きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

赤い季節

2012年10月15日 | 日本
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チバユウスケ ソロプロジェクト“SNAKE ON THE BEACH”の楽曲からインスパイアされて生まれた映画。
元の楽曲を全く知らない私の感想としては、映像と音楽はイメージはピッタリでカッコよかったけど、ここは無理して入れなくてもいいのになと感じた場面も何回かあった。
音楽映画っていうジャンルがあるのかどうかは知らないですけどね。たまに内容がなくてただ綺麗で、プロモーションビデオみたいな映画って感想を書くことがあるけど、これはちゃんと映画として成り立ってると思った。(←言い方、偉そうだな、笑)

ストーリはあってないがごとき(予告編がストーリのほぼ全貌と言ってもいいくらい)
ちょっとしたドンデン返しはあるけど、あんまり驚きとか意味はないと思うし、
登場人物の関係性とか過去に何があったとか、説明が少なくて感覚的に描かれてるから、最初はちょっと迷いました。わからないから感情が生まれてこないもん。
置いてけぼり状態だったけど、これは追いつかねばって思って、思いっきり想像力と感性を働かせたわ~。
でもだんだん気持ちよくなってきた、なぜか(笑)。
「どこかに連れて行かれるような世界感」ってパンフに書いてたけど、確かにそんな感じ、なんか気持ちいい。
好きなライブに行ってる時と同じなのかもね。
殺し屋とか、死にたい少年とか、孤独で暗いシチュエーションなのに、最後は希望とか解放感というキーワードがなぜか残る。不思議な映画だった。

少年が登場してからの関係が軸なんだけど、私には少年がケンの心情の象徴的な存在のように感じられて、どーも実在する人に感じなくて、ずっと自分自身と会話しているように見えて仕方なかった。
結局二人はどうなったの?って(笑)
いいの、、だって二人とも最後は爽やかな表情で未来に向かってる顔してた。

森の中で血だらけになって倒れたケンが煙草を吸う(欲しがるだっけ?)シーンで終わるかと思ったし、私の中ではあれがラストシーンよ。だってそこで終って、新井さんが超カッコよかったもん。
だから、そのあとからエンドロールが始まるまではあんまり記憶ない。

彼は殺し屋役させたら日本一似合うよね。
銃を構えて木の陰にすっと身をひそめる一瞬の場面は、「無」という言葉が浮かんでくるくらいにシーンとしてて、ひょっ!カッチョいい!って思った。
新井浩文が観たいという私の要求を満たす映画でした。

一般受けする映画じゃないから、わかんないってバッサリな人もいるかもな映画だけど、
面白かったよ~。もう一回観たいよ~って思った。




赤い季節 2012年
監督:能野哲彦
出演:新井浩文、村上淳、新居延遼明、田口トモロヲ、風吹ジュン

健は殺し屋稼業をやめ、彼の過去を知る陽子が営むバイク屋で働き、過去を捨てまじめに生きようと考えていた。しかしある日、健の前に殺し屋時代の兄貴分アキラが現れる。アキラは健を再び殺し屋組織の仲間に入れようと頻繁に店に訪れるようになる。


7日間の恋人

2012年10月15日 | 香港・台湾・中国
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サンウの映画は上映されれば見に行きます
どんなんでも(←)
シネマート新宿で鑑賞☆

香港の映画なのでサンウはほとんどが吹き替えで
声が馴染まないわぁ
それよりもなによりも
事前にあらすじを掴んだ時点でそれほどの期待はないわけで(←)
ラブロマンスの体なんだけど
ひとことで言ってへんてこなストーリでした

セシリア・チャンはチェ・ミンシクと共演した「パイラン」しか見たことがないんだけど
私はそのパイランに非常に感動しまくりまして
大好きな韓国映画のひとつなんだけど
あの印象の彼女しか知らないから
あまりの変貌に正直びっくりしました

綺麗な人なんだろうけどサンウとは似合わないよね
そこがお似合いだったら
多少の脚本の不満があっても(多少じゃないけど)
サンウののツーショットで目の保養になったかもしれないんだけど



7日間の恋人  2012年
監督:プーン・ユンリョン
出演:クォン・サンウ、セシリア・チャン

大企業KNCの社長を務めるクォン(クォン・サンウ)は、婚約者で共同経営者であるパリス(セシリア・チャン)と会社にとって非常に重要な舞踏会に出席することに。しかし、ちょっとした口論が原因となってパリスが何も告げずに失踪してしまう。途方に暮れるクォンは、街の花屋で働くパリスそっくりな女性サム(セシリア・チャン)を見掛け、彼女に舞踏会までの1週間だけパリスの代役を頼む。社交ダンスも踊れず、ハイヒールを履いてもフラつくサムを、上流階級の女性に変えようと奮闘するクォン。そんな彼女にクォンは恋心を抱き始める。