きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

マイウェイ 12000キロの真実

2012年01月12日 | 韓国
マイウェイ 12000キロの真実(原題:마이웨이) 2011年
監督:カン・ジェギュ
出演:チャン・ドンゴン、オダギリ・ジョー

マイウェイ


映画「マイウェイ 12000キロの真実」の舞台挨拶付先行上映会に行ってきました
会場は札幌シネマフロンティア
今日も寒いけど、昨日もホント寒かったんですよ
最高気温が-5度。。。寒い。。耳がちぎれそうに痛かった
夕方札幌に到着したカン・ジェギュ監督とオダギリジョーさん
寒くて吃驚したんじゃないですかねぇ~


監督さんは、この映画は戦争映画というより友情の話だというようなこと話されてました

オダギリジョーさんは、話を聞いたときは受けるかどうかかなり迷ったそうです
日本だと撮影はせいぜい3か月から4か月くらい
でもこの映画は1年以上も費やした
もしこれが良くない出来だったら、こんなに長い期間費やした僕の時間はどうなるんだ、、って
ま、冗談ですよね(冗談とも本音ともわからない話し方でしたけど、ま、冗談でしょー、笑)

撮影してみて、日本と韓国ではどういうところが違いますか?という質問では
「同じなのはカメラの前で演技すること、それ以外は全部違う」と答えてました
苦労したのね

可笑しかったのは
映画の感想に関しては「2時間ずっと自分の顔を見るわけですからあまり感想はない」
私的にはかなり受けまくってしまいました
そーだよねー
自分の顔を、しかもでっかいスクリーンで自分の顔を見続けて
映画が面白かったかどうかって、、正直わかんないだろうなって、超納得したのでした

オダジョーの型どおりじゃない率直なお話の仕方がすごくいいなぁって思った

アジアからノルマンディーまで12,000キロを生き抜き
日本、ソ連、ドイツ 3つの軍服を着て戦った二人の男の話
朝鮮人・ジュンシク(チャン・ドンゴン)は日本軍に強制徴用されノモンハンで辰雄(オダギリジョー)と再会する
ソ連軍の捕虜となるが戦局の悪化で「ソ連軍として戦うか死か」の選択を迫られソ連兵として戦う
ドイツに敗れ辿り着いた大陸の果てで、ノルマンディー上陸作戦が始まる


ともかく戦争のシーンはものすごい迫力の映像で
これだけの映像は日本映画では見たことないし、これからもそんな簡単にできないかも
総製作費20億円だって(ウォンじゃないもんね、円だもんね)
ホント、凄かったです
ひたすら凄かった!

上映時間は2時間25分
長い~~
アジアからノルマンディーまで
日本、ソ連、ドイツの3つの軍服て戦った話だからこれくらいないと納まらないよね
展開がどんどん進むから体感的には長いという印象はなかった

一緒に行った友だちは「ブラザーフット」より面白かったって言ってた
私的にはブラザーフットは号泣しまくった映画で面白かったけど
「マイウェイ」は奇をてらわず、すごく真面目に作られてるって印象
  (そういいつつ真面目に作ってない映画ってないけど気もするけど、、)
泣かせる映画じゃない
作った人たちの一生懸命さが伝わってくる映画でした

驚いたことに韓国映画なのに台詞はほとんど日本語でした
ジュンシク(チャン・ドンゴン)は日本語が話せる設定だから、辰雄(オダギリジョー)との会話は日本語なんでしょうね
ドンゴンさん、すごく自然に会話してました
昔あったでしょ?ちょっと辛く感じるドンゴンさんの日本語台詞の映画
あれを思うと本当に上手でした
そして、改めてドンゴンさんってクセのない綺麗な俳優さんだなぁって思った

オダギリジョーもすごく良かったです
もっとシブい声でバリバリと発声できる人だったら、無敵ですな☆
 (でも、あの風貌であの声だからいいのかな~、あの雰囲気はなかなか他にいないですよね)

率直な感想としては、「これは戦争映画なのか?友情の映画なのか?」って観てる途中で思ったんですよね
ともかく戦争シーンが半端なく見事で、しかもかなりの時間が割いてある
スピード感狙いかなぁ、でもごちゃごちゃして何見てるのかわからなくなるときがあった
迫力があって見応え十分なんだけど、無駄に長い(←身も蓋もない?笑)
戦争映画だったらそこでワクワクドキドキするんだろうけど
やっぱり映画の主題は二人の男の友情にあるんだろうなぁって思いつつ見てたんだけど
そこに思い入れる部分の情報がもっと欲しかった

帝国軍人だった辰雄が徐々に様変わりしていく感じは伝わってきたけど
ドンゴンさんが一貫していい人過ぎる(って友達の感想~)、、確かに
ムッチャいい人だったけど、あんまり何を考えてるのかわかんなかったかも

去年の暮れに韓国で封切られて現在も上映中
ちょっとだけ時期はずれたけど、ほぼ日韓同時上映なんですよね
そこが何ともうらやましいと思ったのでした☆




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuko)
2012-01-14 17:18:33
こんにちは。
natuちゃんのところから 飛んできました^^
この作品 かなり期待してたのですが・・・・
韓国では ダメでしたね。
早々に 打ち切られそうなかんじですね。

25日まで 見に行くことができないのですが・・
キム イングォンさんのカリスマ演技!!と 見た方のレビューがありましたが? いかがでしたか?
キム イングォンさんのファンなので 彼の演技に対しての感想を聞きたいです。
印象に残りましたか??教えて~~。
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Unknown (るぴなす)
2012-01-16 01:32:10
yukoさ~ん☆いらっしゃいまし~(#^.^#)

そっか、この映画韓国では今ひとつなんですね
公開週だけで100万人いったってニュースは見たんだけど
そのあと失速しちゃったのね
なんか、わかる気もするなぁ、、、

レビューもどきで書いたけど、あんまりしっかりとした感想は書いてなかったかも(笑)
面白いか面白くなかったというと
正直、そーんなんでもなかったです(決して、悪いわけじゃないですけど)

理由は、戦争映画じゃなく二人の男の友情の話ならば
もっと二人の結びつきを感じるエピソードが欲しい
それがあんまり感じられないまま、戦争シーンがいくら迫力あっても
やっぱり感情移入は難しいと感じました

で、キム・イングォンさんのカリスマ演技についてですが
もーもーもー、素晴らしかったです
ホント、最初にレビューで触れなくてスイマセンという感じです
役柄的にもとっても丁寧に作られてて、一番感情移入した役かもしれません
当然、演技が素晴らしいのは言うまでもなくって感じでした~☆
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