きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

桐島、部活やめるってよ

2013年02月18日 | 日本
学校内の誰もが認める“スター"桐島の退部のニュースが校内を駆け巡った。連絡がとれずその理由を知らされぬまま退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、桐島と同様に学校内ヒエラルキーの“上"に属する生徒たち、そして直接的には桐島と関係のない“下"に属する生徒まで、あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。校内の人間関係に緊張感が張りつめる中、桐島に一番遠い存在だった“下"に属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。




これぞまさに群像劇
リアル学園群像劇
原作も面白いらしいけど、こんな風に映像化できることが驚きです

事件が起きないんだよね
桐島が部活を辞めたって情報だけ
最後まで桐島は登場しなかった

最初は、これって誰も演じてないよねって思って
繰り返される金曜日に何を観せられてるのか
正直なところ戸惑った
神木くんが登場してやっとひと安心というか
芝居できる人がでてきてくれてやっと落ち着いて集中できました

学生時代のイケてる連中とそうじゃない連中
運動部と文化部と
身長が高くてカッコいい男子とそうじゃない男子と
可愛い女子とそうじゃない女子と

あるよね
ある意味学校内格差
もー身につまされすぎて胸が痛いです
女子の得も言われぬ牽制の飛ばしあいは、怖い怖い怖い~

最後の前田君(神木隆之介)のカメラを通して観る世界がアクセントになってて
なぜか爽快だった

多分、またいつもの金曜日がやってくる
その繰り返しで彼らは高校を卒業していくんだよね
私もそうして学校を卒業した

何も起きなかったのに
なんでかなぁ
切なくなる、そんな映画だった

斬新なつくりの映画
面白かったです


桐島、部活やめるってよ  2012年
監督:吉田大八
出演:神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大


天地明察

2013年02月18日 | 日本
20130218-2.jpg


出演者が豪華だった
登場時間は短くてもそれぞれキャラクタがしっかり描かれて話を繋いでた
 
2時間20分
映画としては長いけど、原作があるからギリギリ削ってこれが限界だったんでしょうね
原作は読んでないけど、どうしてもダイジェストの要素はあるんだろうと感じました

暦が主役だしね
難しい算術の話がもっと出てくるのかと思ったけど
そうでもなくて
日本独自の暦を作り上げて認知されるまでの話を
奇をてらうことなく真面目で作り上てたって印象でした
裏をかえすと、ちょっと退屈でもあるけど
それがいいんじゃないですかね、きっと

数学や星に夢中になる
主人公安井算哲が楽しそうだったなぁ

宮崎あおいさん
最近こういう奥様役が多いよね
しっかり者でいろんな人の内助の功してる
誰と組んでもピッタリはまります

岡田君は、んーー期待したけど
可もなく不可もなく
横山君にはちと荷が重そうだった




天地明察  2012年
監督:滝田洋二郎
出演:岡田准一、宮崎あおい、佐藤隆太、市川猿之助

江戸時代前期。安井算哲(岡田准一)の生まれた安井家は将軍に囲碁を教える名家であるものの、算哲自身は出世欲のない不器用な男だった。星の観測と算術の問いを解くことが好きで、あまりにも熱中しすぎて周囲が見えなくなることもしばしばだった。算哲は形ばかりの勝負となった囲碁に次第に疑問を抱き、真剣勝負の場に身を置きたいとの願いを持つようになる。そんな算哲を、将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之(松本幸四郎)は暦の誤りを正す任に抜擢する。800年にもおよび使われてきた中国・唐の時代の暦がずれてきたため新しい暦を作るというこの計画には、星や太陽の観測をもとに膨大な計算を必要とし、さらには本来なら朝廷の司る改暦に幕府が口を出すという朝廷の聖域への介入という問題をはらんでいた。算哲は師や友人、算哲を慕いやがて妻となったえん(宮崎あおい)や、彼のよき理解者であった水戸光圀(中井貴一)らに支えられながら、この難関に誠実に取り組んでいく。