日本でいうところの「あぶない刑事」風テイスト。
出世には縁い正義感あふれるはみだし者の刑事が
非道の限りを尽くす我儘財閥曹司を勧善懲悪でやっつけるわかりやすーーーいいドラマ。
ファン・ジョンミン、強かったねー、誰が来ても腕一本でやっつけちゃう。
ぜひ一度、岡田准一氏と闘ってほしい。
そして上司がダル様ですからね、もー間違いないんだけど、
特筆すべきは、悪役御曹司を演じるユ・アイン。
彼ってどっちかというとかっこよい役演じる人じゃないですか?
そういう人があそこまで嫌~~~~な役をあんなに堂々と演じ切っちゃったら、
そりゃーもう面白い!
痛快!
そして、アイン君の下っ端がユ・ヘジンときたら、
役者が揃いすぎてて降参です、、、(笑)
クライマックスの車でぶっ飛ばす場面が凄くて、笑っちゃいました。
あれって明洞ですか?
人がごったがえす渋谷のセンター街を車で突っ走る感じよね。
問答無用の面白さ でございます。
リュ・スンワン監督は若いころからの作品をたくさん観てるけど、
「クライング・フィスト」とか「ベルリンファイル」が超痺れる好きな作品だし、
硬軟あわせて、いろんな作品作ってるよねー。
最近では「軍艦島」がもろもろ物議をかもしてるらしい。
わたくしのお気に入りの監督さんです。
ダイバッド、死ぬかもしくは悪になるか 2000年
血も涙もなく 2002年
アラハン 2004年
クライングフィスト 2005年
シティ・オブ・バイオレンス-相棒- 2006年
タチマワリ 2008年
生き残るための3つの取引 2010年
ベルリン・ファイル 2013年
ベテラン 2015年
軍艦島 2016年
ベテラン(原題:베테랑) 2015年 ☆☆☆☆☆
監督:リュ・スンワン
出演:ファン・ジョンミン、オ・ダルス、ユ・ヘジン、ユ・アイン、キム・シフ
広域捜査隊所属の刑事ソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)は、長きにわたり追跡してきた事件をようやく解決したばかりだった。そんな折、彼はパーティーで怖いもの知らずの財閥3世チョ・テオ(ユ・アイン)と出くわす。ある事件を追っていたドチョルは長年の勘で、その事件の背後にテオがいると感じる。
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