自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

風景を語る②~人々の暮らしと自然

2008年02月03日 17時05分49秒 | セミナー・研修

2日目は スノーシューで歩きながら風景を見て回りました。
まずは、昔は畑が広がっていた寿都町歌棄の段丘面を散策。

思いのほか雪が少なく、段急斜面を登るのに苦労しましたが…
昔の人はこの段丘斜面を
水や肥やしを担いで登ったことでしょう。



そして 段丘面は畑の段差や
子供たちがおやつとして食べたであろうスモモの木
畑が使われなくなって植えられたカラマツ林
じわりじわりと畑(すでにススキ野)に攻め寄るササ



動物の足跡や食痕、さえずりなど
歴史と自然が織り成す風景に出会いました。

午後は、またまたスノーシューを履いて海岸へ
カシワやイタヤカエデの防風林が受ける
風の強さを見て、感じることもできました。

 

寒い冬ですから
笹も鼻をたれていました!!

地域のことを知っているようで知らないことがまだまだあります。
それが語り継がれていくように
歩いて、見て、話を聞いて、記録していきたいです。

まむ