きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

キャラクター

2021年07月03日 | 日本



いや、もっ!凄かったんっすよ!Fukaseくん!
不気味でむっちゃ怖い。
最近では「ヒメアノ~ル」の森田剛くんが断トツ凄かったけど、Fukaseくん!甲乙つけがたい感動するレベルの殺人鬼!

家族が惨殺される物語なので、相当に残酷(苦手な人にはおすすめしない)
なんだけど、スタイリッシュでお洒落な感じもあって、タイトルが出るタイミングがかっこいい。
全体的に絵が綺麗な作品だなという印象です。

一線を越えちゃった漫画家の菅田くんと、得体の知れないFukaseくんにフィーチャーしすぎてて、小栗旬くんが出ることすっかり忘れてまして、
小栗旬くんが登場して謎にホッとするという、、前半が猟奇的で怖すぎた、それだけ怖かったんですよ、マジ。
なので、中盤ええええーーっとびっくりしました。

絵は上手いのにキャラクタ造詣が苦手な漫画家がキャラクタ(殺人鬼)に絵を描かされている特殊な状況が起きて、
でも結果として、キャラクタ(殺人鬼)は創作された作品に影響されて模倣するという複雑な状況。
クライマックスは現実と創造物がクロスする展開で、とてもよくできてる。

ラストもね、これ解決しとるんですか???って言いたい。
あなたそんな無防備で大丈夫ですか?って声を大にして言いたい気分で終わったので、本当に怖い映画でした。
怖いっていうエンターテイメント、面白かったです。




キャラクター  2021年  ☆☆☆☆☆
監督:永井聡
出演:菅田将暉、Fukase、高畑充希、中村獅童、中尾明慶、小栗旬

漫画家のアシスタントをしている山城圭吾(菅田将暉)は、画力は高いが、お人好しな性格のためか悪役をリアルに描けない。ある日、圭吾はスケッチに訪れた一軒家で、殺害された家族と犯人(Fukase)の顔を見てしまう。圭吾は犯人をモデルにキャラクターを創り上げ、ついに売れっ子漫画家になるが、漫画をなぞるような事件が次々と発生。そして、犯人の男が圭吾の前に現れる。

21本目


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