きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

凍える牙

2012年09月13日 | 韓国
監督・脚本はユ・ハ監督。
過去の作品は2004年「マルチュク青春通り」 2006年「卑劣な街」 2008年「霜花店」、骨太で見ごたえある映画を作ってきた監督さんよね。
最近、事前情報ゼロで映画を観ることが多かったけど、好きな監督なので今回ちょっとだけ事前に検索してみました。

「ハウリング」は「マルチュク通り残酷史」の警察官バージョン
クォン・サンウが学校を飛び出してヌンチャクを振り回す姿は、警察をあきらめる覚悟でバイクを走らせるイ・ナヨンの場面と重ねた


そんな記事を読むと期待しちゃうなぁ。

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乃南アサ原作の刑事ミステリーを韓国で映画化したものでタイトルは「ハウリング」
日本では2001年に天海祐希、2010年に木村佳乃主演で、2回もテレビドラマ化されてるそうです。
ってことは面白いはずなんだけどなぁ。
日本のドラマを観てみたくなった(←苦笑)

本来は女優主演のストーリーってことなのね。
なんかわかった気が、、
誰が主演の映画なのかよくわかんないなぁって思ったもん。
ソン・ガンホなのか、イ・ナヨンなのか、はたまたワンちゃんなのか。
やっぱガンホさんが脇役に徹するのは難しいのかなぁ。

はじまりはいい感じだったのよね。
いきなり燃え出す被害者は衝撃的。
ソン・ガンホは後輩に先に出世されてひがみ根性丸出しで
イ・ナヨンも仕事を優先するあまりにバツイチになって心に痛手を負ってる。
女が男社会で仕事する苦労も見えてきて
でもそれはあくまでサイドストーリーで、本題は謎めいた連続殺人事件。

韓国での映画タイトルは「ハウリング」
チルプンとそれを追いかけるバイクに乗ったウニョン(イ・ナヨン)がお互いの思いをハウリングさせながら疾走する場面がクライマックスなんだろうけど
でも、そこに向けて物語が集約されていってないよ~。
それに、たぶんワンちゃんは嗅覚頼りで犯人に向かって走ってるんだろうけど、もう飼い主さんもいない状態でさ、あの距離を疾走してどこに向かってるのか、説得力も現実感もあまりない。

警察をあきらめる覚悟でバイクを走らせるイ・ナヨンの姿も、刑事としては線が細くて弱々しくて、先輩刑事さんたちの女性刑事に対するいじめもどきも、現場で役に立たないんじゃ仕方ないかも、、と思えちゃうからね。
観てる気持としても全然ハウリングできなかった。

ナヨンさんは好きなんだけど、この役にはぶっちゃけ綺麗でスタイル良すぎ。
もっと体当たりな泥臭い感じが欲しかった。
「韓国の学校のくそったれ!」って叫んだサンウを思い出します。
マルチュク、あれは、ホントいい映画だった、、




凍える牙(原題:???)  2012年
監督:ユ・ハ
出演:ソン・ガンホ、イ・ナヨン、イ・ソンミン
原作:乃南 アサ「凍える牙」

ソウルの一角で、不可解な人体発火事件が発生。しかもその遺体には獣の咬傷が残されていた。捜査には刑事サンギルと新米女性刑事ウニョンが当たる事になった。昇進を逃し続けているサンギルはウニョンを疎ましく思いながらも、勝手に捜査を進めていく。やがて第二、第三の咬殺事件が発生し、犬と狼の交配種であるウルフドックの仕業だと判明する。ウニョンは男性同僚たちの差別的な扱いに耐え忍びながら、真相に近づいていく。



情熱のステップ

2012年09月13日 | 韓国
たった今観終ったのに、あれ?結論はなんだっけ
と思うくらいに
いまひとつ、いやふたつ、みっつ(以下自粛、、、)

肝心のストーリは全部台詞で説明口調
ダンスかと思えばいきなり少林寺の対決で
しかも本だけで1週間勉強してって、、、んん

相手役の女優さんのいつでもデコルテ全開な服はナニ?(魅力がわかんない)

チャンヒョクは好きな俳優なんだけど(「依頼人」とか、良かったよ)
これはきっとご本人の良い悪いの問題じゃないよね(フォローになってる?)

情熱のステップってタイトルなんだからステップ見せてよ
(たしかに原題はDance of the Dragonだけど)
踊ってるシーンは上半身と手の動きだけ(足元全く映ってない)
ダンスがテーマの映画といえば「風の伝説」を思い出すけど
あの映画も珍しい映画だったけど、俳優さんたちがものすごくダンスしてて、そこだけは無条件に感心したもん

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そうですねぇ、、
(褒め処必死で探す、、)
チャンヒョクの肉体はとても綺麗でございました(←そこ)




情熱のステップ(原題:?? ?? ? ???)  2007年
監督:マックス・マニックス
出演:チャン・ヒョク、ファン・ウォン、ジェイソン・スコット・リー、キム・ウンス

子供の頃に見た社交ダンスに魅了され、ダンサーになることを夢見ている韓国人の青年テサン。息子の現実的な将来を考える父親に反し、夢をあきらめきれないテサンはシンガポールにある有名なダンススクールのオーディションを受けに行く。独自の基本もないダンスを踊るテサンだったが、オーディションに合格。それは世界チャンピオンだった審査員エミがテサンに才能を感じ取ったからだった。エミの指導により、テサンはその才能をどんどんと開花させていく。