きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

月に囚われた男

2010年06月19日 | アメリカ・イギリス
月に囚われた男(原題:MOON)  2009年
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:サム・ロックウェル

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宇宙飛行士のサム(サム・ロックウェル)は世界最大のエネルギー企業“ルナ産業”と契約して地球で必要なエネルギー源“ヘリウム3”を採掘するために3年間の契約で月にたった一人で滞在する仕事に就く
地球との直接通信は許されず話し相手は1台の人工知能コンピュータ(ケヴィン・スペイシー)だけ、愛する妻と幼い愛娘の通信映像を見て気を紛らわす毎日
常に孤独感に苛まれた日々だったが任務終了まあと2週間だった
ある日、サムは月面車で事故を起こして負傷し気をうしなう
やがて医務室のベッドで目覚めたサムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する


究極の単身赴任(笑)
もうちょっとファンタスティックな映画をイメージしてたけど
全然違いました
自分が存在するってなんだろう、、って考えちゃう

登場人物はサム・ベル(サム・ロックウェル)ただ一人

話相手は人工知能ロボットのガーティーだけ(彼がいろいろ面倒を見てくれる)
月でたった一人で暮らすのは想像を絶することだけど
基地内には運動するシステムもあって
重要な仕事もあって
なによりそれで地球のエネルギー危機が救われてるんだもんね
すごいやりがいのある仕事です

3年の契約期間ももうすぐ終わるし
映画の始まりはけっこう快適だったんです(笑)

それがある事故をきっかけにして
絶対にありえ得ない状態になって
その謎が解けるまでが
この映画の見所でした

ロボット(人工知能)のガーティーとか(声を担当してる人は超有名な俳優さんらしい)
ビデオメッセージで家族は登場するけど
登場するのはサム・ベルだけ
途中から他の彼が登場するけど(さらにもう一人も、笑)
これはすごいアイデアだわ


謎が解けたら

ひたすら愕然として

愕然としたあとには、解決もなにも、、、


派手なアクションもないし
激的な解決もしない
果てしない宇宙で
主人公はひたすら孤独で

あ~~、人間の存在ってナニ?って思う映画でした
アイデアひとつででこんな斬新な映画が作れちゃうんですね

面白かった☆

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