きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

麦子さんと

2017年02月12日 | 日本
まぁ、これも一種のロードムービーよね。
私ロードムービー大好き☆
ほっこりしまくりました。

堀北真希ってあまり感情が表に出てこない女優さんだと思ってて、
特別に好きではなかったんだけど
今回はそういう感じがぴったりでした。
こんなにいいなぁって思ったの、初めてかもです。




永遠のテーマよね。
これが刺さらない人は世の中に存在しない。
子は親のありがたさが本当にわかる頃にやっと大人になり
親は無条件に子を思い自分のすべてを注ぐ。

宿を提供してくれた麻生祐未が
子どもと連絡が取れない環境が母と重なって、
親に金を無心するばかりの民宿の息子は
親をなんとも思ってない自分と重なって、
頑なな麦子の気持ちがほぐれていくさまが気持ちよかった。

麦子と彩子が瓜二つってところがポイントよね、
この作品の面白いところ。

子どものところに転がり込むようにやってきて
肝臓がんであっさり亡くなった寂しい母だったのに、
故郷に帰ったらまるでスターのような扱いをされてて大騒ぎになる。

吉田監督って脚本も関わってるんですよね。
やられるわ~~



上映当時、この作品のこと全くノーチェックだったのが不思議です。
内容的には単館上映されるようなこじんまりした作品なのに
堀北真希と松田龍平というビッグネームが並んでて、
吉田監督のキャスティング能力が謎だわ(笑)

お薦めしたい作品です。




麦子さんと  2013年  ☆☆☆☆
監督:吉田恵輔
出演:堀北真希、松田龍平、麻生祐未、温水洋一、余貴美子

声優を目指して奮闘中の麦子(堀北真希)が、兄・憲男(松田龍平)と暮らすところに、かつて二人を捨てた母・彩子(余貴美子)が戻ってくるが、間もなく病のために、帰らぬ人となる。麦子は、納骨のため母がかつて青春を謳歌(おうか)した田舎を訪れると、町の人気者だった彩子に似ている麦子の登場に町の人々は活気づく。そんな彼らと交流するうちに、麦子は自分の知らない母の一面を垣間見ることになる。

映画 ビリギャル

2017年02月12日 | 日本



観に行った友達が絶賛してた、
世の中の評判も良かったよね。
でも、内容はだいたい想像できるし、
実話なわけですから、結末だってわかる。

ってことで、
すごい積極的に観たいってわけじゃなく観はじめたわけですが、
面白かったです。

坪田先生が魅力的だった。
信頼できる先生に出会えるってことは幸せなことです。

何があっても子供を信じぬくあーちゃん(お母さん)が魅力的だった。

そして自分の夢を子供に押し付けて生きがいにしてきたお父さんが成長する話でもあって、
家族の話でもあるのよね。

そしてさやかは直球勝負で努力して
努力の結果、見事合格する。

これがフィクションでなく現実だってことが驚きなんだけど、
外連味がないっていうか、
過不足なく描かれてて気持ちいい。

ただ、試験直前に缶コーヒーを一気飲みしたときは、
「やめといた方がいいのに、、」って思いましたけどね(笑)




映画 ビリギャル  2015年
監督:土井裕泰
出演:有村架純、伊藤淳史、野村周平、吉田羊、田中哲司

名古屋の女子高に通うお気楽女子高生のさやか(有村架純)は全く勉強せず、毎日友人たちと遊んで暮らしていた。今の状態では大学への内部進学すらままならないと案じた母は、さやかに塾に通うよう言いつける。彼女は金髪パーマにピアス、厚化粧にミニスカートのへそ出しルックで渋々入塾面接に行き、教師の坪田と出会う。