きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

私のちいさなピアニスト

2010年06月04日 | 韓国
私のちいさなピアニスト(原題:호로비츠 위하여)  2006年   
監督:クォン・ヒョンジン
出演:オム・ジョンファ、シン・ウィジェ、パク・ヨンウ 

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ストーリはシンプルなんだけど
シンプルでいいんだなぁ
こんなに素敵な映画ができるんだなぁって思いますね
思ったとおりに物語が進んで
思ったとおりの結末なのに
自然に感動して楽しめて、気持ちがほっこりしました

ユン・ギョンミンを演じたシン・ウィジェ君は子役俳優じゃなくて
実際に7歳からピアノを始めて9ヶ月目で全国大会で優勝したんだそうです
実際に弾いてるもんね
あまりにピアノが上手なので俳優じゃないだろうとは思ったけど
ジスと別れたくないと泣いたシーンは迫真の演技でした
っていうか演技に見えなかった
ジスがギョンミンを見送ったあとピアノの前で泣くシーンもすごくよかった
胸打たれる感じ

クリスマスの日
音楽家が集まるホームコンサートにちょっと気後れして行って
ギョンンミンがすごく素敵にピアノを弾いて
2人で雪の中を走って帰るシーン
綺麗でしたね~

裕福でない家庭に育ったジスは
両親や兄が苦労して音大に行かせてもらったけど留学するまでのお金はなくて
結局才能にも限度があってピアニストにはなれなかった
そのヒロインの挫折がとても上手く描かれてます

祖母に暴力でしつけられながら育ってられたキョンミンは
そこには祖母の深い愛情があったことや
キョンミンがライトに怯える理由も最後のほうでわかるんだけど
おばあちゃんとの関係がもっと丁寧に描かれてたらもっと良かったかもしれない

そして、ジスに憧れるピザ屋の店主のグァンホ(パク・ヨンウ)が優しくて凄くいい~☆
自信がないからいつもアハハって大きな声で笑うグァンホ
コンクールに失敗したキョンミンを責めるジスに
「ピザを焼く時にたまに失敗して焦げることがあるけど、焦げたピザに怒ったりはしない」って
励ましになっているのかなってないのかわからないんだけど(笑)
そういうのたまんないんですよね~(ヨンウファンなので(^^ゞ)

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ウラジミール・ホロビッツに憧れピアニストを夢見るジス(オム・ジョンファ)。ともに音楽を学んだ友人たちが華やかに活躍する中、ピアニストとして大成出来なかったジスは、取り残されたようにソウルの郊外でピアノ教室を開く。ある日彼女は近所に住む7歳の問題児キョンミン(シン・ウィジェ)が“絶対音感”を持つ天才だと気付く。ジスは彼をピアノコンクールで優勝させ自らもその教師として名声を得ようと彼の猛特訓を始める。


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8 コメント

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Unknown (たんたん)
2010-06-29 19:32:28
観ることができましたー[絵文字:v-338]

観終った後の余韻が 心地よい作品でした
ジスの気持ちがよくわかったし キョンミンの涙が演技って
感じがしませんでした
「自分の道具にしてはならない」←思う通りにしようとしてはいけない
っていうことかな と思ったんですけど 
私自身への言葉として 刻みました
(仕事に通じているので・・・(^_^;))

二人で帰るシーン[絵文字:e-497] おとぎ話みたいでいいですね~~
るぴなすさん ヨンウファンなんですね!子供にまざって
レッスンを待ってるところ よかったです~[絵文字:e-291]
あんな風に見守られて ジスは幸せかも。。。

[絵文字:i-146]ありがとうございました!
お返事にも書きましたが よろしくお願いします~☆
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Unknown (ルピナス)
2010-06-30 22:21:59
たんたんさん☆

キョンミンが泣くシーン
演技とは思えないような泣きっぷりでしたよね
シンプルなストーリーなんだけど見ごたえがあって
ホント心地良い映画でした

パク・ヨンス好きなんですよ
なーんか彼を見てると楽しいの
子供と混ざってレッスンしてるところ可愛かったです

たんたんさんの仕事と通じるんですね
むふ(*^。^*)
こちらこそ宜しくです~~♪
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Unknown (tarujo)
2011-03-09 14:11:55
しゃべらないキョンミンの目や表情が
凄かったです。
またピアノのうまいことと言ったら、
さすがにオーディションで選んだだけのことは
あります。でも、演技は初めてなのに、
あれだけできると、脱帽です。
今は、なにをしているのでしょうか

2人が寝起きを友にして心が打ち解けてきて、
笑顔も出せるようになって、
ピアノの才能も開花していくのに、
キョンミンの才能を伸ばしあげるには
彼を手放さなければならないなんて、あ~[絵文字:v-409]

ところで、パク・ヨンスさんって、
リメンバー・ミーのユ・ジテの
父親(過去の世界では若いですが)でしたよね。
こっちの方が、私的にはいい人で好きです。
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Unknown (ルピナス)
2011-03-10 16:45:09
tarujoさん☆

