きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

蜩ノ記

2015年01月08日 | 日本
「蜩ノ記」は11/21、地元の映画館で最終日のラスト上映に観ました。
どうしようかずっと迷ってて、レンタルまで待つかと思いつつも、岡田くん~間に合ったよ。
書きそびれちゃってましたけど、官兵衛お疲れさまと、祝☆紅白初出場の思いを込めてレビューしようと思います。

うっすらと内容を知ってたから自分がどっちに感じるかなぁって思ったけど、途中からじんわりと泣きながら観ました。居ずまいを正す映画でした。

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で、先ず、、紅白ですが(←そこからかい)

「WAになっておどろう」
木村君がビックリするくらいのクオリティで一緒に踊ってて良かったね。
嵐もバックダンサーすれば良かったのに(TVに映る場所で)

V6の袴姿の舞いは坂本君が上手で流石でした。そして岡田君の立ち姿が綺麗で存在感が際立ってた気がする。さすが殿だーって思ったもんね。
(岡田君を見るたびに髪はどこまで伸びたのか気になって仕方ない)

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「軍師官兵衛」は久々の大河でした。
昔は欠かさず見てたけど、いつ頃からか全く観なくなってた。
一番面白かったのは中国大返しのあたり、歴史もののダイナミックさが大河の魅力だけど、
官兵衛っていう素材が、歴史的に派手な存在じゃないからね、そういう意味では地味だったのかもしれない。でも私は凄く面白かった。
信長から秀吉、そして家康へとゆく、一番よく知られる時代を官兵衛というまた違う視点から見ることができて、岡田君の歴史に対する興味や愛情も含めのドラマ鑑賞は、私もまたいろいろ歴史ものを読んでみたいと思えたもん。

いつだったか、来年の大河はジャニーズの誰からしいよ。って噂を聞いて、一年間拘束されるからまさか嵐の誰かじゃないよねって笑ってたけど、そういう理由じゃなくても違ったよね(笑)
そりゃ岡田くんだよね。
「永遠の0」で主演賞を総なめで、今やアイドル枠でなく堂々の俳優部門です。

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で、肝心の「蜩ノ記」の話。
ひとことで言うと美しい映画でした。

撮影地が遠野なんだってね。
昔、釜石に住んでたことがあって、遠野は峠を越えて良く遊びに行きました。
かっぱ伝説の地。
当時、まだ子供が小さかったから、山菜を取りに行ったり、キャンプに行ったり、ホントに良く行きました。

日本の四季の風景の美しさとともに崇高に生きた武士の話。
夫が(父が)10年後に切腹をすることを覚悟しながら、静かに穏やかに暮らす戸田家の家族の暮らしぶりは、見ていて思わず背筋を伸ばさすにはいられません。(できるのはそれくらいですが)

正直、退屈って言っちゃえば退屈なんだけど(それを言ってはおしまい)
現代に生きる私たちにも、日本の武士道の気質(覚悟)みたいなものがほんのわずかでもあるんだろうか、あってほしい。
所作の美しさと日本家屋の美しさ、古き良き日本を感じる作品でした。



蜩ノ記  2014年
監督: 小泉堯史
出演:役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子

年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知る。


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