祝祭(原題:축제) 1996年 ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イム・グォンテク
出演:アン・ソンギ、オ・ジョンヘ
祝祭というタイトルだけどポスターも最初のシーンもどう見てもお葬式
でもどんどん盛り上がってきちゃって、ご馳走に酒に、歌って踊って、男たちは花札や賭け事も始まってでだんだん興奮してくるの
なぜか掛け金を喪主が出すのよね?
お葬式に向かうときアン・ソンギが奥さんにいくらお金を準備しますか?って聞かれて「全部」って言うの
「こういう時に金は使うもんだ」って言ったので驚いたんだけど、そりゃ全部おろさなきゃ(笑)
お葬式って実は送る側の人たちのためにあるもんじゃないかと常々思ってたんだけど、まさに残された人たちの祝祭
昔ながらの自宅でのお葬式「3日葬」の葬儀の手順が字幕で説明されながら進むので興味深いです
ジュンソプは家族のことを題材にして本を書いてきた人気作家
心温まる優しい家族の話を書いてきたけど、実際に母(祖母)めぐる話は現実の姿とはほど遠いのよね
ジュンソプを信望する女性記者チョン・ギョンスンが参列者を取材して回るんだけど、ジュンソプについて語られる話は人によって様々
さらに家を飛び出した長男の娘(ジュンソプの姪)が登場して、まさにごった煮みたいな状況
人生の喜怒哀楽が凝縮されてギューギューになってごっちゃごっちゃになってるのを見てる感じです
変な話だけど、もし私が死んでもあんなにたくさんの人集まらないと思うのよね
あっちこっち転勤してるし(何の話?笑)
亡くなった後、自分の人生に関わってきた人がぜーんぶ集まって
あんなふうに喜怒哀楽をさらけだして、飲めや歌えやって騒ぐのっていいかもしれない
まさに私にとっても祝祭だわ(あーいい人生だったって思いたい、笑)
そのごった煮を締めくくるラストの集合写真がいいなぁって思う
あんなに大騒ぎだったのに
最後はすべて包み込むんだなぁ
なんだかんだいってもやっぱり血縁(家族、親族)は濃いのです
ものすごく韓国を観たような気がした映画でした
高名な作家ジュンソプ(アン・ソンギ)の母親(ハン・ウンジン)が亡くなり葬儀に様々な人々が訪れる。親戚や村の人々、そしてジュンソプと付き合いのある編集者や評論家。何事もなく始まった葬式だが、13年前に家の金を持ち逃げしたジュンソプの兄が愛人に産ませた娘ヨンスン(オ・ジョンヘ)が姿を現したことから波紋が広がる。またジュンソプは取材についてきた記者へリムとの仲を疑われえる。様々なあつれきが生じ酒と歌と踊りの中、葬式は進行していく。
監督:イム・グォンテク
出演:アン・ソンギ、オ・ジョンヘ
祝祭というタイトルだけどポスターも最初のシーンもどう見てもお葬式
でもどんどん盛り上がってきちゃって、ご馳走に酒に、歌って踊って、男たちは花札や賭け事も始まってでだんだん興奮してくるの
なぜか掛け金を喪主が出すのよね?
お葬式に向かうときアン・ソンギが奥さんにいくらお金を準備しますか?って聞かれて「全部」って言うの
「こういう時に金は使うもんだ」って言ったので驚いたんだけど、そりゃ全部おろさなきゃ(笑)
お葬式って実は送る側の人たちのためにあるもんじゃないかと常々思ってたんだけど、まさに残された人たちの祝祭
昔ながらの自宅でのお葬式「3日葬」の葬儀の手順が字幕で説明されながら進むので興味深いです
ジュンソプは家族のことを題材にして本を書いてきた人気作家
心温まる優しい家族の話を書いてきたけど、実際に母(祖母)めぐる話は現実の姿とはほど遠いのよね
ジュンソプを信望する女性記者チョン・ギョンスンが参列者を取材して回るんだけど、ジュンソプについて語られる話は人によって様々
さらに家を飛び出した長男の娘(ジュンソプの姪)が登場して、まさにごった煮みたいな状況
人生の喜怒哀楽が凝縮されてギューギューになってごっちゃごっちゃになってるのを見てる感じです
変な話だけど、もし私が死んでもあんなにたくさんの人集まらないと思うのよね
あっちこっち転勤してるし(何の話?笑)
亡くなった後、自分の人生に関わってきた人がぜーんぶ集まって
あんなふうに喜怒哀楽をさらけだして、飲めや歌えやって騒ぐのっていいかもしれない
まさに私にとっても祝祭だわ(あーいい人生だったって思いたい、笑)
そのごった煮を締めくくるラストの集合写真がいいなぁって思う
あんなに大騒ぎだったのに
最後はすべて包み込むんだなぁ
なんだかんだいってもやっぱり血縁(家族、親族)は濃いのです
ものすごく韓国を観たような気がした映画でした
高名な作家ジュンソプ(アン・ソンギ)の母親(ハン・ウンジン)が亡くなり葬儀に様々な人々が訪れる。親戚や村の人々、そしてジュンソプと付き合いのある編集者や評論家。何事もなく始まった葬式だが、13年前に家の金を持ち逃げしたジュンソプの兄が愛人に産ませた娘ヨンスン(オ・ジョンヘ)が姿を現したことから波紋が広がる。またジュンソプは取材についてきた記者へリムとの仲を疑われえる。様々なあつれきが生じ酒と歌と踊りの中、葬式は進行していく。