きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

JSA

2010年12月06日 | 韓国
JSA(原題:공동경비구역 JSA)  2000年  ☆☆☆☆☆
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イ・ヨンエ、キム・テウ、シン・ハギュン



韓国映画鑑賞281本目にしてやっと観ました
あまりにも大作すぎてね、手が出なかったって感じでした
そろそろ観ようかと思ったら近所のレンタルショップから消えちゃって
幻の映画になってました
でも、たくさんの韓国映画を観てから
今やっと観たのはよかったかもしれないです

もちろん最初の頃でも感動したんだとは思うけど
たぶん今観る方が感じるものが何倍も何十倍も強かったかも
あまりにも感動しすぎて上手く言葉にできないっていうのが正直な感想です

南北分断という、そして結末がこの上もなく悲劇で
ものすごく重いテーマの映画なのに
なんと人間の温かみを感じる内容なんでしょう
大体のストーリは知っていたけど想像もしなかった視点で描かれてました

人が人と触れ合って心通わせて
ましてや同じ言語を持つ同じ民族なのに
何故ここに超えられない線があるのか
その思いが迫ってきます

北朝鮮兵のソン・ガンホ、シン・ハギュン
韓国兵のイ・ビョンホン、キム・テウ
素晴らしい俳優陣

音楽も最高なんですよね
キム・グァンソクの「二等兵の手紙」がとても気になって
彼の他の歌も少なからず衝撃でした

最高傑作だと思います






韓国と北朝鮮を分断している38度線。共同警備区域(JSA)で北朝鮮の兵士が韓国の兵士に射殺される事件が起きた。現場にいた韓国兵長と北朝鮮士官の二人は互いに全く異なる陳述を繰り返した。両国間の問題を穏便に解決するため、両国同意のもと中立国監督委員会が責任捜査官として韓国系スイス人である女性将校ソフィーを派遣した。彼女は生き残った南北の兵士たちと面会を重ね、徐々に事件の真相に迫っていく。そこには全く予想外の「真実」が隠されていた。

チョルラの詩

2010年12月06日 | 日本
チョルラの詩 2010年
監督:川口浩史
出演:キム・ミンジュン、ソ・ドヨン、キム・プルン

チョルラの詩


日本人監督が韓国で韓国の俳優を使って作ったラブストーリー
詩を通して結ばれる3人の男女の話なんだけど
ソウルオリンピックを翌年に控えた韓国の経済発展や民主化の意識や
幸久、ヒョンスの二つの名前を持つ在日韓国人の主人公の葛藤も描かれてます

なにがいいって一番良かったのは
全羅道(チョルラド)の美しい風景
満潮の時には水没する干潟の中にある歩道が本土と繋がってる島の話なんだけど
その景色というか風土というか
静かなストーリ展開とその景色観てるだけで満足って言う気持ちになる映画でした

正直、ラブストーリの部分はいまいちインパクトが弱くて
あまり何かが起きなくても
詩をメインに淡々と話が進むだけの方が私的には好きだったかもしれない
キム・ミンジュン、死ぬことはないよな~~、、なんて(笑)

静かで情緒ある映画でした
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1987年、韓国の全羅道では翌年のソウル五輪に向けて急ピッチで高速道路の建設が行われていた。その冬、日本で詩人を夢見ながら非常勤講師として働く在日韓国人のヒョンス(ソ・ドヨン)は祖父の葬儀に参列するためにその地を訪れる。幸久は久々に従兄弟のカンス(キム・ミンジュン)とも再会したが、カンスの幼なじみソンエ(キム・プルン)も戻ってきた。カンスは初恋の人ソンエにソンエの好きな詩をプレゼントしたいとヒョンスに相談する。