぐるみ@清里やまねミュージアム

と言っても、横浜で野生の哺乳類を見かける機会は、あまりないんですけどね。せいぜいネズミとか、たまーに丹沢方面からサルがやって来てにニュースになるとか…?


2011@アラスカ

さてさて、冬籠前のクマは栄養を蓄えることに必死。冬眠前のグリズリーが、一心不乱にツンドラを覆うベリーの実を食べているのを見たことがあります。それはそれは真剣に食べていました。

実際には今頃はすでに冬眠している頃ですけどね。

最近は国内でも至る所でクマの目撃情報があり、どうしたものか…。
神奈川なら丹沢周辺、東京奈良奥多摩周辺なんかはかなり頻繁にクマが出ているようです。八王子の市街地でも目撃されているようでびっくり。


クマとダンス@山の鼻ビジターセンター

わたしも尾瀬ヶ原で実際クマに遭遇したことがあります。木道の7〜8m先。ゴソゴソしていたツキノワグマ。わたしに気付いて茂みに逃げて行きました。

人と野生動物の適度な距離感が掴めなくなってきていることは大きな問題です。写真家の故星野道夫さんは、こんな言葉を残されています。

"もし、クマが存在しないのなら、ぼくはこの土地に来ないだろう。例えそれが点のように離れていても、一頭のクマは、その広大な原野の光景を引き締める。そして、この土地が自分ではなく、このクマに属していることを知る"

彼らが私たちの住む街へ降りて来たというより、やはり我々人間が彼らのテリトリーに立ち入り、その生活を脅かしていることが問題なのかもしれません。



最後に、ごくごく個人的なことではありますが、、12月12日は南極記念日。2013年のこの日、アルゼンチンのウシュアイアから船に乗り込み、南極へと旅立った日です。

もうすっかり昔の話になりましたが、あの時感じた気持ちはこれからも大切にしたいと思っています。

…というわけで、12月も中旬。
年内にやり忘れたこと、まだまだいっぱいありますね。一つでも多く片付けて、新しいスタートを切りたいものです。まずは大掃除!!




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