そうなんですよ
ピアノのオーデションで選ばれたのに、なんでこんなに演技が上手いの~って驚きました
俳優としても素質ありますよね

パク・ヨンウがいい味だしてるでしょ?
そうなんですよー、「リメンバー・ミー」に出てるんですけど全然記憶ないんです
ヨンウファンなのに(笑)
ジテさんの父親役だったのねー
確認してみなくちゃ"^_^"
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Unknown (osap)
2011-10-09 15:03:54
ヨンウさんって以前からピアノを習ってて[絵文字:v-405]
撮影では「弾けないふり」が上手くできなくて「姿勢ができてしまっている」と
監督から何度もダメ出しされたそうです。
ヨンウさんがピアノ習っていたというのもすごいけど
cheetannさんの情報収集力もすごいと思いました。

私の狭くて浅い韓国ドラマ&映画歴なので恐縮なのですが、初の
<川や湖で溺れるシーンが無かった作品>だったと思います。
それまでみた作品100%が水辺で主役が溺れてそれを助けて
なんだかんだというものばかり(偶然でしょうが)で
最初は「韓国の人って溺れるって身近なのね」と思ってましたが、
その後全ての作品に溺れるシーンがあって、「またか(苦笑い)」で
しらじらしい気持ちにすらなっていました。
この作品自体、ほっこりする内容でよかったのですが、いつもの溺れるパターンが無く、
そんなところも安心して見られた作品でありました。
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Unknown (るぴなす)
2011-10-10 16:20:46
osapさん☆

なるほど、、溺れるパターンですね
私の場合は「交通事故」です(笑)

そんなに交通事故に会うのか?って思いましたけど
実際に韓国に行ってみると歩行者が大胆に道路を横断するんですよ
でもそれをしないといつまでたっても道を渡れないんですよね
大胆な方に恐る恐るついて行って道を渡ったことあります
車も無茶苦茶とばすし(タクシーやパスのスピードが半端ないです)
これは確かに交通事故が起きる確率は日本より高いと実感しました~

はい、この映画は心に染み入るようないい映画ですよね(#^.^#)
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Unknown (トベニ)
2011-10-13 23:24:01
るぴなす様 あんみょんです!
『ホロビッツの為に』と言う原題は、『エリーゼの為に』から来ているのかな? 原題のままでは日本では難しかったかもですね・・『私のちいさな・・』と言う邦題も、すごく日本らしいなぁ~~ 『私の・・』とかつけるの、好きですもんね。


キョンミンが、ドイツ人の教授の家のクリスマスパーティーの時に、一人で一生懸命、どこにピアノがあるか家の中を探しに行きますね。
そして、やっと見つけた!って、弾き始める前にジスの前でお辞儀をするところ。 ほんとにかわいいなあ~

キョンミンが旅立ち、自分の部屋に戻ったジスの目に、
キョンミンが使っていた、お茶碗やカップや、スリッパが映る。
これホント、たまらなかったです。
一人泣くジスの姿の後、ジスの部屋のドアの外に立ち、そっと
悲しみを分かち合うグァンホの姿が。。。これがよかった
パク・ヨンウさんはこれで初めて見たんです。
本当にこんな方じゃないか、と思ってしまうほどこのキャラはこの人がいい!やっぱ、『男は愛嬌!』 そして後半(ラスト)で出てきたときの、雰囲気の違いも、すてきでした。


ショパンの『別れの曲』と言う題は、日本でつけたもので、原曲にはそういう名前はないって聞いたことがあるんですが(そうなんですかね?)
もしかしたら韓国でもこの曲には日本と同じ題名がついているのかな
『別れの曲』がこんなに上手く使われているのがね~素晴らしく印象的でした。

キョンミンのおばあちゃんは、もしかしたらほんとは深いところで
キョンミンが音楽の世界に向かうことを望んでいたのかな
別人のような表情で微笑む場面がありましたよね そう言う意味だったのかな
キョンミンのお母さんが、ピアノを弾く人だったことも、写真で分かりましたものね。


その人のことを思えばこそ、苦渋の選択をせねばならない時って、
やはりあると思いますね。 「育てる」ものにとってはやはりそうですね。
ジスがピアノの世界に対して持っている複雑な劣等感、自分の才能の限界とキョンミンを心から愛する気持ち。この間で苦悩するジスの姿を、オム・ジョンファさんがすごく上手く演じていました~

最後に出てくる、成長したキョンミン。
この方、ピアニストのキム・ジョンウォンさんと言う方なのですね。
とっても気になる方ですわ~
ドイツ語のあとの韓国語がじ~んと心に染みた・・・。


またまた雪が好きになっちゃいそうな映画でした♡
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Unknown (るぴなす)
2011-10-16 00:57:34
トベニさん☆

よく映画レビューで「ホロビッツの為に」というタイトルは目にしていて
わりと皆さんの評判も良くて、どんな映画か気になってたんですよね
邦題とあまりにも違うのでしばらくこの映画だとはわかりませんでした^_^;

音楽を扱った映画っていいですよね
キョンミンが本当に素晴らしくピアノが弾ける上に
お芝居も上手いってことが本当にビックリです

パク・ヨンウ氏はお初だったんですね
いいでしょ
温かいココアみたいな雰囲気で☆
シリアスな役やカリスマある役もいけるんですよ
いい俳優なんですよね~(#^.^#)
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