
【八重山の動植物4~8】
リュウキュウアサギマダラ
スジグロカバマダラ
八重山でよく見かけるマダラチョウ科のチョウ。派手な色とゆったりした飛び方は、目をひきます。なんでこんなに目立っているのかというと、体内に毒をもっているために、自分は食べれないということを外敵にアピールしているんだそうです。写真は撮れませんでしたが、日本最大の蝶、オオゴマダラも同じ仲間です。あの南国チックなふわふわとした飛び方には理由があったんですね。
ちなみどうやってに体内に毒を蓄積させるかというと、幼虫のときに毒のある植物を食草としているそうです。生まれつきではなく、植物を利用しているというところがおもしろいです。長い長い年月の中で、このような形質を手に入れた過程を思うと自然界の絶妙な成り立ちにただ、ただ感動。畏怖のようなものすら覚えます。

カラスアゲハ
全国的に見られる蝶ですが、地域差がかなりあります。最近はヤエヤマカラスアゲハと分類する動きもあるそうです。赤い斑が目をひきます。


キチョウの仲間とシロチョウの仲間。なかなかじっとしてくれないので、素人の私には判別できず(^^;
他にもツマベニチョウやスミナガシ、イシガケチョウなど本州ではお目にかかれないチョウたちに出会えました(*^^*)