成田凌が「楽人を演じるのはボクしかいない!」と言い切ったのなら、、観るしかないっしょ、うん。
過激であるという話を漏れ聞いたので若干迷いつつ鑑賞、ずっと気になってた作品でした。
賛否両論はあるはず、でもエネルギーが溢れまくっててクソみたいで、熱くて、私はこういうの好き。
全身タトゥーに赤髪のモヒカンの楽人はもう「ボクしかいない!」
痩せて尖って何かを抱えながら全部諦めてる風でもあり、何にも納得してなさそうでもあり、彼を観るだけでも価値あり。
前半はすんごかった。エロとグロと暴力で悪趣味すぎて、全然ダメな人はダメなやつ。
比較的平気な私でさえ、辛すぎて目を覆ってやり過ごすシーンもあった。
正直しんどかった、私がここまでしんどいのは稀有だわ。
いよいよどうしよもなくなった時に現れた鳥肌さん。
ストーリーとしては破綻してるけど、そもそもこれはファンタジーだったんだ。
地獄みたいな世界でも救いはあると信じたい。
暗黒でもがき苦しんでたのに、ラストは一転して、、、
落差が激しすぎたんだけど、あまりに辛かったから世界の明るさで私自身が楽になった。
意見はもろもろあるでしょうが、私は素直に泣きました。
よかったよ、最後が理不尽な世の中じゃなくて。
エンドロールで高良健吾の名があったので、終わってから調べましたわ。
なるほど、そんなところにいらっしゃったとは(笑)
エンディングもちゃんと伏線あったし、なーんか幸せな気分で終わったので良かったです。
ニワトリ★スター 2018年 ☆☆☆☆
監督:かなた狼
出演:井浦新、成田凌、紗羅マリー、阿部亮平、津田寛治
雨屋草太(井浦新)と同居人の星野楽人(成田凌)は、深夜のバーでアルバイトをしながら、ひそかに大麻を密売していた。二人の周りには不良たちを陰で操るヤクザの八田清(津田寛治)や、DVの恐怖におびえる覚せい剤中毒のシングルマザーの知花月海(紗羅マリー)といった厄介な人々が暮らしている。やがて、草太と楽人に予想もしなかったことが起こる。
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