きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

愛してる、マルスンさん

2011年04月04日 | 韓国
愛してる、マルスンさん(原題:사랑해 말순씨)   2005年 
監督:パク・フンシク
出演:ムン・ソリ、イ・ジェウン、ユン・ジンソ、パク・ユソン

愛してる、マルスンさん


ムンソリがマルスンさんの役だからてっきり主人公かと思ってたけど
イ・ジェウン君の映画でした
2004年の「大統領の理髪師」「春が来れば」に続く本作品、さらに2009年には「国家代表」
イ・ジェウン君は子役というくくりを超えて、もう名優と呼んでもいいんじゃないですかね
彼の演技は堂々とこの映画を引っ張ってます

以前にパク・チンンピョ監督が「私の愛私のそばに」のインタビューで
赤いたらいを思い出すと無条件に郷愁にかられて涙がでるって答えてたのを思い出した
「赤いたらい」何度も登場してムンソリ演じるオンマが赤いたらいで洗濯してた
これかぁって、やっとわかった
伝統的な韓屋、赤いたらい、下宿人、おかずを隣に届けるご近所さん
懐かしい風景の中にいる人たちを観てるだけでこころ和みます

思春期のクォンホ(イ・ジェウン)が離れに住むスンスク(ユンジンソ)に憧れ
母親をうっとおしいと感じる様子とか
学校で起きる出来事、親友チェロの話(結末がちょっと気になります)
近所に住む知恵おくれのチェンミンの話
日常生活の中で淡々と進む物語が生き生きと描かれてていいんですよね~

物語はパク・チョンヒ大統領暗殺から始まるから、ウンスク姉さんがあわてて光州に帰ったのは家族が「光州事件」に巻き込まれたのかなぁ
時代背景がわかるとさらに映画って楽しいよね

当たり前にあると思っていた日常生活が本当はかけがえのない大切なものだったことに気づいたクァンホが大人になる物語
オンマ(おかあさん)という言葉の響きは、もうそれだけで涙がでそうです、、

韓国の子役ってなんでこんなに上手いんだろ、、
妹の号泣シーンは泣かされます
派手さはないけど、ほんと良い映画でした



ある日一通の手紙が届いた。「第125号幸運の手紙の主人公になられたことをお祝い申し上げます。この手紙は4日以内にあなたの傍を離れなければなりません。返事を書かなければ不幸になります」周辺の人の名前を書いてみるが。


ビバ!ラブ

2011年04月04日 | 韓国
ビバ!ラブ(原題:경축! 우리사랑)  2008年  
監督:オ・ジョムギュン
出演:キム・ヘスク、キ・ジュボン、パン・ウニ、キム・ヨンミン、キム・ヘナ

ビバ!ラブ

面白かったぁ~~
あろうことか、娘の恋人とできちゃって
妊娠までしちゃうとは、キム・ヘスク(笑)
その若い恋人がキム・ヨンミン
自分も浮気してたのにいざとなったらうろたえつつ家族を守ろうとする夫にキ・ジュボン

予告編を見るとコメディっぽい雰囲気があるけどけっこう真面目な映画よね
真面目だけど笑える~(真面目だから笑える?)

同じような年代の街のコミュニティの中のおじさんおばさん
ようするにご近所さんたちなんだけど、あの人たちも面白かったわ
最初は同情して若い彼氏(キム・ヨンミン)に街から出て行けーって怒るし
もちろん旦那も子供はダメだ~って拒否するんだけど
頑として譲らない奥さんにだんだん譲歩してきて
最後は(触発されて、笑)みんなして妊娠しておなか大きくなって・・・・・・
ひゃはは~~、こんな展開ありかい!って突っ込んでもいいんだけど
ここにいる人たちのあまりの大らかさに感動さえ覚えるのでした(笑)
子供は未来の力(希望)だもんなぁ
まさに原題どおり 「慶祝! 私たちの愛」なのでした(#^.^#)

余談ではありますが、男を繋ぎとめるのは
「美味しい食事」
これ本質かも~って思いました(笑)



カラオケ屋と下宿を営む50歳のボンスンは「女」としての自分は捨て「妻」として「母」として夫と娘と平凡に暮らしていた。そんなある日、下宿人のクサンと婚約していた娘が突然家出をしてしまう。ボンスンはヤケになり泥酔していたクサンを介抱しているうちに彼と一夜を共にしてしまう。


わさお

2011年04月04日 | 日本
わさお  2011年
監督:錦織良成
出演:きくやわさお、薬師丸ひろ子

わさお

わさおの映画が作りたくて、わさおの事情に全部合わせて作ったような映画
突っ込みどころ満載だけど、でもわさおを観に行ったんだからオッケーです

わさおと飼い主の薬師丸ひろ子との心温まる物語かと思いきやそうでもないんですね
飼い主と男の子の話が物語の中心っぽいけど、ちょっと中途半端でそこまで心温まらない
エンディングにわさおが男の子の顔をなめているのは、顔になんか美味しいもん塗ってるんだなぁとしか思えなかったりして
人間がわさおにまったく触れられないのはいかんせん不自然
(わさおの事情らしいです、笑)
もしかしてトライアスロンとか町おこしとか
そっちがメインテーマかなって思ったりもして
どこが話の中心なのかわかりにくいです
あっ、、わさおが中心だった(笑)

子犬のわさおがが東京から青森まで飼い主を探して三千里(?)したのに
そこはあっさりでしたね
それにしても、わさお強すぎ~~(笑)



青森県鯵ヶ沢でイカ焼き屋を切り盛りするセツ子(薬師丸ひろ子)の元に、ある日わさわさした白い長い毛に覆われた大きな秋田犬が現れる。捨て犬を引き取っては育てているセツ子は、この何ともいえない個性的な顔をしている秋田犬をわさおと名付けて育てることにする。