きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

浜辺の女

2011年05月23日 | 韓国
浜辺の女(原題:해변의 여인)  2006年  
監督:ホン・サンス
出演:キム・スンウ、コ・ヒョンジョン、ソン・ソンミ、キム・テウ 

浜辺の女


まさにホンサンスな作品でございました

キムスンウ演じる監督がシナリオを描くために
美術監督チャンウク(キム・テウ)と韓国西海岸の신두리海岸へ旅行する

前半はキム・スンウとキム・テウとコ・ヒョンジョンの三角関係
後半はキム・テウがいなくなってソン・ソンミとの三角関係
例のごとく、リゾート地で起きた男女のあんなこんななことだけど
要するにそれだけで、毎度ながらそれだけの話なんだけど
飽きずに観ちゃうんですよね
そこが面白い

対応の悪い刺し身屋で烈火のごとく怒りだしたチュンネ(キム・スンウ)と、彼女の前で収まりがつかなくてチュンネの態度に必要以上に謝罪を求めるチャンウク(キム・テウ)
むっちゃくだらないけど、日常生活にありそうだなぁって思ってすんごい可笑しかった

奥さん(彼女)の過去のセックス経験に必要以上にこだわるのに、自分は連日違う女性と関係を持ってるチュンネとか、ドアの前で眠ってしまった自分の上を彼女とまたいで通ったことに、必要以上にこだわるムンスク(コ・ヒョンジョン)とか、人ってこんなにこだわるところが違うのかと見てて可笑しくてたまりませんでした
一見目の前の人と会話してるのに、お互いに自分のこだわってるところを言ってるだけで相手に一ミリも通じてないわ(笑)

コ・ヒョンジョンさんはこれが映画初出演
ドラマでは存在感があって重量感のあるイメージの女優さんだけど
可愛らしさとか清々しさとか、大人の初々しさが魅力的でした
そして、キム・テウの情けない良い人っぷりが相変わらず好きだ、と思ったのでした




新作映画の脚本の執筆に行き詰っている監督のチュンネ(キム・スンウ)は後輩の美術監督チャンウク(キム・テウ)を誘い旅に出かける。チャンウクには恋人ムンスク(コ・ヒョンジョン)との先約があったが、結局彼女もこの旅行に同行することになった。3人はシーズンオフのビーチを訪れる。チュンネはムンスクに興味を抱き、ムンスクもチュンネのファンだったこともあり、ふたりはチャンウクの眼を盗んで肉体関係を結ぶ。


アタック・ザ・ガス・ステーション!

2011年05月23日 | 韓国
アタック・ザ・ガス・ステーション!(原題:주유소 습격사건)  1999年  
監督:キム・サンジン
出演:イ・ソンジェ、ユ・オソン、カン・ソンジン、ユ・ジテ 

アタック・ザ・ガス・ステーション!


この監督さん、この後に元気のいい映画を作り続けてます
『新羅の月夜』『ジェイル・ブレーカー』『大誘拐~クォン・スンブン女史拉致事件~』

やる気をなくした無軌道な若者が意味もなくガソリン・スタンドを襲う
彼らがここに至るまでの背景は、、、なんて映画じゃなさそう

勢いだけでいいじゃん、みたいな映画?
コメディではないし、暴走青春ドラマとも違うし、ストーリ的にはひたすら???なんだけど
とりあえず出演してる俳優がすごい!そして若い!
それだけで十分楽めます

イ・ソンジェ、ユ・オソン、カン・ソンジン、ユ・ジテが無軌道な若者を演じてるってだけ十分楽しい、ユ・オソンのキャラが好きだわ
従業員の女の子カルチはイ・ヨウォン、他にもチョン・ジュン、中華店の出前持ちはキム・スロ
チンピラの中にイ・ジョンヒョクがいたことを発見した時は笑った
チンピラの親分はユ・ヘジン、若いです

チャ・スンウォンが暴走族のちょい役だったけど編集されちゃって韓国版ビデオには出てるらしいんですよね、一瞬でもいいから本編で出てほしかった~




指導法に反抗し野球を辞めた元選手の“ノーマーク”(イ・ソンジェ)。音楽を愛しているのにまるで売れないロッカーの“タンタラ”(カン・ソンジン)。勉強を押し付ける父親に反抗し画家を志望する“ペイント”(ユ・ジテ)。学生時代に頭が悪いと皆から馬鹿にされ教師からは体罰の対象だった“無鉄砲”(ユ・オソン)の4人は、ある日“ただなんとなく”ガソリンスタンドを襲撃する。二度目の襲撃だったが、暴れるだけ暴れてお金もせしめた前回とは違い、今回はレジにつり銭しかなかった。腹を立てた4人は、ガソリンスタンド社長(パク・ヨンギュ)やアルバイトの高校生“乾パン”(チョン・ジュン)、“頑固者”(イ・ジョンホ)、カルチ(イ・ヨウォン)の4人を監禁する。