きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ニワトリ★スター

2020年09月23日 | 日本



成田凌が「楽人を演じるのはボクしかいない!」と言い切ったのなら、、観るしかないっしょ、うん。
過激であるという話を漏れ聞いたので若干迷いつつ鑑賞、ずっと気になってた作品でした。
賛否両論はあるはず、でもエネルギーが溢れまくっててクソみたいで、熱くて、私はこういうの好き。

全身タトゥーに赤髪のモヒカンの楽人はもう「ボクしかいない!」
痩せて尖って何かを抱えながら全部諦めてる風でもあり、何にも納得してなさそうでもあり、彼を観るだけでも価値あり。

前半はすんごかった。エロとグロと暴力で悪趣味すぎて、全然ダメな人はダメなやつ。
比較的平気な私でさえ、辛すぎて目を覆ってやり過ごすシーンもあった。
正直しんどかった、私がここまでしんどいのは稀有だわ。

いよいよどうしよもなくなった時に現れた鳥肌さん。
ストーリーとしては破綻してるけど、そもそもこれはファンタジーだったんだ。
地獄みたいな世界でも救いはあると信じたい。
暗黒でもがき苦しんでたのに、ラストは一転して、、、
落差が激しすぎたんだけど、あまりに辛かったから世界の明るさで私自身が楽になった。

意見はもろもろあるでしょうが、私は素直に泣きました。
よかったよ、最後が理不尽な世の中じゃなくて。

エンドロールで高良健吾の名があったので、終わってから調べましたわ。
なるほど、そんなところにいらっしゃったとは(笑)

エンディングもちゃんと伏線あったし、なーんか幸せな気分で終わったので良かったです。




ニワトリ★スター  2018年  ☆☆☆☆
監督:かなた狼
出演:井浦新、成田凌、紗羅マリー、阿部亮平、津田寛治

雨屋草太(井浦新)と同居人の星野楽人(成田凌)は、深夜のバーでアルバイトをしながら、ひそかに大麻を密売していた。二人の周りには不良たちを陰で操るヤクザの八田清(津田寛治)や、DVの恐怖におびえる覚せい剤中毒のシングルマザーの知花月海(紗羅マリー)といった厄介な人々が暮らしている。やがて、草太と楽人に予想もしなかったことが起こる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