いやー、これはホント、久々面白かったです!
余命2ヶ月の母の話だけど闘病ものではない
肝っ玉母さんの物語かというと、それも違う気がする
いろんな伏線が最後に綺麗に回収されて気持ちいい
すべての登場人物の人生が一応納得できるように説明されて終わる
泣いたけどボロボロ泣く作品ではない
最後にへーって驚く(もっと驚け←)
すごい大雑把な言い方なんだけど、
エンドロール観ながら、
あぁこれはファンタジー映画なんだなって思った。
現実に照らし合わせでこれはどうなのか、、なんてことはさほど重要でなく、
力技で感動させちゃうとこが、
なんとなく私の好きな韓国映画に似てる。
宮沢りえさんは言わずもがなの素晴らしさですけど、
娘役の杉咲花の演技がすさまじかった。
次にどんな作品に登場するのか楽しみです。
湯を沸かすほどの熱い愛 2016年 ☆☆☆☆☆
監督:中野量太
出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、駿河太郎、松坂桃李、篠原ゆき子
あるじの一浩(オダギリジョー)が家を出て行って以来銭湯・幸の湯は閉まったままだったが、双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)母娘は二人で頑張ってきた。だがある日、いつも元気な双葉がパート先で急に倒れ、精密検査の結果末期ガンを告知される。気丈な彼女は残された時間を使い、生きているうちにやるべきことを着実にやり遂げようとする。