きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

アバンチュールはパリで

2011年05月22日 | 韓国
アバンチュールはパリで(原題:밤과 낮)  2007年  
監督:ホン・サンス 
出演:キム・ヨンホ、パク・ウネ

アバンチュールはパリで


『女は男の未来だ』に登場した二人の男性(ジテさんとテウさん)と同類の方の話ね
いつもカバン代わりにビニール袋をぶら下げて、着古したポロシャツ来て、髪は寝癖で
あまりにもパリと似合わない風情の画家キム・ヨンホ
でもほんとに女性にもてるのは、見た目のかっこいい人じゃなくてこういう人かも
羨ましいって思った男性が多かったりして~(笑)

人生なんてこんなもん?
いや、こんなことはそうそう起きないですが
それが映画になっちゃうところが面白いです

だいたい10年ぶりにあった元恋人とすれ違って会話してもしばらく思い出さないなんて
しかも彼女は6回中絶してるっていうのに
いや、もー、最低!!だわ
それでも誰にも嫌われてないこの人ってすごい
ある意味、勉強させていただきました(笑)

突然、北朝鮮なまりの留学生にイ・ソンギュン氏が登場したのでびっくりしました
ストーリと何の関係もないんだけど
カフェで腕相撲する場面がすごい面白かった
 (負けで悔しそうだったんだもん)



画家のソンナムはマリファナ吸引が警察に摘発されるのを恐れ、妻をソウルに残し単身パリへ逃れる。韓国人下宿に泊まりながら、だらだらと過ごす日々の中で、10年前に別れた恋人ミンソンに思いがけず再会するが、ソンナムの心をときめかせたのは彼女の後輩の画学生ユジョンだった。溌剌としたユジョンに欲望を覚え果敢に口説くソンナムだったが、ユジョンは不倫なんて真っ平ときっぱりと拒絶するのだった。


ナチュラル・シティ

2011年05月22日 | 韓国
ナチュラル・シティ(原題:내츄럴 시티)  2003年  
監督:ミン・ビョンチョン
出演:ユ・ジテ、イ・ジェウン、ユン・チャン、ソ・リン

ナチュラル・シティ


2080年、ソウルの未来都市メッカ・ライン・シティ
人間とアンドロイドが暮している

アンドロイドは人間と見た目は全然区別がつかないの
R(ジテさん)はアンドロイドのリア(ソ・リン)に恋しちゃった
このリアが本当に綺麗
アニメから抜け出たような綺麗さなの
もし今、現実にあんなに可愛いアンドロイドが存在したら
『恋するオタク』続出で大変だと思うわ(笑)

でもアンドロイドは目的別に作られ3年で廃棄されるの
記憶力も落ちてきて仕事もできなくなってきて
人間そっくりのアンドロイドが廃棄場に捨てられる場面はインパクトありました

近未来としてのイメージはどこかで見たような気もするけど
SF映像は迫力があって綺麗で楽しめました
シオン(イ・ジェウン)の住む街の廃墟に立つ片手のない女神像の風景も素敵で
これは映画館の大きなスクリーンで観てみたかったわ

クライマックスは、爆発まだあと数分と警告が流れてるのに長かった
だいたい最後は見えるので「わかったからもういいよ~」って気分になっちゃいました

ノマ隊長(ユン・チャン)って「ダンサーの純情」でライバル役の金髪の人だったのね
イメージ違うわ
リアを救うために仕事どころではないRをひたすら擁護する隊長が不自然で謎だったの
隊長とRとはきっと何かの友情で結ばれてたのね
それは最後になってなんとなくそうなんだって思ったんだけど
そこもきちんと描れてたらクライマックスは超感動だったと思うわ

アンドロイドには感情はないのかな?
あったら辛すぎるよね、3年で廃棄されるんだもん
でも人間にも寿命はあって、長さが違うだけで
人間とアンドロイドの違いはなんだろう
リアはあと数日で自分の生命維持期限が切れる状態の中で
Rの記憶を自分の中に留めたいと努力してた
アンドロイドとしての悲しさにもっと焦点をあててたら感動したかもしれない

ということで感動につながらないこと2点を挙げたけど
でも全体としては見応えあって面白かった
近未来モノっていうのでそんなに期待しないで
ジテさんが主演なので観ようかなぁって感じで観ましたけど
想像以上に大作風に出来上がってたので驚きました




2080年の“メッカ・ライン・シティ”という都市に変貌したソウルではアンドロイドと人間の共存が可能となっていた。しかし有害なアンドロイドが都市を荒廃させていた。そんな有害なアンドロイドの除去を行う特別捜査官Rは一人のアンドロイド・リアに出会う。