*日本のポスターの方がインパクト強し*
日本の統治下時代の朝鮮半島の話。
ハ・ジョンウが、キム・ミニが、日本語で話し始めてビックリ。
韓国語も交じるけど、日本語の方が多かった。
かなりお上手で聞き取れないことはなかったけど、
今の日本ではほとんど耳にしないような言い回しを片言で聞く不思議さ。
テレビでは言っちゃいけない言葉もあったよな、
〇〇〇とか〇〇〇とか(書けない)、子どもに言わせて大丈夫?
なぜ映倫通った?(笑)
官能小説を片言の日本語で朗読って、なんとも言えない摩訶不思議さ。
そういう意味で、本国の上映と日本の上映はかなり捉え方違わないですかね。
でも、そんなところも含めて面白かった。
監督が「自由に感情に任せて動く同性愛者を描きたかった」ってインタビューで答えてたけど、
それはもうかなりの完成度の高い、綺麗でエロ~~いシーン満載でした。
女性のベットシーンって優しくて綺麗よね。
旦那と観るとちょっと恥ずかしいけど、女友達となら大丈夫なレベル、、かな。
日本の春画もでてきて、私はそのエロチックさは嫌いじゃない。
それに対して男性の欲望が、かなり面白いっていうか、変態。
貴族のおじさまたち、ど変態です。
ラストの〇〇〇切り取られなくてよかった、、って笑うしかない。
でも○○は切り取られてますから、痛いよ~~(書けない~~)
エロと変態とゲスがごちゃまぜになっててお腹いっぱいです。
映像が綺麗で耽美的。
物語は3部構成になっていて、一部の終わりでビックリ!
その後二転三転して面白かった。
オールドボーイほどの強烈さはなかったけど
パクチャヌク監督らしい作品でした。
「抑圧されている状況の中で戦う女性こそが魅力的だと思っている」
お嬢さん(아가씨) 2016年 ☆☆☆☆
監督:パク・チャヌク
出演:キム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、キム・ヘスク、ムン・ソリ
日本の統治下にあった1930年代の韓国。詐欺師集団に育てられた少女スッキ(キム・テリ)は、伯爵の呼び名を持つ詐欺師(ハ・ジョンウ)から美しい富豪令嬢・秀子(キム・ミニ)のメイドという仕事をあてがわれる。彼女とそのおじが暮らす豪邸に移ったスッキだが、伯爵は彼女の助けを得て秀子との財産目当ての結婚をしようと企んでいた。